ゴマ
仕事なんかしないで
May. 25, 2010 |
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2010年5月25日 火曜日
雨が上がり、爽やかに晴れる。
昨日は朝に晩に、猫家事と人間のご飯タイム以外は息をつく暇もなく何度も出掛けたせいか、二人とも凄く疲れが出たようだ。
だけど色々と充実した内容で進展もあったせいか、心地良い疲れでもある。
その証拠に、朝・昼・晩の3食とも自分で作って食べられた。
疲れていると1食くらい惣菜パンなど買い食いしてしまいがちなのだが、最近発見した手作りパン屋も子連れのお母さん達にすっかり席巻されてしまって、買い難くなってしまった。
誤解の無いようお断りしておくと、別に子連れのお母さんが嫌だという訳ではない。
むしろ、将来の日本を支えて行くようになる金の卵を産み育ててくれているお母さん達に対しては尊敬の念すら抱いている。子育ては大変で、そして価値ある一大事業だとさえ思っている。
でもね、もう少しだけ子供に躾をして欲しいな。
子供が狭い店内でピョンピョンと跳ねながら大声でお母さんを呼んで騒いでいても、お母さんは知らん振りして「ママ友」と話していたりする。
目には見え難いけれど、そんなに暴れると埃が立つ。大声で喚くと唾も飛ぶ。
近頃のパン屋は大抵、パンを剥き出しで棚に陳列している。店内には土足のまま入るのだから、靴に付いた黴菌やウィルスも持ちこんでいるのだ。
単なる埃とは言い難い。それが舞い上がり、パンに降り注ぐ。
あまり神経質な事を言いたくは無いけれど、人の集まる所では色んな感染症が蔓延する事は事実なのだから、食べ物屋で走ったり暴れたりする子供は、迷惑な存在なのだ。
土足で入り込む病室なども、黴菌を持ち込んでいるんだろうな・・・と怖くなる。
叱らない子育てが流行っているそうで、その是非に関しては私には門外漢で解らないが、少なくとも他人や社会に対する迷惑行為をさせない程度の躾はするべきだと声を大にして言いたい。
私としては、他人の子供でも良くないと感じる事に遭遇したら、面倒臭いけれど敢えて叱る事にしている。
でも母親が自分の子供を叱らない場合には、私は単なる「鬼ババ」としか受け止められないのだ。
子供は社会の宝・・・だからこそ「こども手当て」や「高校無料化」なんてバカバカしい制度が成立しても、限られた財源の中で老人福祉が後回しになっていたとしても、抗議もしないでいるのだ。
本当は、今まで頑張って来て年老いて一人では生活出来ない老人にあまねく手を差し伸べる事の方が、ずっと優先度が高いんじゃないかと思う。
だから私は民主党には投票しない。社会主義的なイデオロギーの問題ではなくて、人気取りのマニフェストに反感を抱いているからだ。
話が脱線し過ぎたな。
要は、最近頑張って毎食作っていると威張りたかったのだ。
と言っても、今日も朝は温め直しのカレー、昼は薬味を色々用意してざるうどん。
ざるうどんだけじゃコクが足りないので天麩羅なんか欲しいところだけれど、流石に昼から天麩羅は揚げられない。
父の為に昼に天麩羅を揚げていた母とは、出来が違うのだ、私は。威張る事じゃないけど。
だけど、夜はゴージャスだったよ。
今年も淡竹を戴いたので、届くや否や下茹でして調理を開始した。
普通の筍と違ってアクが無いので、太めのものは茹でたけれど、細めのものはそのまま刻んで豚肉の薄切りと共に炒めてみた。
食べ過ぎてしまうので煮物は明日にして、今夜は淡竹の薄味の炒め煮と筍ご飯、そして小松菜としめじの煮びたし。
淡竹はスイートコーンのような甘い香りに柔らかいのにサクサクした歯応え・・・こんなに美味しいものが土中から生えて来るのかと感動してしまう。
近ければ母と妹にも食べさせてやりたいところだが、流石に難しいかな。
それに交際範囲が広く、しかもここよりもずっと山が近い実家だったら、筍や野菜など貰う機会も多いはず。
今はどうか解らないが、以前は筍やトウモロコシ、しいたけなどを大量に届けてくれる人が多かった。
父は武術を、母はお華や料理を教えていたのでお弟子さんたちも多かったし、面倒見の良い母は顔が広くて、色んな農産物が届いてた。
