猫雑記20100621

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ゴマ

ジャムだけじゃないよ

Jun. 21, 2010

2010年6月21日　月曜日

今日は「みっくん」（みっくんをご存じない方は、>>こちらご参照下さい）が新しいおうちへと旅立つ日。

北九州にお住まいの、私の「リンリン・ランラン」の里親さんが迎えてくれるのだが、保護主さんが要介護の猫や犬を抱えている状況もあり、また里親さんは山口県までお勤めで通い慣れている事でもあり、事前に段取りして徳山までお迎えに行ってくれた。

そして夕方には新しい環境でご飯も食べたと、写真付きでご報告戴き、ようやくホッとした。

長らく「みっくん」には皆様の温かい応援を戴き、本当に有り難うございました。

私も、これでひとつ肩の荷がおろせました。

次は片目の黒猫「瞳ちゃん」と、老犬「ラッキー」に幸せなご縁が戴けます様、引き続きどうか応援の程お願い申し上げます。

特に「瞳ちゃん」は、大好きだったお兄ちゃんの「みっくん」が居なくなって、とても寂しがっているそうです。

小柄で仔猫のような「瞳ちゃん」の優しいママになってやって下さい。

さて、マーゴ・・・今朝２度目の強制給餌の後、遂にウンチをした。

バンザイ！でかした、マーゴ。

消化してウンチとして出せた・・・それは僅かに残っている胃の容量と、そして腸と両方が働いてくれている証拠だろうと思うと、本当に嬉しい。

勿論、負担は掛かっているのだろうが、食べて出す事が生きているという事だ。マーゴは生きようとしている。

これでマーゴにもっともっと幸せを感じて貰えるときを過ごせてやれるならば、私たちにとってそれ程嬉しい事は無い。

大好きだよ・・・とマーゴに幾らでも伝えたい。伝わっていると信じたい。

そう・・・私達の愛情がみんなにちゃんと伝わっていると信じたいのに、そして信じられるように実践して努力しているつもりなのに、どうしてジャムは不満たらたらなんだろう。

殆ど一日中同じ部屋で過ごしているというのに、一人で田舎に疎開させられて寂しい思いをしているかのように、いつだって異常に寂しがる。

「ねえ～っ！聞いてるの？」とか「何が不満なのかは自分でもわかんないけど、とにかくチヤホヤして～っ！」と言っているのだ。

そうに違いない、あの鳴き方は。

ジャムはマツモト先生に笑われてしまう位に図体はデカいのに、ゴマやアンちゃんのように気が強くないし、他の子が視界に入るだけで嫉妬して拗ねてしまうような猫になってしまった。

昔は・・・まだ仔猫に毛が生えた程度の頃は、まるで屈託がなくて怪獣のように我が物顔だったのに、いつの間にか複雑でセンシティブでデリケートなお姫様になってしまった。

自分だって先住猫たちに迷惑も掛けたし、それでもミュウやゴマにはうんと可愛がられ、アインやジーコに色々と許されて受け入れられて、みんなに愛されて育ったくせに、後から入った子が可愛がられている様子は、もう見るのも嫌なのだ。

うん、気持ちは解るよ。でも、その気持ちを克己しない限り、自分が一番辛いんだよ、ジャム。

もういい加減大人になりなさい。

そのジャムが暑い日には床で寝そべるので、床掃除には気が抜けない。

朝晩、クエン酸水をスプレーして雑巾掛けをする。

朝晩２度拭いていても、床って結構汚れる。埃に猫毛、そして目には見えない細菌やカビの胞子なんか一杯付いているのだろうな。

一日中雑巾掛けしていたい位だけど、それでは強迫神経症だ。

アトピーになるのも、ジャムの精神的なものが影響しているに違いない。体質や病気は心のあり方や生き方が決めるのだから。

ま、飼い主の性格がこんなだから、ジャムも似てしまうのか。

ジャムには私達の心をたっぷり注ぎ込んで育てたからね。そして、うんと過保護に・・・。

結局は、私達がジャムを我が儘にしているのだ。

ごめんね、ジャム。

ゴマ

一日中一緒に
居ても

Jun. 21, 2010