テト
今日はボクを・・・
Jan. 21, 2010
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2010年1月21日 木曜日
昨夜はあまりの強風に驚いてベランダに出てみると、雨も吹き込んでいた。
嵐のような夜半。
午前3時頃にはちょっとした地震もあり、不安を掻き立てる条件が勢揃いだ。これで雷でも鳴れば最悪。
朝には風雨は止んでいたが、「大寒」だったというのにどうしてしまったのか春爛漫で、春の嵐までおまけにつけてくれたようだ。
つけてくれたって、誰が?
人智を超えた天のエネルギーというかパワーでしょうよ、きっと。
昨日予告した嬉しい事を2つ。
ひとつは新たに出会った飼い主さんから戴いたお写真が、飼い主さんの愛情ある視線や丁寧なケアがほのぼのと伝わってくる素敵な画像だったので、ご披露させて戴く事にした。
私も猫飼いのスタートはアメショー3匹、しかも家族だった。
だから純血種の弱さをよく知っている。
ここでご紹介したアメショーのリオちゃんもスコティッシュのふぅちゃんも、鼻気管炎を持っていて、ちょっと油断すると目も鼻もガビガビになってしまうそうだ。
そして耳の中の酵母菌や顎のアクネ、口内炎の兆しもあると言う。
飼い主さんに私の体験をお伝えすると、直ぐに実践して手応えを感じて下さった。
直ぐに実行する人と、聞くだけ聞いて、つまり言わせるだけ言わせておいて信用しない(実践しない)人といるけれど、こちらもエネルギーを使って親身になっても無駄だと解るとガックリしてしまう。
ま、それは私に人徳が無いという事なのかも知れないけれど、直ぐにお奨めした事を実行して結果を出して喜んで下さると、私としては物凄く嬉しい。
飼い主さんは小さな命に対する愛情深いのは勿論、詳しくは書かないけれど、日本の生体販売やペット事情への疑問や正義感もお持ちで、実際に自分の手を使って、その信ずるところを行動して来た経緯がある。
みんな一緒だと思った。
ミックスよりむしろ体質も精神的にも弱い純血種だからこそ、人の手を必要としている部分が大きいという事もある。
大切なのは、目の前の問題から目を背けずに、自分に出来る事を行動する事だけだ。
出来る内容は人それぞれで違うし、同じ人間でもその時その時でキャパシティも事情も違う。だから完璧な事が出来そうもないからと言って一切手を出さないよりは、出来る事を精一杯やってみる事、そして少しだけ自己犠牲を伴って行動してみる事だ。
何故、自己犠牲が必要か?
何も犠牲にしないで済む善行よりも、少しだけ無理をして頑張ってみた方が自分自身を成長させられる事が確かだからだ。
自分が成長出来る事の喜びを知っている人は、それがどんな事にも勝る程の喜びである事も知っているだろう。
「成長する喜びのために頑張る」
女流プロ囲碁棋士の梅沢由香里さんが、7年もプロ試験に落ち続けて自信を失いかけていた時、本当に自分がやりたい事は何だろう?と自問し、囲碁を通して成長して来た自分に気付いて、頑張る力が持てたと言っていた。
努力する事は辛く苦しい。
だけど努力し、少しだけ自己犠牲を伴って頑張った結果、少し成長した自分を自分で褒める事が出来た時の喜びは、誇らしくもあり生きる意義も見出せる。
その喜びを持たない人は不幸だと思う。
私がサイトを開設し始めた頃、「愛護やっているのに、どうしてアメショーなんか飼ってるの?」と責めた人がいたけれど、既に長年アメショーと暮らしているうちに、たまたま野良猫との出会いがあって保護が始まったという事であって、里親募集サイトを開設してからわざわざアメショーを飼った訳じゃない事は、ちゃんと読んでくれたら解りそうなものだ。
それに、純血種だって幸せに生きる権利があるでしょうよ。
だけど、言い掛かりを言う人には何を言っても無駄なのだ。
野良猫出身だからと言って、或いは雑種だからと言って、純血種に劣るとも汚いとも思わないし、実際そんな事実は無いのだけれど、逆に純血種だからと言って毛嫌いするような愛護精神は如何なものか。
時に極端な「原理主義」のような考え方に出会う度、ウンザリする。
それに私がやっている事は「愛護活動」とは思っていない。
猫好きの猫飼いとしてどうありたいかを言っているだけ・・・そして野良猫のエサやりも保護も、一般市民として当たり前の事をして来ただけだ。
だけど猫が好きだというだけでは出来なかったし、人として困った事態に遭遇した時にどうするか・・・それがたまたま私の場合、野良猫との出会いというだけだったのだから。
