猫雑記20091228

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ガラ

ふにゃふにゃ～ん

Dec. 28, 2009

2009年12月28日　月曜日

朝は小雨が降り、放射冷却が少なかったせいか暖かかった。

窓拭きや家具を動かしての大掃除は今年も出来そうもないけれど、毎日何度も掃除機を掛け、雑巾掛けをしているのだから、まあよしとしておこう。

後はキッチンの換気扇フィルタを交換して、猫たちの毛布やベッドを新年には全て洗い立てに替えてやれれば御の字だ。

我が家で一番大事な雑巾掛けなのだが、膝が痛くて出来ない日がある。座りっきりで一気に出来ればまだしも、立ったりしゃがんだりを繰り返すのが辛い。

そんな時に思いついた掃除の仕方がある。

勿論、掃除機でガーッとやるだけなら問題ないのだが、先ずは埃や猫毛を舞い上げずに拭き清めたいじゃないか。その方が細かい部分にも目が行き届くし。

ミカンの皮を小さく千切ったものを、２～３個分床に撒いてしまう。それをそっと箒で掃いて行くのだ。

ホコリを立たせず、猫の毛を舞い上げず、ミカンの皮の湿り気とオイル分とを利用しながら綺麗に掃き集められる。勿論、お茶殻を撒いて掃く昔の人の知恵の応用である。

お茶殻だと、上等なお茶の葉では薄くて柔らかくて床に張り付いてしまうし、力をこめて掃き集めようとすると溶けるようにこびり付いてしまうのだ。

かと言って、二人きりの所帯に掃除用に番茶も買えない。残り少ない人生の時間だもの、美味しいお茶だけ飲みたいよ。

新聞紙を濡らして千切ってお茶っ葉代わりにするという方法もあるようだが、新聞のインクで汚れてしまわないか心配だ。

ティッシュを濡らして撒いてやった事もあるのだが、今の季節には家にたくさんあるミカン・・・その皮を有効利用出来るんじゃないかと思って試したところ、掃除後の香りも良くて「バッチグー」だった。

オレンジのオイルのワックスもある位だから、これはなかなか使える方法では無いかと自画自賛している。

これからまだまだミカンの季節は続くし、グレープフルーツやハッサク、ネーブル・・・色々と試してみようと思う。

幾らママレードやピールを作るのが好きだとは言え、全ての皮を食べきれない。

「ＥＭボカシ」を作るにしても、ミカンの皮とお茶殻ばかりではあまり発酵が進まない。じゃが芋の皮やらリンゴの芯、バナナの皮など糖分や澱粉質の多いものが加わってこそ良いボカシが出来るようだ。

そんな訳で、柑橘類の皮は捨てている事が多かった。でもこれからは、皮を剥く楽しみが増えた。中身を食べるのは勿論だが、掃除にそのまま使えるなんて。

ほんのり良い香りが床に残り、掃除の効用が倍になる気がする。

と言っても、皮の組織を破壊してオイル分を出させるような使い方ではないので、オレンジのオイルが果たして猫に良いか悪いか・・・などという心配をする必要は無いだろう。

昨日の話題の続き。

今日、買い物をした店のレジの人に何か言われたのだが、声が小さくて聞こえなかった。

それで私は咄嗟に聞き返した。「はい？」と。

そこには申し訳ない気持ちもあったので、尻上がりに「はい？」という抑揚ではなくて、生徒が先生に呼ばれた時の返事のような感じで言ったつもりだが、相手にはどう伝わっただろう？

だけど良かった。咄嗟の本能的な反応だったけれど、少なくとも「えっ？」とは言わなかった。

私もこうちゃんに対しては「えっ？」どころか「は～ん？」などと酷い言い方で聞き返す事がしばしばあるのだけれど・・・いけませんね、そういう事では。

一番大切にしたい相手に手抜きをしてはダメじゃん。でも、ついつい気が緩むのよね、身内には。

今度からは「ちょっと聞こえなかったから、もう一度言ってくれる？」と丁寧に優しく言おう。

言葉をケチってばかりいると、頭の働きもどんどん鈍くなるみたいだしね。

この歳になると残り時間が少ないのだから、共に歩む事を選んだ人とは、もっと丁寧にたくさん話したい。

猫の幸せだけを考えて日々を過ごし、愛するたった一人の家族との触れ合いが疎かになってはいけないのだ。

よし、たくさん喋るぞ、ボケ防止にもなるしね。

ガラ

もっと撫でて～

Dec. 28, 2009