猫雑記20100803

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ジニー

なんだか寒いかも

Aug. 3, 2010

2010年8月3日　火曜日

朝から暑い。

暑いのに、小豆を煮る。とろ火だけど柔らかく煮上げるには時間が掛かるので、キッチンのガス台近くは灼熱地獄だ。

利尿効果が高く腎臓に良いと言われているし、食物繊維も多いから、煮小豆を欠かさないようにしているのだが、夏場は大変だ。

だけど湿度の高い夏場こそ浮腫みが出るので、やっぱり切らさないようにしておきたい。昨年までと違って、偉いぞ、私。

味付けは塩と、ほんの少し甘味を感じる程度の砂糖。

市販の茹で小豆や煮豆と比べると、味は殆ど感じないが、これを冷蔵庫で冷やしておくとなかなか美味しい。毎食に大匙３～４杯くらいずつ食べている。

まだ日が浅いので効果は目に見える程ではないものの、今朝は長年はずせなかった指輪をはずす事が出来た。痩せたせいもあるのだろうが、浮腫みがマシになっているような気もする。

昨夜は、ＢＳの映画で、ジャン・リュック・ゴダール監督作品【勝手にしやがれ】を放映していた。

この作品ではまだ26歳のジャン・ポール・ベルモンドが、素晴らしい。

今までの人生で、ジャン・ポール・ベルモンドの事なんか考えた事も意識した事も無かったのだが、なる程、ヌーベルバーグの監督が使いたくなるようなものを感じさせる俳優だ。

ベルモンドは歳をとるにつれ何だかもの凄い顔になって行ってしまったし、後年では大ヒットしたものの面白くも無いアクションものに多く出演していたけれど、私が生まれてまだ２年のこの作品では、キムタク並みにカッコいい。

日本では人気のあったアラン・ドロンなど本国のフランスではさほど評価されておらず、ジャン・ポール・ベルモンドの方が実力・人気共に断然上回る・・・という事を当時の映画雑誌で読んで、どこが良いのだろう・・・こんな変な顔・・・と思ったのは、私が未成熟な子供だったせいなのか。

そう言えば、イヴ・モンタンだろうがハンフリー・ボーガードだろうがジェームズ・コバーンだろうが、子供の頃にはちっとも素敵に思えなかったのに、今では男臭くて素敵だと思う。

ストーリー自体は余りにも有名だし、刹那的に生きるどうしようもない男の破滅的な物語で、つぐづくいやんなっちゃうから省くけれど、それでもこれはひたすらジャン・ポール・ベルモンドを観る映画だ。

断じてジーン・セバーグではない。

ジーン・セバーグはこの作品ではまだ21歳なのだが、今観てみると、あまり瑞々しさが無い。

たった２年前の【悲しみよこんにちは】では、あれほど鮮烈で、デボラ・カーの中年女っぷりを痛々しく感じさせる位に若々しかったのに。

骨太な感じの体型のせいだろうか。やたらとゴツイのだ。

夜、トムを連れて病院に行くが、待合室も満杯、外で待つ人までたくさん居て、これでは具合の悪いトムをかなり我慢させる事になりそうだから、諦めてそのまま連れ帰った。

明日の昼間に、出直そう。

ごめんね、トム。

連れ出される事が一番嫌なのにね。

レン

ジニたん、寒いの？

Aug. 3, 2010