猫雑記20100225

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ゴマ

キイボードカバーの上

Feb. 25, 2010

2010年2月25日　木曜日

天気予報通り、暖かい。

いや、２月だという事を思うと暑い位かも知れない。

寒いよりは有り難いのだけれど、あまり極端な天候は却って不安になる。「普通」なのが良い。

暖かいせいか、ゴマが今日はあまり膝に乗らない。

昼間、チータの子育ての様子をＴＶで見ていたゴマ。私はＰＣに向っていたので殆ど見られなかったけれど、代わりにしっかり見ていたようだ。

赤ちゃんチータたちを見て、自分の子供たちを思い出すのだろうか。時々小さく鳴いていたね、ゴマ。

野良だったゴマ・・・あのまま野良で子育てしても、きっと小さな身体では５匹は育てられなかっただろうね。

しかも雨の中の出産で、私が発見した時に既に産まれていた３匹はずぶ濡れ、体温も下がって冷たくなりかけていたのだから。

あの晩の事を思うと、多少我が儘でも、甘えているうちに強く噛んでも、ゴマが生きていてさえくれれば何でも好きにしていいよ・・・と思う。

ゴマへの借りを、一生返せないだろう。

複雑な思いを抱えて、何でも私と同じつもりで生きているゴマは、紛れも無く私の分身なんだろうね。いつも一緒、いつも大好き、私の大事なゴマ。

でも関節を噛むのはやめてよね。痛いんだから。

ゴマ

カバーしたって事は

Feb. 25, 2010

ゴマ

仕事完了ね

Feb. 25, 2010

以下は、昨夜、頑張って作ったお惣菜の全て。

山うどは普通のうどと比べて小振りで高い木が擦るけれど、香りの強さで勝る。

２本も皮を剥いて刻んでいると、ヤニで手がベタついてくる。酢水でアクを抜きながら、キンピラ用の皮の千切りと、酢味噌和え用の白い部分をスライスする。

皮のキンピラを炒めながら、ワカメを戻し、酢味噌を作る。

まだこの先、煮物の下ごしらえもあるしお米も研がなくては・・・と思うと、段取りが厄介で忙しくて苛々してくる。最近、何品も作る事は避けていたから、余計に面倒臭さばかり感じる。

新じゃがは小粒で皮も薄いから、皮を剥かないで調理するつもりだったのに、やっぱり皮が気になってしまって剥くハメになる。面倒臭いったらありゃしない。

白滝のアク抜きも別鍋でしなければならず、ああ面倒臭い。でも白滝、好きなんだもの・・・。

煮込みと同時にご飯を炊き始め、全部終ったら料理スタートから２時間も掛かっていた。

普段はこんなに料理に時間は掛けない。お米を研いで炊飯器にセットし、炊き上がるまでに作れる程度のものしか作らないのだ。

だから大抵は４５分くらいで作れるものが全てだ。今夜はうどの皮の刻みに時間が掛かって、ベタベタするから余計に苛々して疲れた。

でも、頑張った甲斐があり、どれも美味しいとこうちゃんに喜ばれる。特に山うどの香りが素晴らしくて、酢味噌和えも皮のキンピラも絶品でした。

蕪の浅漬けも爽やかで美味しい。

いずれもたっぷり作って残ったので、今日の昼にもまた食べた。ご飯も４合炊いて１杯ずつラップして冷凍しておいたので、チンすれば済むのだ。

仕事が忙しい時期は特に、お昼に手抜きが出来るのが嬉しい。しかもお弁当なんか買って来るより、家のご飯が一番美味しく感じる。

本当は「元盛」が長期のお休みでなければ、あの店でランチするのが安上がりで美味しいのだけれど、営業再開の３月７日までは、３食とも自分で頑張って用意しなければならない。

もう、他の店で食べる気は起きないのだ。

安い店は美味しくないし、多少高くてもそんなに美味しくない・・・手ごろな値段で美味しい店なんか、行ける範囲には無い。

実家の母は喜寿を過ぎたのに、まだ父の為におさんどんを頑張っている。今でも、昼に麺類の時は天麩羅を揚げると言う。

私も負けてはいられない。容色では劣るので努力で勝らねば「いいとこ無し」だというのに、努力に於いても子供時代から負けている。

そもそもが怠け者なんだな、私は。誰の血だ？

一人暮らしの女性なのに、ナナちゃん（>>仮名：こうちゃんで募集してしました）の里親さんがとても丁寧な食生活をしているのに刺激されて、私も心を入れ替えて料理ももう少し頑張ろうと思う。

残り時間も少なくなってきたこの人生だからこそ、間に合わせの不味いものは食べたくない。

こうちゃんをエサで釣った頃の初心に戻り、母のようにエサ作りにこそ心をこめないとダメだ。

しかし今夜はちょいと手抜きをして、明日また頑張ろう。

毎日マメに調理するのは無理だ、今の仕事量と衰えた肉体では。

山うどの酢味噌和え

Feb. 25, 2010