《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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プティ

僕の鼻筋は長い

May. 18, 2010
2010年5月18日 火曜日

母と妹とで、私の好きな味噌やら山椒の佃煮やらを送ったと言う。

配達の指定が19時以降となっていたらしいのだが、生憎アンダとトムの通院があり、その時間帯では受け取れそうもない。

なので、集配局に問い合わせて時間変更をして貰った。



母に電話し、事情を言って伝票番号を聞いたのだが、じゃあこっちにも結果を知らせてね・・・と母は言う。

結果もへったくれもないだろうとは思いつつも、自分が心をこめて送ったものが確実に先方に届いたかどうかは知りたいものだと思うので、しゃーない、再度電話をした。



いつもタイミングが悪くて、今、お客さんが来ているから・・・とか、もうご飯の支度があるから・・・と言われておちおち話も出来ない。

父が死んで以来、母が寂しいと思ってなるべく電話だけでもしようかと考えているのに、あまり喜ばれていないような気がしていた。



だから、配達時間の変更依頼の結果を知らせる程度の事でも、また電話してねと言われると喜んでホイホイ電話したのに、途中、妹から仕事が終ったのでこれから帰るという電話が携帯に入った途端、またしても母の態度が一変した。

まだお米も研いでいないし、ご飯の支度が忙しいから・・・と、私の話の腰を折る。

ああ又か・・・と思い、大丈夫、私だって忙しくなる前にちょっと電話しただけで長話しようなんて思っていないから・・・と伝えるのが精一杯で、今日も気まずい雰囲気で電話が切られた。





伴侶を失った母には妹の存在が有り難く(それは妹が長年両親の傍にいつも居て、日々心を砕いていてくれた事を思えば当然である)、生き甲斐となりつつあるのだろう。



妹は少し離れたところにアパートを借りて一人暮らしをしているのだが、車の運転をしない母に代わって会社帰りに買い物をして帰り、母の作る夕飯を食べてからアパートに戻るという日々だ。

他にも、父の入院時には一切を取り仕切り、母に負担を掛けまいと全てを妹がやっていた。

晩ご飯だけでも食べに行くのは、自分が楽であるだけではなくて、親孝行の一環なのだ。

父も晩には妹が立ち寄るのを楽しみに待っていたようだし、妹がそういう風にしてくれている事で私はどれ程安心していられたか解らない。



だから母が妹を大切に思うのは当たり前で、それ自体に文句を言うつもりなど全く無い。

だけど電話の途中で私の話を遮り、妹が帰った時にご飯の用意が済んでいないと可哀相だとまだ言って電話を一方的に切るのはどんなものか。

ちょっと位待たされたって、母親の手作りのご飯が食べられるなら、嬉しいよ私なら。妹だってそうさ。



私が暇を持て余していて、無駄な長話に付き合わせるような娘だと思っているのか。

両親がまだ若くて元気な頃には、ろくに電話すらしなかった娘なのだ、自慢する事ではないけれど。

そもそも電話なんか嫌いだし。



でも、忘れていないという事が伝わるだけでも良いかと思って電話する努力をしているのに、いつもラストはこうなる。

電話を置いた後、暫くはムカムカする。

まるで新婚の妻が、夫の帰りを待ち侘びていそいそと夕食の支度をしているのに、押し売り(古いかな)が粘ってなかなか帰らない状況であるような扱いを受ける。

あんまりじゃないか。





伴侶を失ったばかりの母にとって、妹の存在が日々の張り合いになっているならば、そんなに良い事は無い。

幾重にも妹には感謝したい位だ。



しかし、もう少しデリカシーのある電話の終り方というものがあるだろう。

私なら、どんなに忙しくても、相手の話を遮ってまで切ろうとは出来ない。そこまであからさまに「今こうして電話している事は迷惑なのだ」という意味合いの事は言えない。



どうも昔から、私と母とは相性がいまひとつ良くないようだ。

だからと言って、仲が悪いという事でもない。

血の繋がりから来る「油断」ゆえか、途中のプロセスをすっ飛ばして結論に入り、遠慮の無い言葉で言い合うものだから、お互いに敏感で不寛容な性格も手伝って、自分の事は棚に上げて相手にだけムカッとくる。