でもお米は無かったな。そもそも近隣には田んぼが無かったし。
そしてやっぱり午後には【夕陽のガンマン】を、そして夜には【ダーティーハリー3】も観てしまった。
いいのだ、今日の午後はオフにしたのだから。
【夕陽のガンマン】はマカロニ・ウェスタンとしては屈指の作品だとしても、何度も観るような作品でもない。
しかしクリント・イーストウッドの渋さ・カッコ良さは相変わらずだし、何よりも盗賊団のボスを演じるジャン・マリア・ヴォロンテと、その手下を演ずるクラウス・キンスキーの怪演が見ものだ。
ジャン・マリア・ヴォロンテは、ただでさえど派手な顔に小汚いメイクをして「これぞ悪党」然としているが、流石に他の作品で主役を張れるだけの存在感がある俳優だ。
【荒野の用心棒】にも出演していたし、この【夕陽のガンマン】の2年後に作られた【群盗荒野を裂く】では、なかなか複雑な人間像を見事に演じている。
しかしこの【群盗荒野を裂く】というのは、変テコなマカロニ・ウェスタンであった。マカロニ・ウェスタンのいい加減さが随所に出る。
メキシコが舞台なので、スペイン語と英語が入り混じるのは【夕陽のガンマン】と同様なのだが、どう聞いてもスペイン語ではなくてイタリア語がたくさん混じる。
しかし、意外と映画マニアには昔から評価の高い作品である。
そしてクラウス・キンスキーだ。
ナスターシャ・キンスキーの父親としての方が有名かも知れないが、マカロニ・ウェスタンの悪役には欠かせない怪優である。
【群盗荒野を裂く】でもジャン・マリア・ヴォロンテとは兄弟役で共演していたが、【夕陽のガンマン】では、ただでさえあの異様な顔に加え「せむし」という設定である。
多分、いまどきは不必要な差別描写として避けられるのかも知れないが、見た目のインパクトはジャン・マリア・ヴォロンテにも負けない。
そして演技派である事も事実なのだが、如何せん、ジャン・マリア・ヴォロンテのようなハンサムではない。どうしてあんなデーモニックな父親から、あんなに美しいナスターシャが生まれたのだろう。
いや、産んだのは母親だろうが(間違いない)、娘は大抵父親に似るものだ。
いやいや、実際、似てはいるのだ。目にも鼻にも口元にも父親クラウスの面影はたっぷりあるのに、見事に美しいという皮肉。
【ダーティハリー3】は、悪役たちが敵としてはお粗末だな。
やはり【ダーティハリー】シリーズの他の作品で、1作目を上回る出来は無いような気がする。
それよりも、1作目から色んな役で必ず出ているアルバート・ポップウェルが印象的だ。
1作目では銀行強盗役で、ハリー・キャラハンに44マグナムを突きつけられてあの有名な科白「Go ahead, make my day.」と最初に言われる役だった。
ほら、1作目のこのシーン。
横たわっているのがポップウェルである。 |
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2作目にもチョイ役で出て、3作目は新興宗教の教祖みたいな役で、役の重要度が少し上がっていた。
ほら、この顔。これがポップウェル。
一度観たら忘れないよね。 |
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次の4作目では随分と出世して、ハリー・キャラハンの刑事仲間の役だったと記憶している。でも殺されちゃうんだけどね。
午後はずっと映画観て遊んでいたという訳ではなくて、5時には猫家事を始め、同時に淡竹を茹でたり剥いたり・・・7時半にはトムを病院に連れて行き、その後は精力的に料理して晩ご飯。
10時から【ダーティハリー3】を観て、その後また猫トイレとゲロッパ掃除に忙しくて、とても仕事なんか出来やしないよね・・・って、誰に同意を求めてるんだか。
いいのよ、いいの、猫様たちの奴隷なんだから、トイレとゲロの掃除は当たり前。
ローマ時代の奴隷だって、一日中ご馳走を食べては吐く繰り返しのご主人様のゲロ掃除に明け暮れていたというし、これが奴隷の生きる道〜♪ |
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