猫雑記20100430

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ゴマ

窓辺の逆光の中

Apr. 30, 2010

2010年4月30日　金曜日

ふっふっふ・・・裏づけをとってやった。

何の事かと言うと、先日妹が法務局の出張所のオジサンに小娘扱いされ嘘を言われた件だ。

お陰で折角会社を休んであちこち回ったのに、登記簿謄本をとれずに１度余分に行く羽目になり、無駄足を踏んだ可哀相な妹。

許すまじ、妹を翻弄したクソジジイ。

姉はその出張所を管轄する法務局に電話した。その前に念の為に法務省のサイトや行政書士などのサイトを良く見て、必要な情報を再確認した上で電話したのだが。

確認したのは、以下の２点である。

登記簿謄本を取るのに、その不動産の評価額額証明書や権利書にど必要は無い。

妹はそれを持って出直すように言われたらしいのだが、「登記簿謄本なんか肉親でなくても誰にでも取れるし、評価額証明やら権利書やら要らないし、捺印すら必要ない筈ですよね？」と電話を代わった担当者に訊いた。

その通りです・・・との回答を得て、もう１点確認させて戴きたいと申し上げる。

相続人の一人である私が何度結婚していようと、現在の戸籍謄本には父の長女である事が記載されていているので、その１通で私の身元と相続人である事の証明が完璧になされている事も確認した。

電話口の担当者は出張所の誰がそんな事を言ったのかを尋ねたけれど、妹は名前までは確認していないようだと答える。

しかし「この次、妹が窓口に行って何かおかしな事を言われた時には、彼方に確認を入れて戴くように申し上げても宜しいですか？」と根回しをしておいた。

勿論、了承をさせたし、その人の名前もしっかりと聞いてある。

ついでに、私が言われた本人だったら相手の名前を聞き出すだけでなく、そこでと引き下がらなかったでしょうけれどね・・・と付け加えておいた。

おっかない姉ちゃんだな・・・と思われた事だろう。

本当は妹に嘘をついた担当の名前が解りさえすれば、出張所にも電話して苦情をたっぷり言うところだったのだが、解らないのだから仕方ない。

近ければ押し掛けて行って、じかにしつこく文句を言ってやりたい位だ。

この執念をもっと別の事に役立てられないものだろうか？と自分でも呆れるけれど、妹の負担を増す形で嘘を教えた窓口のオジサンを私は許せないのだ。

後は、この次に行った時に妹がどれだけ強気でいられるか・・・そこが問題だ。

妹はおとなしいタイプで、おっかない姉とは違うのだ。

しかも争いを好まない。葬式で疲れている上、持病もあって身体も辛いはず。仕事を休んで役所の手続きに行くのも、どれだけ気兼ねだろう。

そんな妹を困らせる奴は、私が成敗してやりたい。

一部始終を聞いていたこうちゃんも怒っていた。

役人の横柄さは絶対に許さない人だから。

こうちゃんが大学生の時にアルバイトしていた会社の仕事で通産省に行った際、窓口の男が書類の内容を馬鹿にするような独り言を言ったのを聞き逃さず、「今なんて言った？！」と攻めたらしい。

内容はこうだ。

その書類に書かれていた「中古船舶」の「中古」の事を、４０年前当時は「second hand」と言った。

それを見た窓口の担当が、手続きをしながら「セコハンは嫌だねえ・・・」と小声で呟いた。若きこうちゃんはそれを聞き逃さず、部屋中に轟くような大声で「今なんて言った？」と怒ったという訳だ。

直ぐに奥から上司が出て来て、奥の個室に通されて、そこで謝罪され手続き一切をしたらしい。

「ヤバイ関係の人が来たと思われたんじゃないの？」と私は笑った。

こうちゃんは見かけが上品で穏やかで、誰も彼があんなに短気だとは思っていないだろう。

彼は大学に６年も通い、その間にはブルーグラスのバンドをやったり、商業演劇の劇団に所属していた事もあれば、数ヶ月間船員として船に乗っていた事もある。

そして船舶の売買をする会社の社長秘書のバイトをしていた事もあるというから、きっとその時のエピソードなのだろう。

高校の時に勉強以外の事で３年間を忙しく過ごした私は、大学時代は本当に真面目に勉強だけしていたから、旅行だとかサークル活動だとかアルバイト、コンパやダンパ・・・そういうものとは一切無縁で、勉強以外に励んだと言えば、炊事くらいのものだった。

そんな真面目な大学生だった私から見たら、こうちゃんは６年も大学に通って車を運転したりそんな時代にバンドなんかやれる金持ちの放蕩息子と言えなくも無い。

しかし、世間知らずのお坊ちゃまの本質は、そんな程度の社会経験では染まらなかったようだ。

その後の社会人としての人生に於いて、一体どれだけ利用し尽くされ騙された事か。短気だけどお人好しで懲りないヤツという事か。

・・・これを読んだら、こうちゃん怒るかな。

いや、可愛いカズエちゃんを怒るようなこうちゃんではないから大丈夫。

さて、ＳＯＳのコーナーでもご報告申し上げた通り（>>こちら参照）、山口県で保護された３本足の「みっくん」は、本日無事に退院出来ました。

皆様からの応援とご支援のお陰で、みっくんには充分な治療をしてやれたのではないかと思います。有り難うございました。

暫くは保護主さんのお宅で家猫修行を兼ねて静養させつつ、家族として迎えて下さる里親さまを募集をしたいと思います。

引き続きみっくんを応援してやって下さい。宜しくお願い致します。

ゴマ

掻くなったって・・・

Apr. 30, 2010