《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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レン

んもう、カイ君てば・・・

Dec. 29, 2009
レン
2009年12月29日 火曜日

寒い。

明日は暖かくなるらしいが、暖かいのは明日だけとの予報だ。

大晦日も元日も寒いらしい。やだやだ。






12月27日に、おうすけさんの子供にして戴いたラブちゃんが安らかに旅立った。

腎不全と診断されて9ヶ月、おうすけさんとラブちゃんは共に闘い、とっくに限界を超えていたのに幸せの中で頑張り続けた。幸せだからこそ頑張ったラブちゃん。



相談を受けた多頭崩壊現場からのSOSに手を挙げてくれたおうすけさんに、私は迷わずラブちゃんをお願いした。

元の飼い主が手放す気持ちを変えてしまった事と(多頭崩壊ではよくある結末だ)、当事者の事情もあってこのSOSは消失させたけれど、ラブちゃんとあと2匹が救い出せた。



短い鼻と丸い顔、大きな目、何か言いたげな口元・・・どこをとっても愛くるしいラブちゃん。それまでにとても苦労して来た子なのに、お姫様のような気品が漂う子だった。

電話を戴いた際のおうすけさんの声は、ラブちゃんを愛し抜いたお母さんとしての誇りと、そして愛らしいその身体がなくなってしまった哀しみと、そしてラブちゃんの魂が共に永遠に寄り添う喜びとに満ちていた。

お報せを戴いたメールだけでは私も辛かったけれど、おうすけさんの声を聞いてとても幸せな気持ちになれた。

間違いなくラブちゃんは、おうすけさんの子供として幸せに満ち満ちて旅立ったのだ。そしておうすけさんも、ラブちゃんとの出会い、そして共に闘い抜いた事をを心から幸せに思って下さっていた。



この闘病期間、どれだけの精神的・物理的負担があったかは想像に難くない。ラブちゃんよりも、おうすけさんの苦しみが手に取るように解っていたから、私も辛かった。



昏睡状態に近かったのに、退院させて家に入った途端、ラブちゃんは2度しっかり鳴いたと言う。

解ったんだね、大好きなおうちに帰った事が。そして嬉しかったんだね。



本人(猫ですが)とは会った事が無いのに、どうしても忘れ難い子だった。アインとそっくりな顔立ちや態度を、おうすけさんの日記で見ては温かい気持ちになった。

この目、この口元・・・ちょっと得意げなラブちゃんの表情
女の子らしい仕草や、気品のある表情のラブちゃん
短い鼻も魅力だったラブちゃん

幸村さんにラブ♪でしたっけね・・・
幸せのひとコマ・・・勿論大好きな幸村さんと一緒
安心してゆっくりお休み、ラブちゃん

これ以上無いと思える程、理想的な穏やかな最期を過ごせた幸せなラブちゃん。パパとママに見守られ、撫でられながら眠るように逝った。



おやすみ、ラブちゃん。

今度生まれた時は、おうすけママのところに真っ直ぐ辿り着きなさいね。








カイルがタマちゃんに対抗意識剥き出しだ。

タマちゃんが部屋の真ん中で鳴いていると、素っ飛んで行ってタマちゃんを押し退けてしまう。

だけどタマちゃんは全然めげないし、威嚇もしない。カイルより肝が据わっているし、きっと精神的に大人なのだろう。

デカい図体をしているくせにぶーちゃん部屋では末っ子のつもりのカイルは、自分の名前が最優先で連呼されないと嫌なのかも知れない。

今までにも増して「カイ君、カイ君」とたくさん呼んで、時には威嚇されながらもたくさん撫でるようにしている。



1匹増えると、その新入りへの手間が増えるだけでなく、先住猫たちへのケアも意識して今まで以上に増やしてやらないといけないから、だから多頭生活は時間が掛かるのだ。

ますます寝る時間は少なくなり、料理は手抜きとなる。仕事も切れ切れにしか出来ないので能率が悪い。



でも、それは幸せな悲鳴である。

タマちゃんの参入で、カイルは着実に甘えたがり屋になった。野良時代にはコブラのように飛び掛って来て威嚇していたカイルが、今ではゴロゴロ言いながら目を細めて撫でられる事を求めている。

しかしそれでも人馴れの度合いで言えば、カイルはまだまだ「家庭内野良」のグループから脱してはいない。



それはオスたちにまでモテモテで、どの子に対しても気の良いレンとて同様だ。

しかし頭や背中を撫でる事が出来るレンやカイルは、全く触らせずに逃げてしまうジニーやシャイン、タマちゃんやタムと比べれば、遥かに「家猫」路線を行っている。

そんな家庭内野良たちが、血の繋がりも無い同士で猫団子を作り、互いに甘え合ったり思いやり合っているとしか思えない様子を見せてくれる事の喜びは、寝不足になろうと家計が多少苦しくなろうと、それに勝る喜びや幸せを感じさせてくれる。

だからこの生活が続けられる。バランスとしてはプラスの方が多いのだ。





色んな容貌の猫が居て、色んな性格や感性があって、色んな過去を背負っていて、色んなステージに居る猫たち・・・

猫も人間も何ら変わりない。

寿命の長さに違いはあるけど、猫の寿命がチンパンジー程もあったら、私はこんなにたくさんの数を抱えられなかっただろう。

お別れはいつだって悲しく寂しいけれど、見送る側としての責任が果たせるよう頑張って生きなきゃ。
レン

甘えん坊なんだから

Dec. 29, 2009
レン
カイル

甘えん坊なんだよ〜

Dec. 29, 2009
カイル

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