気分を害すると言っても、それは大した内容ではないし、大人気なさを指摘されれば、そこにはお互いにそれなりの正当な言い分はあるのだが、他人に対しては忍耐出来るものが親子ゆえに辛抱ならない。



その時その時には、金輪際電話なんかしないぞ・・・と思うのだが、やっぱりそこは親子だから、数日後にはまたケロッと電話してしまう。

来客があるとか、妹のご飯の支度中だとかで、どうせ又すげなく切られるのだが。





私だって電話出来る時間帯は限られている。

人間のご飯の支度より遥かに、猫たちのご飯やトイレの掃除には時間が掛かる。

今は週に5〜6日は通院もある。日に2度も通院させる事だって稀では無い。

しかも日中は、人並みに真面目に仕事もしているのだ。



でも、それはお互い様の言い分で、見渡せば暇な人なんか誰もいない。



相手が何をしていようと電話は無慈悲に突然鳴り出すし、私は原則として居留守は使わないので必ず出る。

鳴らしておいて、私が出ると切ってしまう電話も頻繁にある。

それも朝の4時とか、3時半とか・・・。

父が危ない頃は、もしや・・・と思ってドキドキして出たのだが、父の死後もたまに掛かってくる。

誰なのか?折角そんな非常識な時間に電話して来るのだから、切らずにちゃんと話せと言いたい。





そう言う私だって、相手の都合が見えないまま電話しなければならない事に関しては同罪なのだ。

だから電話は嫌なんだ。



その点、好きな時に受け取れるPCメールの方がずっと気楽だ。

だけど緊急性のある内容では電話の方が遥かに便利だし、老いた母はメールなどしない。そして私は携帯を持たない。

たとえ母や私が携帯でメールのやり取りが出来たとしても、食事中も携帯を手放さないという若者と違い、始終着信をチェックしないだろう。





もう母にこちらから気軽に電話はしないぞ・・・と今日も心に思う。

母には妹が付いているのだから、どのみち何の役にも立たない長女は余計な偽善はせず、親きょうだいに迷惑を掛けない事だけ心掛けていれば良いのだ。

電話は迷惑のひとつになりつつあるのを感じるから、もうこちらからは電話しない事にしよう。

どうせ電話は嫌いなんだし。



でも、きっとまた数日もすれば、ケロッと電話してしまうだろう。

私は父にも母にもそっくりだ。性格も価値観も。だから母と相性が悪い部分に関しても、似ている部分がバッティングするのだろうと思う。

母ほど強い性格じゃないとは思うけれど。



なんだかんだと言っても、母の事が好きだし気になる。だけど長時間一緒に居れば、必ず喧嘩になる。

そういう親子なんだから、仕方ない。

その点、妹は偉いやね。ママを頼むね、妹よ。










さて、トムは体重が100グラム増えて、辛うじて5キロ台に戻った。

戻ったとは言っても、最盛期には8キロ超の大型猫だったので、今は悲しい位に軽くなってしまった。

それでもトムのキャリーを片手で持ち上げる事は、筋力の落ちた私にはもう出来ない。



同時に通院したアンちゃんの術後の傷は、今夜も「順調ですね」と褒められ、今週末には抜糸しましょうと言って貰えた。

それまでは、まだカラーを着けていて下さいとも言われ、「とほほ」な気分で帰宅。

週末が待ち遠しいね、アンちゃん。

早くカラーを外して開放してあげられないと、不自由な思いをしているアンちゃんよりも、鳴かれるパパとママの方がずっと辛いよ、アンちゃんよりもヘコタレだから・・・。
レン

僕だって長いよ

May. 18, 2010
テト

僕は凄く短い

May. 18, 2010
プティ

こうすれば短いかも

May. 18, 2010

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