《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ジニー

アタシ可愛い?

Jul. 23, 2010
2010年7月23日 金曜日

数日前、大韓航空機爆破事件の実行犯である金賢姫元北朝鮮工作員が初来日し、今日帰国した。

毎日報道される一連のニュースを見聞きして、何か違和感を覚えていた。それは私だけではなかったらしく、かいがいからも日本国内からも色々と批判が出ていたようだ。



彼女は韓国で逮捕され、死刑判決を受けた後に特別赦免措置されたとは言え、乗客・乗員115人全員が死亡した航空機爆破事件の実行犯である事に変わりは無い。

それが異常な国家の体制下に於いて否応無しに特務を帯びた行為であったとしても、犯した罪は余りにも重い。



マスコミは言葉のインパクトを狙っての事か、「元死刑囚」などという肩書きをつけていたが、その言い方にも引っ掛かるものがある。

冤罪でもなければ、罪を償い終えた(そもそも人の命を奪った罪は償えるものなのだろうか)訳でもない。あっと言う間に釈放されてしまったではないか。





被害者の遺族の感情を想像すると、日本での国賓のような待遇に批判が集まったのは当然の事だろう。

そして拉致被害者のお母さんが会見で言っていた内容・・・お会い出来た事は夢のよう・・・という言葉や、金賢姫元北朝鮮工作員に被害者の母親から歩み寄って手を取った様子にも、ちょっと違うんじゃないか?という疑問がふつふつと湧いてきた。

拉致被害者の家族の悲痛な思いを最大限重んじたとしても、あの言動は相応しくないし、自分本位に過ぎるんじゃないかと感じた。

そんな事を言えば、人でなしのように聞こえるかも知れないけれど、自分の問題を優先する余り、別の重大問題の視点を無視した言動は良い筈がない。



勿論、愛する我が子を拉致されて生死すらわからず、それでも生きていると信じ続けて取り戻す事に一生を賭けている親の気持ちは、部外者が「悲痛」などと簡単に言ってしまえる程軽いものではないだろうし、父母の愛ほど尊いものは他にないと、私もそれをつくづく感じる。



我が身に置き換えて考えけば、どれほど辛く苦しい年月であっただろうと容易に想像がつくし、極端な本音を言ってしまえば、たとえ世界が滅びようと我が子だけは助けたいと思うだろう。

しかし、それはあくまでも個人的な感情であって、世界中が注目し報道される「公」の場でとるべき言動ではない。



愛する我が子と生きて会いたいと願う余りに、大韓航空機爆破事件の実行犯の手を握り締めて歓迎してしまった気持ちは、人としては良く理解出来る。

その上で、敢えて言いたい。

この世の不幸は、拉致問題だけではない。

あらゆる戦争で命や家族を失った人たちの不幸、降伏後に捉えられて長い間シベリアに抑留され強制労働させられた旧日本軍兵士たち、ポルポト政権下で拷問され虐殺された170万人以上のカンボジア国民、あちこちで多発している無差別通り魔殺人・・・

列挙に暇が無い位、行き場の無い想いを抱えて生き、或いは死んで行った人たちのどれ程に多い事か。



横田さんのお母さんは、かつてこれ(拉致問題)は国民全員の問題なのです・・・と言っていた。

それはそうだろうと思う。誰もが被害者になる可能性はあり、拉致とは国が余所の国を侵害しているに等しい犯罪行為なのだから。

でも、あの人の立場で言う事では無い。

それは私達・・・まだ被害に遭っておらず、のうのうと暮らしている多くの国民が自覚すべき事であり、その自覚を促すべく、被害者家族への支援の気持ちとして発せられるべき言葉であろう。






きっとこの20年余りの間、金賢姫元北朝鮮工作員だって苦しんだのだろうし、ある意味では国家の被害者である事も理解出来る。

どこかのTV局の独占インタビューで、これらの疑問に答えている様子も見た。

自殺を図っても死ねず、今もこうして生きているのは、自分に科せられた使命を果たす為であり、拉致被害者を勇気づけ解決に少しでも役立つよう助力する事が自分の役割なのだと言うようなことを言っていた。

それは素晴らしく落ち着いた態度で、ソツのない模範的な受け答えだったと思う。



でも、ちょっと出来過ぎ・・・という感じは否めなかった。

とても頭の良い、自己コントロールとその場に相応しい自己演出が出来る冷静で能力の高い女性だという印象だけが残った。



被害者のご家族が韓国まで行けば済んだ事だったのではないのだろうか。

きっとそれも、私のような凡人の考えが及ばないような日本政府の深遠な戦略あっての事かも知れないけれど・・・ね。





朝食に楽をしようと、ついパンを買ってしまうのだが、サンドイッチ以外だとおかずをつくるのが面倒だ。

かと言って、トーストだけというのは侘しい。

私の場合、トーストにはバターをたくさん使うのでカロリーは充分なのだが、サラダや卵料理なんかも欲しい。

だけど朝のスケジュールがどんどん忙しくなって来ていて、朝から何品も調理する心と時間の余裕が無いのだ。言い訳がましいのだが・・・。



サンドイッチにした際、パンの耳を捨てては勿体無いので、粗く刻んでアライグマやタヌキのエサに混ぜてみる事にした。

これが大当たり。容器を舐め尽す程に好評だった。よし、これで行こう。
ジニー

ねえ、レンたん?

Jul. 23, 2010
シャイン

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Jul. 23, 2010
レン

どっちも可愛いよ

Jul. 23, 2010

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