《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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シャイン

楽しいかですって?

May. 5, 2010
2010年5月5日 水曜日

爽やかに晴れる。

早朝の庭掃除は続いている。毎日やっていれば習慣になるだろう。



近頃、またアライグマがエサ場に出没しているようだ。

先ず水容器で手を洗うので、水の中に泥が沈んでいる。エサ容器がひっくり返されて、全部食べ尽くされている。

野良猫が何十匹代わる代わる食べに来るよりも、アライグマかタヌキの親子5匹くらいで来る方が、ずっとエサの減りが早く感じる。

一度来ると、一気に食べ尽くすせいだろう。野良猫しか来ない時期は、一晩に何度か補充するが、エサ容器がすっかり空っぽになっているという事は無い。

しかしアライグマは綺麗に食べ尽くして帰って行くのだ。



それでもキャットフードを鱈腹食べていれば、少しでもアライグマが畑の作物や果樹などを荒らさないかも知れない。そう思えば、どれだけ食べられても構わないか・・・と思うようにしている。



しかしアライグマが来るようになると、野良エサはドライだけでも月に120キロは買うのだ。ひぇ〜。

でも、そりゃあそうだよね。うちの子たちの分だけで、月に療法食を32キロずつ買っているのだから。








山口県で保護されている3本足の「みっくん」は、私の福岡県の里親さんに迎えて戴ける事になった。

SOSスタート当初からずっと気に掛けてくれていたので、経過報告する度にマメにやりとりを続けていたのだが、里親募集スタートしたのが今日の未明・・・そして決定したのが今日の午後。

いかにも早いけれど、きちんと里親になって戴けるご意志を伺えた以上、募集を続ける事はやめた。



だって申し分無い里親さんだから。脱走防止や日々の健康管理に対する理解、猫本位に考えて戴ける暮らし・・・勿論猫に対する愛情も豊かで、私との信頼関係もある。


保護主さんにも連絡をとり、正式決定とさせて戴いた。

里親さんのお仕事の都合で、譲渡は6月に入ってからとなる予定。それまでは保護主さんのお宅で、ゆっくりと静養して欲しい。



と言っても、「みっくん」はもう凄く元気で、掃除機のように食べ、小型犬より大きいかも知れないという立派なウンコをしているらしい。

いいぞ、その調子だよ、みっくん。凄く嬉しいよ、私も。






そして嬉しいと言えば、昨年の夏以来長らく尼崎の赤ツナギさんのお宅でお世話になっていたグレースとアントニオ>>こちらご参照下さい)が、親子揃って里子に迎えて戴けた事だ。

赤ツナギさんご夫妻が一時預かりして里親募集して下さるというご好意に甘えて、とある女性の家の庭で保護した親子猫だった。



そこに至る経緯には、色々と複雑な想いが絡んだ。

他人のエサやりしている野良猫にまで手を出す余裕は無いと言ってしまえない事も無い。

しかもメス何匹かを避妊して再度リリースする事に関しては、市からの助成金で足りない分の費用は私が負担した。



よく考えるまでも無く、おかしな話だ。

でもメス達は毎年出産を繰り返しているらしい話を聞いてしまうと、本人が避妊まではやらないのだから、とても無視していられなかった。

多分こちらの心の方が、あちらより軟弱だったのだろう。





母猫グレースは、そんな流れの中で捕獲・避妊して、一旦はその女性の元にリリースした猫だった。

そのグレースにようやく乳離れしたかしないかの仔猫がいる事が解り、親子で保護する事に決めたのは、赤ツナギさんが声を掛けてくれたお陰だ。

本当は、同じその女性が保護した黒猫のヤマトを預って下さるはずだったのだが、ヤマトは入院中に死んでしまった。そしてグレースとアントニオにお鉢が回ったという次第だ。



うちで預ってやれなかった事には、いつまでも忸怩たる想いが残った。

だけど、これだけの頭数の中に放り込まれるよりは良かったのだ。赤ツナギさんのお宅でたっぷりと愛情を注いで貰えて、家猫修行をバッチリして戴けた。

それに一旦家に入れたら、私達は手放せなくなる事は目に見えている。今の最高に幸せな結果が得られたのは、赤ツナギさんに預って戴けたからこそ。

有り難う、赤ツナギさん、そして里親さん。グレースとアントニオは地獄の野良生活から抜け出せて、新しい幸福な運命を貰えました。





困った状況だけ言いっ放しで報告(あれは報告なんだろうか?)して来ていたその女性との関係は、それっきりになった。

それで良かったのだと思う。

通報だけされるようなのは、相談ですらない。私は一体何だと思われていたのだろう。

一般市民は通報するだけで良くて、ボランティア(らしき)人間は他人の野良猫も何とかするのが当然なのだろうか。

そうなんだろうな、ある種の人たちにとっては。





うちには、その女性の元に居たフレアが居る。

アンダと同様、もうあちこちタライ回しはしたくないので、どこにもやらないでうちの子にした。

ドスドス歩く割に繊細で感受性の強いサビ猫だ。よく甘え、気儘に過ごしてくれている。

いじらしくて可愛くて堪らない。



本当は1匹だけで飼ってやれる家だったらもっと良かったのだろうが、他に選択肢がなかったのだから仕方ないよね。

フレアにも私達と運命を共にして貰う。









赤ツナギさんには感謝してもしきれない気持ちと、一生返せない恩が残った。

この気持ちを一生抱き続けて行く。



その後、赤ツナギ家には保護猫が次々どんどん増えて行き、この春も預りラッシュだ。素敵な猫たちばかりなので、どうか里親募集のコーナーでご確認下さい。

ヨキちゃん、ムギちゃんなんか・・・もう、あのいじらしい瞳を見たら堪りませんから!









野良猫と、それに関わる人たちとの付き合いが多くなるにつれ、悲喜交々・・・心の底に降り積もる澱のような見消化の想いは、どんどん溜まっていく。

こういうものもすっきりとゴミに出してしまえたら、どんなにか楽だろうと思う。それが出来ずに自然に昇華されるのを待つしかない性格だから、ストレスが溜まるのだろうな。

そしてそういう性格が体質を支配し、その体質・気質に相応しい病気を招くのだ。



もう少し猫を見習おう。

繊細で身体も弱いとばかり思っていたシャインが、環境に馴染むにつれ、好奇心旺盛で誰とでも上手く付き合える明るい性格になって行ったように。

タマちゃんとだってひとつシエスタで一緒に過ごせる位、すっかり「ジニー化」が進んだシャイン。

もう野良時代のように一人ぽっちじゃないね。いつも楽しそうだね。
シャイン

当たり前じゃん

May. 5, 2010
シャイン

ナニ言ってんのよ

May. 5, 2010
シャイン

みんなアタシの
家来なのよ

May. 5, 2010
シャイン

ねえ、タマちゃん?

May. 5, 2010
タマちゃん

へい!

May. 5, 2010

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ディックとサム
気長に里親募集中!


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