猫雑記20100609

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ジャム

アタシは邪魔が好き

Jun. 9, 2010

2010年6月9日　水曜日

梅雨入りしたかのようなお天気で、肌寒い。

久し振りで昼間も暖房を弱めに入れた。モアやマーゴ、トムなど具合の悪い子もいるし、アンダもゴマも寒がりだ。

但しデブのジャムは暑いらしく、時折ベッドを抜け出しては床に転がっている。

ドアを開けようとすると、ジャムがつっかえて開かない。

「ジャム、どいてよ」と言っても、勿論そんな事ではどいてくれない。そのままドアを開けてジャムをスライドさせるが、それがとても重たい。

しかも大声で文句を言う。

文句を言う位だったら、賢いジャムなのだからそんな場所で寝転がらないとか、頼んだらどいてくれれば良さそうなものだが、そういう理屈は通用しない。

むしろバリケード代わりに、自分が寝そべっているような気がする。

ジャムの気持ちは良く解る。私やパパを、どこへも行かせたくないのだ。

でも、あっちの部屋で荷造りしている時や、壁一つ隔てて直ぐ隣のトイレに入っている時まで、捨て去られたかのように泣き叫ぶのはやめて欲しい。

こうちゃんは「ジャム、頭、大丈夫か？」と訊いている。

ダイジョウブじゃないよね、頭がおかしくなっちゃうんだよね、いつも傍に居ないと。

「いつも傍に居て欲しい病」「片時も離れたくない病」「抱っこしてくれなきゃ泣き喚いちゃう病」に罹っている子は、ジャムの他にもゴマ、リマ、ガラがいる。

ゴマ・リマ・ガラ・・・併せて縮めると「ゴリラ」だな。

今日もジャムは、私が食事の支度を終えて着席しようとすると、先回りして私の椅子に乗り、べったりと鏡餅のように大きな身体を広げてしまう。

今まで隣の自分の椅子で寛いでいたくせに、そのタイミングとなると必ず私の椅子を占拠するのだ。

「どうしてママが座れないようにするの」

力ずくで退いて貰おうとすれば、「にゃ～」とも「ぎゃ～」ともつかない大声で文句を言われる。

でも、いつもいつも立ったままで食事は出来ないじゃん？

ジャム

ママの椅子を死守

Jun. 9, 2010