猫雑記20101015

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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フレア

アタシの顔って・・・

Oct. 15, 2010

2010年10月15日　金曜日

クローゼットの整理をして出て来た山のような古着を、ご近所のサイジョウさんがフリーマーケットに出店すると言うので貰って戴いた。

捨てずに済むのは有り難い。おまけに整理も出来て、何だかとても嬉しい。

サイジョウさんはマツモト先生の病院で紹介された若い女性で、野良猫のエサやりと避妊を頑張っている。

「小太郎」「小次郎」などの保護主と言えば、覚えていらっしゃる人も居るかも知れない。

ご近所と言っても車で10分くらいは掛かる。

昔の人はお伊勢様だって歩いて行ったのだから車で10分の所と言えば歩けない距離ではないけれど、歩けば多分50分は掛かるだろう。

バスだって始発から終点まで乗ったら、また別の路線のバスに乗り換えなければ行けないのだ。

それでも「今から行くよ～」と電話して15分後には会える距離に野良猫に関わっている仲間が居るというのは、大抵が孤立無援な事の多い者同士として嬉しい現実だ。

彼女は（以前にも書いたけれど）きちんと暮らしている礼儀正しい娘さんで、今回のフリマの件でお宅に上がらせて戴いても、とても良く片付いていて室内が綺麗だ。

そして、お母様ともお会いしている。

品の良い綺麗なお母様で、私はそのお母様との方が歳が近いのだ（ガビ～ン！）。

今日はお母様からお見舞いのお手紙と、お手製の布の花束を戴いてしまった。帰宅して直ぐに、ミュウたちの部屋に飾る。

生きて姿のある子たちの部屋になんか飾ろうものなら、１日も経たずに破壊されてしまうだろう。お花や華奢なものは全て、ミュウ達の遺骨を置いた部屋に限る。

次回サイジョウさんとお会いする時は、お母様ともご一緒してお話がしたい。

私の体調が不安定なせいでなかなか前もってスケジュールが立てられずにいるのだが、手頃で美味しい店があればランチでも・・・。

食事制限はあまりきっちりやり過ぎても、楽しくなくなる。たまには外食くらいしないと気が滅入ってしまう。

そうなんだ・・・フレアとジャムは似ている。

フレアはジャムとは色合いや柄の入り方が違うだけで、可愛らしい顔立ちはジャムに負けない位に愛らしい。

メスとは思えない程に大きくてデブデブの体型も、そして猫嫌いなところも似ている。

今では育てて貰った恩も忘れ、ゴマですら近寄られたくない程に他の猫の存在を嫌うジャムだって、元々子猫の頃は猫が嫌いじゃなかった。

いや、もっと正確に言うと、ミュウが生きている頃のジャムは全然神経質なんかじゃなかったのだ。

無邪気で天衣無縫・・・パパに「子供は早く寝ろ」なんて言われていたし、あまりにも他の猫たちに対して悪戯ばかりするので、やめさせる為に新聞紙をクルクルと丸めた棒を用意しておいて「ジャム叩き棒」と呼んでいた位だったのだ。

ポカリと叩かれても全く意に介さない。

むしろ遊んで貰っていると思って、新聞紙に噛み付いてボロボロにしてくれたものだ。

それが今ではどうだろう。

アンちゃんが私の上に乗って甘えている姿など目に入ろうものなら、拗ねてしまって呼んでも絶対に来ない。

呼べば来るのが、家庭内野良を除くとうち猫たちの特徴だったのに。

そしてそんな後にいつまでもしつこく自分の身体を舐めて、毛を抜いてしまうのだ。

気が付けば、付きっ切りで撫でたり抱いてやったりしてやめさせようと努力して来た。

カラーを着けてしまう事もしてみた。

そして最終手段として、洋服を買って着せる事にした。

この件に関しては、明日また・・・

フレア

ジャムちゃん似だって

Oct. 15, 2010