猫雑記20100619

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ジニー

ねえ、レン兄たん

Jun. 19, 2010

2010年6月19日　土曜日

今日も蒸し暑い。

どうせ室内乾しで除湿機を使うのだから、天候には関係なくせっせと洗濯をしている。どんどん洗い、どんどん乾し、またどんどん洗う・・・これが最高に快感なのだ。

梅雨の時期は猫毛取りの目的だけじゃなく、ダニ退治やダニの死骸・糞でも起こるアレルギー対策として、洗えるものはマメに洗う。

実際ジャムにもゴマにも私にもこうちゃんにもアレルギーがあり、皮膚疾患や痒み、そして喘息が起きがちだ。

炊飯器の「玄米コース」で久し振りで玄米を炊いてみている。

するとスイッチを入れてから２時間以上も掛かってしまい、なかなかご飯に出来ず、食べながら観ようと思っていたサッカー・ワールドカップの「日本対オランダ戦」が終ってしまった。

これでは玄米を炊くのはとても毎日は無理だから、次回からはまとめてたくさん炊いて冷凍しておく事にした。

圧力鍋で炊けば早いのだけれど、水加減がまだ良く解っていない。だから炊飯器さんにお任せしたのだ。

玄米特有の匂いがして、ふっくらもちもちの白米と比べると美味しく感じられない。だけどカレーやチャーハンにするには、あの粘りの無さや汁気でほとびない感じがとても良い。

硬めに炊いた玄米を、ライスサラダの具にするのも良いかも知れない。

暑くなって来るとサラダが美味しい。

生で色んな野菜を食べてみるが、水っぽくて香りの弱い野菜は好きではないみたいだ。

好きなのは味の濃い完熟トマト、クレソン、ルッコラ、カイワレ大根、グリーンアスパラ、大根、人参、玉葱、セロリ・・・

嫌いじゃないけど特に美味しいとも感じないのがレタス、水菜、胡瓜・・・

葱や人参、しいたけ、コンニャク、キクラゲ、アサリ・・・と色んな具を入れたおからもたくさん炊いたので、毎回食べている。

大豆の搾りカス・・・こんなものが美味しく感じるようになるなんて、私も立派な大人だな。

しかしまあ、電化製品抜きではとても暮らせないと思う。

洗濯機にもＰＣにもＴＶにも冷蔵庫にも掃除機にも、みんな「さん」付けしたい位、有り難く使わせて戴いている。

床掃除だけなら掃除機は無くても雑巾掛けでイケるのだが、カーペットのダニ対策にはやっぱり必要だ。

電気まみれの私達の生活。

死んだ父は、家電メーカー勤めだったし道具好きだったからなあ・・・物心ついた頃から当時はまだ珍しかったものも含め、たくさんの電化製品にまみれていたのだ。

当時というのは昭和３０年代の初頭。

近所の老人の家には、木製の氷を入れる冷蔵庫がまだあったし、リヤカーに大きな氷を積んで売りに来ていたのも覚えている。それを大きなノコギリで挽いて売るのだ。

大きな氷を、手回しのハンドルを回して掻いてガラスの器に盛りつけるかき氷も美味しかった。

クーラーなど普通の家には無い時代だったからこそ、かき氷は美味しく感じた。冷房の効いた店の中では、格段に美味しさが減る。

おっと、何度か書いたかも知れないな、この話題は。

１０年も日記をつけていると、同じ事を繰り返し書いてしまいがちだ。

だけど大切な事は繰り返し刻み込みたいし、読み返すことはまず無いから、すっかり忘れてしまっていて繰り返してしまう事もある。

１０年なんて「あっ」と言う間だった気がするけど、出来事だけ振り返ると実に長かったんだなあ・・・と改めて思う。

いやいや、振り返ってばかりもいられない。この先の方が、多分もっと大変なのだ。

みんな年老いるので、それぞれ何かしら具合が悪くなるだろう。それを見越して多頭飼育しないと、充分なケアがしてやれない事になる。

たくさん飼うには、お金も時間も気力も体力も必要であるという事だ。

頑張れ、こうちゃんと私・・・そして私達の子供たち。

楽しみながら苦労しよう。

でも電化製品とはお別れ出来そうに無い。

洗濯板で洗濯、釜戸で煮炊き、テレビもＰＣも無い生活の苦労までは、とても出来ないだろう。

因果な現代人の典型だな。

レン

なあに、ジニたん？

Jun. 19, 2010