猫雑記20100620

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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カイル

ねえ、そこの君

Jun. 20, 2010

2010年6月20日　日曜日

昨日ほどではないが、蒸し暑い。

梅雨なんだからしょうがないけど、この湿気だけはどうにかならないものだろうか。エアコンや除湿機を組み合わせて使いながら、湿度と室温のバランスをとるのが毎年とても大変だ。

マーゴ、少し痛みが治まってきたのか、ベッドの中で立ち上がって甘えるようになった。殆どぐったりしていた事を思うと、少しは体力が戻ったのだろうか。

強制給餌もお利口さんに受け付けてくれているが、ウンチはまだ出ない。

顔は一回り小さくなってしまった気がする。元々小さな顔だというのに。

手術痕の傷が完璧にくっ付くまではカラーも取れないし、寂しいだろうけどリマとも一緒に寝させてやれない。

何たって究極の「舐め猫」だからな、リマは。

目の前にあるものはカワムラさんの顔だろうが私の首筋だろうがペロのお尻だろうが、兎に角何でも舐める。しかもしつこくしつこく舐めるのだ。

傷の治りが遅いマーゴのお腹は、とても舐めさせられない。

ウンチが出るようにとお腹のマッサージをしてやりたいのだが、手術痕に触れるのは怖くてそれも出来ない。

ま、a/dは脂も多いし、水分は充分に摂れているので、もう間もなく出てくれるだろう。先生にも毎回ちゃんと腸を触診して戴いているし、ダイジョウブ。

今夜も診療時間のラスト近くに、トムとマーゴのダブル通院。

どちらも同じように補液をして貰い、どちらも注射される。そしてどたらも保定が必要ない位、おとなしく落ち着いていた。偉いね、アンタたちは。

どっちも野良で大人になって、バリバリの野良猫として保護されて家猫となったのに・・・こんなに良い子たちでパパもママも楽をさせて貰っているよ。

でもその究極はカワムラさんだったけどね。

みんな、カワムラさんに負けず、病院で褒められ愛される猫になるんだぞ！

夜遅くなると涼しい風が強く吹き、これならば・・・と近所にウォーキングに出掛けた。

足のリハビリと筋力をつける為、今まで殆ど歩かなかった生活を改めるのに、夜の散歩を取り入れたのだ。

昼間は紫外線を浴びてしまうので、なかなか軽装では外を歩けない。

「この程度なら大丈夫」と気を抜いて日光に当たると決まって夜には熱や紅斑が出たりするので、今、折角色々と神経を使って治療・養生しているのに、それでは元も子もなくなる。

しかしこの近所は坂が多くて、家を出た途端に急坂がある。

息も絶え絶えになりながら、何度も休み休み坂を登るのだが、それでも心臓が頭の中でバクハツしそうになる。近く頚部のＣＴも撮る事になるだろうが、どこかヤバイのだ、私の動脈。

だから坂道を無理して登るのはやめて、平地と緩やかな登り坂だけを歩く事にした。

膝や股関節にも、いきなり負荷を掛けては、痛みで歩けなくなるだろうし。

その為には、途中まで車で行かなければならない。優雅な散歩だ。

坂を登りきって少し行くと、公団のマンション群があり、その脇道に車を停め、平らな道を選んで近辺を歩くと、結構な歩数を稼げる。

車で通り過ぎてしまっていた時には気付かなかった風景が見られて、なかなか楽しい。

新たに建て直した公団のぐるりには小さな公園や木々の茂みや街路樹のアーチがあって綺麗だし、歩道も広く整備されていて歩き易い。

少し足を延ばして住宅街に入ると思いがけず立派な邸宅があったりして、深夜であるのを良い事にジロジロ眺めて感心しながら帰って来る。

金持ちがたくさん居るんだな・・・近所にも。

そして横浜市の住宅街のディープさにも驚く。

こんな狭い路地の奥にまで・・・と驚くのだが、ほんの近所にも知らない一角がまだまだたくさんあって、18年も住んでいて気付かなかったエリアが山ほどあるのだ。

車の生活ばかりで、徒歩では家の前（裏？）の公園や脇の崖が「地の果て」であったのだが、その地の果ては砂漠でも大海原でもなく、路地一本隔ててまた住宅密集地であるのだ。

まさに「うじゃうじゃ」と家が立ち並び、立錐の余地も無い。物凄い住宅密集度だ。駅までのバスの本数の多さと混み具合を見たら、いかに人口が多いか解るけれど。

しかし湿度の高い火には、熱中症が怖いので余所の住宅ウォッチング・・・もといウォーキングがやり難い。

そんな日には２４時間営業している大型スーパーまで車で出掛け、店内をグルグルと歩く。このウォークングの良いところは、冷房が効いていて明るくて安全である点だ。

しかしこれにも欠点があり、ついつい買い物をしてしまう。陳列品を見ながらテレテレ歩くのでは筋肉なんかつかないだろうし、心拍数も上がらない。

だからせっせと早歩きするのだが、それも不審人物に見えるかも知れない。

カートを押すこうちゃんに付いて来て貰い、時々は商品をカートに入れて、あとはせっせと歩く。

買うものは牛乳とか毎日食べているトマトやルッコラ、そして深夜に近づき値下げしたばかりの魚介類など、その時々のお買い得品だ。

食後１時間後くらいなので、お腹が空いていて買い過ぎるという心配は無い。

だけどアサリの剥き身もメカジキの切り身も半額になっていたりすると、どちらも捨て難い。ついどちらも買ってしまうのだ。でも半額よ、半額。

しかしスーパーでの散歩では、万歩計のカウンターははなかなか上がらない。

１日3000歩を目標にしているのに、店内を何周してもなかなか1000歩にもならない。

店内の外周だけを歩いていてはカウントが上がらないので、陳列コーナーの細かい路地もクネクネと歩くのだが、カートをガラガラと押して付いて来るこうちゃんには気の毒でならない。

買い物した商品を一旦車に積んで、それから手ぶらで店内を歩き直す事もあるのだが、自分を甘やかす癖の付いている私としては、「もうこれ位でいいかな・・・」と切り上げて、ご褒美にアイスのひとつも食べたくなる。

それをグッと堪えて、持参したジャーのレモン水なんかを車に戻って飲むのだ。

え？どうせ熱し易くて醒め易い性格だから続きっこないって？

ところがもう３週間も続いているのよ。

私も今回は真剣なのよ。エヘヘのヘ～だ。

食べた食材のバランスも記録したいから新しい手帳を用意して、ついでに歩いた歩数も記録しているのだ。

記録魔としては、それだけでも楽しいのよ。こうちゃんが「カズエちゃんは真面目だなあ・・・」と感心するほど、やる時はやるのよ、私も。

けけけっ。

カイル

見て見て、この口元

Jun. 20, 2010