野良猫も純血種も、みんな同じだ。人が無責任に作り出した現状を背景に抱えているという意味では。
だから、この度の新しい出会いは、普通の人と普通の人とで価値観や志が理解し合えたという手応えがあって、尚更嬉しいものだった。
さあ、そして「よつばちゃん」のご報告に行こう。
(よつばちゃんをご存じない方は>>こちらをご参照下さい)
先ずはこちらの動画をご覧戴きたい。
よつばちゃん ママに甘える(動画) Jan. 21, 2010
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次に、よつばちゃんのママからのメールで、動画の背景をご説明しよう。
よつばはケージを出ている時間が長くなってきました。
おもちゃで遊んだり、ホットカーペットの上で寝そべったり・・・
今、米袋に入って遊んでいます。
じゃれてきたのは突然でした。
はじめは体当たりしてきたかと驚きました。(結構すごい力だったので)
正月1日に私と次女だけで私の実家に帰省しまして、3日ほど過ごして帰ってくる予定だったのですが、向こうで私が風邪にかかって寝込んでしまい(インフルだったかもしれないです)帰ってこれなくなってしまったんです。
長女に猫達の様子を聞くと「チビは平気だけど、よつばが非常に機嫌が悪い」とのこと。
もしかしたら忘れられちゃってるかも・・・と心配になってました。
なんとか7日に帰って来まして、すぐよつばの様子を見に行くと、キャ〜キャ〜とおしゃべりを始めました。
これが今年の初鳴きだったそうで、すご〜く嬉しかったです。
そして直後の初甘え、9日の夜でした。
家族みんなで静か〜に大喜びしました。
一時は うちでよかったのかなぁ、他にもっと幸せになれるおうちがあったんじゃないのかな・・・と落ち込んだりしたこともありました、正直言いまして。
でも、今までのいろんなことも体当たりされた(笑)瞬間に全部ひっくり返りました。
あれもこれも必要なことだったんだと。
今日は階段の上り下りをして遊んでいました。
すっかりストーカー化してます 私。 |
よつばちゃんの兄弟として迎えて戴いたおチビちゃん達・・・かい君・さく君とも、いつの間にかこんなに仲良しになっていた。
流石、甘え上手の茶トラ・・・と言うべきか。
よつばちゃんが猫と仲良く出来る子だという事は、預かりさんのお宅で解っていたけれど、実際にこんな様子を見る事が出来る日が、こんなに早く来ようとは・・・。
よつばちゃんと関わったみんなが幸せになれた。
だけどそれは、よつばちゃんのママとよつばちゃんが慎重に、だけど強い信頼の中でいじらしい程の努力を重ねて来た結晶だという事を忘れてはいけない。
ただの「めでたし、めでたし」ではないのだ。
新しい猫を迎え入れた人たちは、きっとみんな苦労しているだろうと思う。私だっていつもそうだ。
どうか諦めず、猫の気持ちを優先して考え、判断のバランスを大切にして欲しい。 |
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それでもどうしても折り合いがつかないケースがあったら・・・その時は部屋を分けても仕方ないんじゃないかな。
うそれにしても、うちのタマちゃんもいつの日か、よつばちゃんのように甘えてくれないかなあ・・・
ま、元気でいてくれたら良いんだけどね。
あとは少しだけ、その精力的な鳴き声を小さくしてくれるともっと有り難い。 |
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テト
たっぷり見てね
Jan. 21, 2010 |
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Jan. 21, 2010 |
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男らしいボク
Jan. 21, 2010 |
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テト
だからもう弱虫なんて
Jan. 21, 2010 |
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テト
呼ばないで
Jan. 21, 2010 |
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