《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ジャム

豚じゃなくて
牛になるの?

Apr. 26, 2010
2010年4月26日 月曜日

今日は予定していた通り、役所や郵便局などを回る。

父が死んだ事で、土地や家、そして僅かばかりの預金の遺産相続の為に、色んな書類を取り揃えなければならないのだ。



一番大変なのは一切を代理で執り行う妹で、私なんか揃った書類に自書して、添付する印鑑証明と戸籍謄本を取り寄せるだけだ。

しかし私の戸籍が東京都内にある為、とても取りに行けないから郵送して貰う為の書類を送った。戸籍謄本の発行に掛かる手数料は、郵便小為替を同封しろとある。

それで郵便局で郵便小為替を買うと、その手数料も取られる。切手は額面だけの料金で済むのに、小為替は発行に手数料が掛かるなんて。



印鑑証明は、日吉駅にある区役所の出張所で直ぐに取れるから楽だ。



妹は明日、会社を休んであちこちのお役所を回ると言っていた。

私も舅が死んだ際に一切の手続きを姑の代理で行ったので、その厄介さは経験済みだ。



先ず、父の年金が母に遺族年金として支払われるよう、社会保険事務所(今は名称が違うのかな?)手続きをする。

窓口に行くのが一度で済むよう、事前に必要書類を電話で聞いておく。

しかし私の場合、それでも電話での説明が不充分であった為、書類が1つ足りずに2度出掛けるハメになった。

怒って「また、あんなに並んで待たされるんですか?!」と言うと、それは担当がその場で受け取らせて戴きますので・・・と平身低頭だった。

当たり前だ。決して家から近くもないし、駐車場だって狭くて、なかなか停められないで苦労するのだ。



それから土地や建物の相続を妹がする為に、「遺産分割協議書」に、相続人全員の署名と実印の押印、印鑑証明と戸籍謄本の添付が必要だ。

更には相続人に漏れが無い事を証明する為に、亡くなった人の「改製原戸籍謄本」というものを取る必要もある。

確か15歳まで遡って、その時点からの戸籍が必要だったと記憶している。

父は生まれてからずっと同じ土地で生きていたので、何箇所にも行かずに済むけれど、舅の場合は、出生した際の戸籍のある所と、結婚して新しい戸籍を作った所、そして長年定住する事になって戸籍を移したこの横浜と、3箇所から取り寄せる事になって、結構大変だった。



会社を休んで手続きや書類集めに回らなければならない妹に代わって、私達が動いてやれると良いのだけれど、それはとても無理だ。

せめて遺産分割協議書くらいは作ってやろう。



勿論、この長女は何も相続しないに決まっている。

父に幾らかでも預金があったなら、それは母が、そしてまた母が死んだ時に相続手続きしなければならないのでは面倒だから、母が住んでいる土地と家屋は妹が相続するのが一番楽なはずだ。



舅は大きな「負」の遺産を残してくれた。

それは本当に私達を苦労させてくれた。あんな事実があると知っていたならば、何かあると直ぐに「出て行け」なんて言われずに済んだかも知れない。



しかし、それも全て昔話、そして笑い話となった。

今は、何よりも欲しかった自由がある。二人きりで、何も気兼ねせず、ぐうたらの居候のような扱いもされる事無く、猫を飼っているくらいで「出て行け」なんて怒鳴られもしない。



3匹でも毛嫌いしていた舅が、32匹もいると知ったらどう思うだろう。

どうも思わない。死んだら「無」なのだ。



でも、そんな舅の事も懐かしく思い出せるようになった。

寝たきりになってからは、私達の気持ちはずっと楽になった。暴れたり、私達が寝静まってから攻め込んで来る恐れも無くなった。

最期の頃は、むしろ可愛らしくなって、私が傍に付いていて手を握っていれば安心してニコニコしていてくれたっけ。目を覚ました時、私が付いていれば安心してくれた。

あんなに大好きだった長女も、妻も、最期には解らなかったけれど、こうちゃんと私の事だけは認識していた。



不思議なものだ。途中、あんなにいがみ合ったけれど、同居に至る経緯では、とても可愛がってくれたし、こうちゃんに「こう坊、良かったなあ・・・いい相手と一緒になれて」と喜んでくれていたのだ。

それがおかしくなって行ったのは、姑のせいだったのだ。



何はともあれ、最期に仲良しに戻れて、お互いに良かった。

シモの世話も出来て、手を握っていてあげられて、同居した甲斐があった。



だけど実の父には、なにひとつ出来なかった。

嫁いでからも実家の事をちゃんとする人だって多いと思うけれど、父は娘を他家に嫁に出したら、その娘をあてにしてはいけないといつも言っていた。

その言葉通りに、あてにならない長女の典型となってしまった。



実際、何かしようとしても物理的には無理が多い。距離が最大の敵だ。

女ってつまらない・・・と感じる事もあった。嫁ぎ先の親の介護はしても、実家の親の介護は出来ない事も多い・・・出来ない事が、どれだけ負い目やストレスになるか、言い訳がましいけれど、出来るものならしたかった。

でも出来ない状況にしてしまったのも私自身なんだけど。





親への親不孝を覚悟してまで貫いた「猫の超多頭飼育」なのだから、きっちり責任を果たすだけでなく、手間と愛情をたっぷりと掛けて、これ以上の悔いを残さないようにしたい。

そうでないと父にも母や妹にも申し訳ない。











あちこちで色々と済ませ、3時頃に帰宅して遅いお昼を食べたら、すっかり眠くなってしまった。

でも4時前にはタムの通院、そして8時近くにはトムの通院・・・寝てはいられない。



猫家事も全て終わって深夜に晩ご飯を食べたら、もうすっかり疲れて眠くなり、食べて直ぐに寝る。

ウシになるかなあ・・・「食べて直ぐ寝るとウシになるよ」と祖母や母にいつも言われていた。



どうして「豚」になると言わずに「牛」になると言うのだろう?





父も現役時代、深夜に帰宅してご飯を食べると、先ずはゴロンと横になっていたので、それを聞き覚えていた子供の私が「ウシになっちゃうよ」と言うと、「もうなってる」といつも答えたっけね。

ウシ年生まれの父だったから。



私はニワトリ・・・ナンだかニワトリのイメージそのままの性格に育ってしまって、あまり喜べない。

こうちゃんはトラ・・・いいなあ、トラで・・・
イオ

アタシはサル年だって

Apr. 26, 2010
イオ

ちょっと失礼かも

Apr. 26, 2010

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