《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ペロ

毛が長くても・・・

Aug. 31, 2010
2010年8月31日 火曜日

暑い。

まだまだまだまだ、猛暑日は続くらしい。



地球は大丈夫なんだろうか?いつかは滅びるんだろうけど・・・。




昨日、書きそびれた。

昨日の午後、BSで【リオ・ブラボー】を放映していたので、何度目か解らない位繰り返し観た映画ではあるものの、ついまた観てしまった。

でも、観て良かった。やっぱり傑作だもの。

「映画雑記」でも書いた作品>>こちら参照)なんだけど、しつこくまた書く。

新しい発見も幾つもあったし。



原題:Rio Bravo
邦題:リオ・ブラボー

製作年:1959年
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース

監督:ハワード・ホークス
脚本:ジュールス・ファースマン
    リー・ブラッケット
原作:B・H・マッキャンベル


キャスト(役名)
ジョン・ウェイン (John T. Chance)
ディーン・マーティン (Dude)
リッキー・ネルソン (Colorado)
アンジー・ディッキンソン (Feathers)
ウォルター・ブレナン (Stumpr)


CMなしで2時間半の放映時間だ。

それを思うと、これまでテレビの洋画劇場では如何にカットされてしまっていたシーンが多かったか良く解る。



ストーリーはすっかり解っているので、原語ではどう言っているのかを多少なりとも味わう余裕が出来る。

喋っている事の全てが聞き取れる程に私は英語が達者ではないけれど、私にも聞き取れる程度にシンプルで気の利いた科白が多いのと、私よりは遥かに英語が使える(仕事にしているんだから当たり前だけど)こうちゃんが傍にいるので、字幕と比べながら楽しめた。




保安官助手の足の悪い老いぼれスタンピー(ウォルター・ブレナン)とアル中のデュード(ディーン・マーチン)の二人を指して「酔いどれとビッコ(drunk and cripple)」と英語では言っているのに、字幕スーパーでは「この二人」としか訳されていなかった。

文字数の関係ではなくて「ビッコ」では差別用語になるからだろうが、言葉の味わいと言うか、言葉を発した人間の人間性の描写はもの足りなくなる。



「ビッコ」のどこが悪いのだろう?

私だって今ではビッコをひかずには歩けない。私を指さして「ビッコ」と言われたとしても、私は別に構わない。

それは生まれつきの身体的障害ではないから平気なんだよ・・・と言われるかも知れないが、もし生まれつきビッコだったとしても、人の言う事なんかはいずれ平気になっていたと思う。

だって私にも良い部分や優れている部分はきっとある事を、いずれ自分で見つけるはずだから。

私は生まれつき母のようには美しくないし、鼻も低いし寸胴だし怠け者だし頭も良くないけど、そんな私にも良い点はあるのだ。敢えて列挙しないけど。





着替えてすっかり見違えるようにさっぱりして保安官事務所に現れたデュードがスタンピー爺さんに敵と間違えて撃たれそうになった後で、「あの馬鹿じじい」と言っていたのが可笑しいのだが、残念ながら英語で「馬鹿じじい」をどう言っていたのかが聞き取れなかった。

いずれDVDででも確認したい。



保安官ジョン・T・チャンスが、自分の事を「眠りが浅い」と繰り返し言っていたのだが、眠りが浅い事は英語で「light sleeper」と言うんだね・・・と素朴な発見をした。





ディーン・マーチン演ずる「デュード」を人質に取られてしまった時、若くて新米の助手のコロラド(リッキー・ネルソン)が保安官に言う。

「立場が逆転したね」と。

つまり、悪党一味のボス「ネイサン」の弟「ジョー」を捕えて留置していたので形勢有利だったはずが、保安官助手のデュードを人質に取られてしまっては、相手側に有利になってしまったという意味だ。

これを原語では、「The shoe is on the other foot now」と言っていた。

辞書で調べると、「shoe is on the other foot」というのは「立場が変わる」という慣用句である。

う〜ん、53際にもなってひとつ利口になりました。



アンジー・ディキンソンとジョン・Tとのやりとりにも、適度に余裕のある大人同士の会話が多く、それで観客に納得させるそれぞれの性格描写も巧みで、後々に伏線であった事が解る科白も多くて無駄が無い。



監督ハワード・ホークスと脚本のジュールス・ファースマンの組んだ作品には、削ぎ落とした洒落た科白が多い。

原作は短編小説だという。つまり、あそこまでの長い映画・・・しかも緩みどころの無い作品に仕立てられたのは、脚本の力である事は間違いない。

因みにこの監督と脚本家の組み合わせでは、他にも【脱出】や【三つ数えろ】などの名作がある。

どちらもハード・ボイルドの代表作と言って良い。ハンフリー・ボガードを語るには欠かせない作品であろう。



【リオ・ブラボー】は西部劇としても、ジョン・ウェインの出演作としても、最高の出来だと思う。アンジー・ディキンソンもチャーミングで適役だ。

DVDを買って年に一度は観たい位、私も夫も大好きな映画だ。



猛暑のせいで葉モノ野菜が高い。

そんな時に、レタスやほうれん草など食べなくても良いや。胡瓜も買わない、ルッコラもベビーリーフも買わない日が続いている。



1袋5個入りで多少キズものの茄子を2袋買ってきたので、相変わらず薄味の煮浸しにして冷やしておく。

煮浸しに添える根生姜をおろすのは面倒だけど、男手があると楽チンよ。

だから大根おろしも毎日食べられる。いよいよ男手がなくなってしまった時は・・・そん時はフードプロセッサーがあるさ。

大根葉1/4をおろしにして、1/4を千切りしてホタテと和えたサラダにする。



半額になっているタスマニア・ビーフも毎日食べるにはうってつけだし、チーズもおやつに手軽に食べたいので、1個ずつ個包装してあるものを欠かさない。

体重が少し戻り、食後直ぐだったら43キロに限りなく近づく。

よし、この調子で体力が落ちないようにしなくちゃ。
ペロ

ボクは涼しいよ

Aug. 31, 2010

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