《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ガラ

ガラちゃんも吐いたの

Mar. 26, 2010
ガラ
2010年3月26日 金曜日

今、これを書いているのは27日の夕方。

だからこれから書く内容に心配しないで欲しいのだけれど・・・





25日の晩、キューキュー車に乗っちゃってさぁ・・・近所の人は見物に出て来るし(物見高いなあ・・・もう!)もう恥ずかしいったらありゃしない。



具合が悪くなってから2時間近くは薬を飲んで我慢していたのだけれど、だんだん呼吸も苦しくなって、いよいよお別れの時が来たかな・・・と覚悟しましたよ、あん時は。

でも、こうちゃんが遂にキューキュー車を呼んでしまったので、仕方なく乗せられましたよ。



キューキュー車って、あんなに揺れるとは思わなかった。ストレッチャーに寝かされて入るときも、凄い衝撃があるんだな。

この辺りの道が悪いせいなのか、兎に角揺れて揺れて、気持ちが悪くなって2度も車の中で吐いた。

胃はカラッポなので、胃液がビチャーッと2度ほど勢いよく出た。この吐き気は病気ではなくて、車酔いだと思う。



因みに、ちゃんと宣言してから吐いたので、用意されているゲロ袋に吐きましたから、どこも汚してはおりませんよ。





舅の入院や付き添いですっかりお馴染みの井田病院に運び込まれて、そこから長い夜が始まった。

先ず、当直の医師を呼んでいるのに「出ないのよねえ・・・」と看護士さんの言葉が聞こえる。

やっと折り返し電話が入り、救急で患者が入りましたと伝えていたけれど、それでもまだなかなか現れない医師・・・やっと来たかと思ったら、物凄く煙草臭くて、今の今まで吸っていましたという感じ。

全身からも口からも煙草臭くて、吐き気が甦った。



診察や処置よりも、カルテだかカードだか作る為のPC入力が優先らしくて、私は苦しい息で待たされ続ける。こんなに放置され続けるなら、キューキュー車なんか乗る価値は無いね・・・とますます後悔した。



既往症を話しているのに、今痛む場所しか関心がないらしく、血圧、血液検査とレントゲン、そして心電図をとっただけで、あとは痛み止めの注射と点滴を2本入れて、家に帰って良いと言う。

何もかも面倒臭そうで、検査結果の説明も不親切。

こんな医者に担当して貰っても、既往症の事もあるし、ややこしいだけだから早く家に戻りたかった。



だけど苦しいのも確かで、それを何とかしてくれよ!と言いたいのだが、口を利くのも声を出すのもしんどい。

おまけに吐き気も止まらず、かと言って吐くものも無く、胃液が溢れてくると、また「ビチャーッ」と吐く繰り返しだ。

寝ながらずっと取っ手の付いたゲロ容器を握り締め、何度も吐いていたらすっかりアバラの辺りが筋肉痛になってしまった。






点滴は2本で6時間近く掛かったので、その間、こうちゃんには帰宅していて貰った。こうちゃんもキューキュー車に同乗して来ていたので、タクシーで帰った。

少しでも寝ておいて欲しいし、猫たちの事もあるし・・・幸い井田病院は近いので、点滴の1本目が終る頃には車でまた来てくれたのだが、2本目を始めるにあたってまた帰って貰った。

付き添って見ているのは、さぞかし疲れるだろう。

こうちゃんに点滴してやって欲しい位だよ。





2本目の点滴が終る前に、看護士さんが入院を強く勧めてくれた。

家に戻ると、また無理をしてしまうでしょう?と心配してくれている。もう1本、点滴を入れる事になると思うから、針を抜かずにおいた方が良いかもしれないわね・・・と。



入院・・・ああ、何と甘美な響きだろう。上げ膳据え膳、一日中寝ていられる生活、トイレだって車椅子で連れて行ってくれるんだから(いつもじゃないとは思うけど)



でも入院は出来ない。

あまりの苦しさに、一瞬、心が動いたのだけれど、来た時よりはずっとマシになっていたので、2度目にこうちゃんが来てくれた時に連れ帰って貰った。

但し、絶対安静の約束で。





すっかり夜が明けて、帰宅すると朝の8時だった。

そのままベッドに入り、一日ずっと何も食べずに寝て過ごす。まだ呼吸が苦しくて、身体に力が入らず、寝返りを打つ事も叶わない。



なのに私の身体にはゴマが乗る。

こうちゃんがその都度ゴマを抱いておろすのだが、直ぐにまた復活していつの間にか私に乗っている。






夜通し何度も病院を往復させてしまったし、寝ていないのに今夜もタムの通院もあり、こうちゃんは八面六臂の大活躍だ。

申し訳ない、こんな時に私まで具合が悪くなってしまって戦線離脱しているのは辛い。





でも、最初に書いた通り、今は27日の夕方で、こうしてPCに向えるまでに回復している。まだフラフラするけれど、それは痛みで眠れなかったのと、ロクに飲み食いしていないせいもあると思う。

仕事なんか勿論出来ないし、PCすら立ち上げる気も起きなかった事を思えば、凄い回復だ。

私って不死身かも。




そして大きな教訓を得た。

事故で大怪我でもしたとか、心停止でもない限り、キューキュー車なんかに乗るもんじゃない。



いや、悪いのはキューキュー車ではない。

救急隊員と看護士さん達はとても親切で対応も心がこもっているんだけど、救急外来の医者にはああいう不親切で感じの悪い奴もいるんだという事が解った。

全然救急の応対ではないのだから、意味が無い。





結局、どこが悪くて出た症状なのか確定診断は出来ず。

膠原病とは関係なのだろうとは思うけれど、いつぞや同じ症状が出た時には、膠原病を発見してくれた石井先生は、胃じゃなくて心臓の可能性が高いですね・・・と言っていた。

その当時はまだ、狭心症が出たりしなくて、単に胃の上の方が痛いだけだったんだけど。



あれからどんどん不摂生が酷くなり、今に至る。だから自業自得なのだ。





血便や吐血も無く、胃の上部だけ、そして胸が痛いと言っているのに、胃潰瘍しか疑わないんだからな、あのバカ医者。

ま、一時的なものでたいした事は無かったって事だと思う。

ああ損した。





迷惑掛けてごめんね、こうちゃん。






タムはその後も少し食べ、威嚇も元気にするようになっている。

よかった。たとえ残り時間が少ないとしても、もう一度食べられるようになって欲しかったから。

タムの生命力を信じて、あと暫く頑張ろう。
ガラ

苦しかったのよ

Mar. 26, 2010
ガラ
ガラ

だから労わってね

Mar. 26, 2010
ガラ

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