猫雑記20100811

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ジャム

暑苦しくて
ゴメンナサイ

Aug. 11, 2010

2010年8月11日　水曜日

昼、トムを通院させる。本当は昼間に行きたかったのだが、ちょっと仕事が立て込んでしまい、どうしても抜けられなかった。

トムはもう殆ど水も飲めず食べられず。

でもまだ４キロ台ある。カワムラさんは２キロ台まで落ちてから亡くなった。

トム、まだ頑張れるよね？

高くて細い声で甘え鳴きするところなんか、カワムラさんが乗り移ったかのようだ。

先日も、奥さん先生に「カワムラさんタイプでよかった」と褒めて貰った。

どういう事かと言えば・・・

口の中から顎に向って開いてしまった穴からは、血膿が常に出ている。喉や胸元の白い毛が、赤く染まり、ガビガビに乾いてしまう。傷口を消毒し、胸元を拭いて毛を梳いて貰ったのだ。

痛む場所に近いところは力ずくで暴れて触らせないので、処置をしている間は二人掛かりで保定していても怒って怒って仕方なかったのだが、治療が終ってキャリーに戻ると直ぐに甘えた声で鳴いてみせた。

その様子がカワムラさんに似ていると、先生にも感じて戴けたのだろう。

カワムラさんの事は、奥さん先生はいつだってとても可愛がって下さっていたし、その穏やかな性格を褒めてくれていた。

随分と長い年月、毎日のように通ってお世話になったしね。

カワムラさんを好きになって戴けるのは私達も嬉しかったし、カワムラさんのような猫と暮らしている事で私達はちょっぴり自慢だった。

いつまでもカワムラさんは、多くの人の心に生きている。

そしてトムの中にも・・・。

午後、サイジョウさんと東急のコーヒーショップで会う。

色白でスッキリほっそり美しく、暑い日でも見るからに涼しげなサイジョウさんは、夏に会うには最適な相手かも知れない。

色白でスッキリほっそり美しいのはこうちゃんも同じなのだが、見慣れてしまうと感動が薄い。

ＢＳで再放送していたテレビドラマ【白洲次郎】を見ていて、ラスト近くに白いＴシャツのラフな姿がなかなか素敵だったのだが（素敵なのは演じていた伊勢谷友介なんだけど）、うちのこうちゃんも同じ位にダンディーでカジュアルでも清潔で、いい味出していると思った。

「プリンシプル」を大事にし、英語が堪能なところも似ている。

だから、これからは「ぽーたん」なんて呼ばないで、「ジロウさん」と呼んでやろうと思う。

ジロウさんたって、「坂上」のジロウさんじゃないからね。

何とサイジョウさんは、新盆を迎える父の為にお花を用意してくれていた。

優しい心遣いに感激。有り難うございます。

帰宅して直ぐに花を活け、父に供える。

痛みで車に１５分も乗っていられない状態なので新盆にも帰省出来ないのだが、写真だけの仏壇にお線香を絶やさないでいようと思う。

他にもお飾りをした方が良いのだろうか？

と言っても、父の位牌や仏壇は母の居る実家にあって、そちらでちゃんとぬかりなくしていると思うので、こちらはあくまでも「サテライト」だ。

でも、父はここにも居てくれると思うから、ちっとは何かしてあげなきゃね。

父とはあまり長い年月を共に暮らさなかったし、私が実かで暮らしていた１９年間は、父は早朝に家を出て深夜に帰宅するという毎日だったので、殆ど一緒に過ごしていない。

だから父が実は甘いものが好きだったなんて、最近まで知らなかった。

仕事中毒だった父には甘いものを食べる時間など無かっただろうし、リタイアしてから家に居る父の姿を私は殆ど知らないのだ。

しゃーない、晩年の父が好きだったというバウムクーヘンでも買って来てお供えするか。

ジャム

太ってるし暖色だし

Aug. 11, 2010