ガラ
ガラゃんは
お姫様だから
Oct. 4, 2010 |
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2010年10月4日 月曜日
一日雨かと覚悟していたら未明には上がって、以降は殆ど降らず。
昨夜は眠れなかったので、そうでなくても調子が悪い午前中はゆったり過ごそうと思っていたら、痛みでとても「ゆったり」なんか出来なかった。
横たわると「生きているのが嫌になる」と言いたくなる程痛いのに、仕方無しにでも起き上がって動き始めると痛みがマシになる。
どういうこっちゃ。
もっと働け、もっと動け・・・と言われているのだろうか。
確かに動きは悪い。
仕事ったって椅子に座りっ放しだし、出掛けるったって車だし、重たい荷物は全部こうちゃんに持って貰うし、ウォーキングは挫折したままだし・・・
せめて掃除でもしようと、眠れない夜にはPCに向うのではなくて、雑巾を絞り始める。
思えば物凄く忙しい時期は既に過ぎていて、あの頃は目にさえ入らなかった部屋の隅のホコリや、戸棚の中のデッドストックになった食材、床に物を積み上げてしまった為に扉を開ける事すら出来なくなっていたクローゼットの中身やらが、途端に気になり始めた。
姑がここに住んで40年掛けて作り上げ、そのまま残して行ったゴミ(同然の古いモノ)がまだ捨て終わっていないというのに、自分達が20年足らずで作り上げてしまったゴミ(同然の使わないモノ)がたくさんある。
このままで死んだら恥だ。
もしこうちゃんが後に残ったら、片付けだけで余生を忙しくさせてしまうだろう。
私が一人残されたら、もう片付ける気力や体力は残っていないだろう。
二人揃っているうちに、どうにかしないといけない。
だからちょっとずつモノを捨てている。
もう必要ない辞書の類、昔の年賀状、昔の住所録やスケジュール帳・・・これだけでも重たいゴミ袋が出来てしまった。
もう絶対に穿かない小さなレースのパンティ、キャミソールやスリップ、ストッキングのストック・・・そういうのも一杯ある筈だ。
でもまだそのクローゼットまでは辿り着けない。
自分で編んだセーターの類・・・アルパカとかカシミヤ等の良い糸で編んだモノは勿体無くて、それに思い入れがあったのでなかなか捨てる気にはなれなかったけれど、多分もう着ない。
もう20年着ていないのだから、この先も着ないという事で良い筈。
着物もある。
自分が着物道楽だった母が、振袖になんか興味のなかった娘の為に色々と誂えてくれた着物の数々。
親許に居た頃はお茶を習っていたので、多少は着る機会もあった。だけどお茶事に着た程度で、後は仕舞い込みっ放し。
凄く気に入っていた結城紬や加賀友禅にも殆ど袖を通していない。
酷い場合には、仕付け糸すら抜いていないのだ。
母の想いを思うと、とても捨てられない。
どうすりゃいいのだ。
切り刻んでパッチワークするにも、私の人生の時間だってそう長くは残っちゃいないだろう。活用出来ない。でも古着屋に安値で売るのも嫌だ。
きっと、みんな同じような悩みを抱えているんじゃないか?親が誂えてくれた着物や、親の形見の着物に関しては・・・。
モノになんか執着しても虚しい。それは解っている。
それでも誰かの想いのこもった品物をゴミとして捨てる事には、生きている間は抵抗がある。
そういうモノと自分の想いを精算して身も心も軽く行く事が、人生の最終段階では必要でとても大切な事なんだろうな。
「仕舞う」とは「終う」事・・・改めてそれを感じる。
ゴマとジャムの排便を、カレンダーに記録するようにしている。
この二人が、今やギャングと化したアンちゃんの影響を受けて、排便のタイミングを逸したり、過剰グルーミングという問題行動を起こしているのだ。
一番小さいくせに、一番気の強いアンちゃん。
何事があろうと悪びれず無邪気で、だからこそ可愛いのだが、神経質なサビ猫にとっては脅威らしい。
ゴマやジャムのトイレを邪魔する事も覚えたらしく、それでジャムやゴマがウンコの途中でトイレを飛び出してしまったり、トイレの外にウンコを落としていたりする事が解った。
そしてゴマとジャムはそれぞれ自分のウンコ用のトイレをきっちり分けて持っていたのだが、アンちゃんは自分用のトイレの他に、ゴマとジャムのそれぞれのトイレも全て使う。
ウンコもオシッコも全てのトイレでするようになったので、ジャムはそれも気に入らない。
3匹しか居ない部屋に、4個のトイレ。
猫ベッドだってたくさん、色んな場所に設置しているのに、それも全てアンちゃんは独占したがる。ずっとジャムが気に入って寝ていた椅子も、気が付くとアンちゃんが寝ている。
いつもゴマの休憩所だったケージの上のマットも、そして私のPCのディスプレイの上も、アンちゃんが占領してしまった。
トイレも寝場所も決して少な過ぎる数ではない筈なのだが、とりわけジャムにとっては自分専用のモノや人が必要だ。
膝で甘えるにも万が一アンちゃんに遅れをとったりしたときには直ぐに拗ねてしまう。
アンちゃんの事は「アンちゃん」とか「アンコちゃん」(ときどき「ウンコちゃん」)と、ゴマの事は「ゴマ」或いは「ゴマちゃん」「ばーちゃん」と呼ぶ程度のバリエーションだけれど、ジャムには一杯バリエーションがある。
「デビー」(「デブ」の縮小辞のつもり)、「ピギー」(「ピッグ・・・豚」の縮小辞のつもり)、「ブタ子ちゃん」「おデブ子ちゃん」「スネ子」と色々だ。
いや、名前なんかどうでも良い。
問題はその性格の複雑さであって、それはまるで毛色の複雑さと比例しているかのようだ。
いや、性格だってどんなんでもいい・・・兎に角、元気でちゃんと食べるものを食べ、出すものを出してさえいてくれれば・・・。
トイレでしようが、枕でしようが、ベッドでしようが・・・出てくれればOKさ。 |
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ガラ
ウンコなんかしないの
(嘘つき)
Oct. 4, 2010 |
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