猫雑記20101025

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ペロ

このアングルどう？

Oct. 25, 2010

2010年10月25日　月曜日

私の定期健診日なので、夜明け前からバタバタする。

例によって７時前に家を出ないといけない。

朝ご飯は簡単に、解凍しておいた冷凍のスティックチーズケーキとソーセージフランスを焼き直したもの、そして尿検査の為に利尿効果を期待してコーヒー。

慌しく一服してから家を出る。

今日もこうちゃんに車で送って貰った。感謝。

そして病院到着が７時10分。

よしっ、今日は総合受付の順番が７番目だ。今までで最も順番が早い。

私の前はジジイばっかり。後ろもジジイばかり。

後から来たジジイが私の前に並ぼうとして「ここ良いですか？」と言うので、「そちらにどうぞ」と私の後の席を示してお断わりした。

私だって８時からの検査、９時からの診察を受ける為に暗いうちから起きて色々と猫家事や家事を済ませ、６時45分には家を出ているのだ。

決して楽して早い順番は取れないのだ。

９時の予約で一番目の診察だったのだけれど、先生が診療室に現れたのは９時40分だった。

病棟の入院患者さんの具合が悪かったとの事。

この時点で、採血と採尿が終ってから１時間半待っていた事になる。予約してあってもこれだ。

先生が「何か変わった事はありますか？」と仰るので、相変わらず痛みが酷い事に加え浮腫みが出た事を申告した。

すると血液検査の項目を電話で増やし、胸部のＸ線検査をしてから再度診察に来るよう言われる。

そこからまた検査に回り、何人も待ってからレントゲンを撮る。

それが終ると、同じ日に別の先生の予約も入っているので、そちらを先に・・・と言われる。こちらの先生の予約は９時半だったのだが、当然とっくに時間を過ぎている。

もう１１時半過ぎだ。

だけどカルテが回って行かない事には名前を呼ばれるは無いので、私の順番は自動的に飛ばされている訳だ。いつになったら終るのか・・・長い一日はまだ始まったばかりだった。

この時間ともなると、廊下の待合室は満員で座るベンチも無い。

バッグがだんだん重たく感じられるようになり、そろそろ足が痛くて立っているだけでも辛い。

しかし辛いのはきっと私だけではなかろう。

元気そうに大声でお喋りしている病院通いがシュミのオバサンもたくさんいるんじゃないかと思えるけど、本当に具合が悪くて来院している人だっているはずだ。

オバサンと言えば、今日もつくづく感心してしまった。

どんなにお洒落をしていようと、見事な化粧をして澄ましていようと、殆どのオバサンはベンチに「ドカッ！」と乱暴に座る。

そのベンチに先に腰掛けていた私は、その衝撃がとても嫌だ。

ちょっとした襲撃が神経痛には響くし、本当はオバサンたちの大声のお喋りもビンビンに痛みに影響する。

そんな事を言うといかにも神経質そうだけど、神経質は神経質だろうが神経痛も神経痛なんだ。

膠原病の担当医からは鎖骨下動脈の閉塞の現状についての説明を受け、今の段階ではこれ以上の薬は使わず、但し念の為に今週中に心臓のエコーを撮る事になる。

ＳＬＥに関しては月に一度の血液検査で経過を観察しつつ・・・という事で、こちらの先生とのご縁も切れそうに無い。

ま、いいんだけどさ・・・本当は一人の先生に総合診療しい欲しいんだよね。

それからまた最初の先生のところに戻り、浮腫みの原因について説明を受け、かと言ってこちらもこれ以上は薬を飲むような事はせず。

もっと詳しく調べようとしたら、入院して腎生検になってしまう。それは避けたい。

そして利尿剤の弊害も説明され、処方しないと言われる。

解ってはいるんだけど、溜まっている水分をすっきり出したい。

ウンコだろうがオシッコだろうが、人も猫も溜めるのは良くない。何でもすっきり出るのが一番だ。

昼をとうに過ぎてから会計を済ませ、院内薬局と院外薬局で薬を処方して貰うのを終らせ、電話してこうちゃんに迎えに来て貰う。

もう、おなかがペコペコ。

途中、病院の売店で買ったロッテのチョコレートを２欠片ほど食べたのがとても美味しかった。

今日も一杯病院に支払いをしたので、今月は手元に現金が無くなってしまった。

帰り掛けに銀行に回り、なけなしの預金をおろし、車を停めていた「東急」でパンとイカや生ハムのマリネを買って帰る。

これが今日の昼ご飯となる。

何だかぐったり疲れてしまって、しかも足の浮腫みも増してくる。

ほうら、こんなに浮腫むんだよ、先生～見て見て！

足首や足の湯後の関節、膝、股関節・・・下半身のほぼ全ての関節が痛み、歩き難い。でも歩かないと浮腫みは解消しないのかも知れない。

歩いたりマッサージしたり、熱い風呂に入ったり足湯をしたりして血行を良くして、心臓の負担も減らすようにしないといけないみたいだ。

しかし、こんな病院通いを毎月２度ずつも繰り返すのは堪らないな・・・と改めて思う。

みんな、よく我慢しているものだと感心する。

私は今日も、途中でキャンセルして帰ってしまおうかと何度も考えた。

思い留まったのは、もっと悪化して入院なんかしる羽目になったら大変だと思うから。

真面目に通院・治療するから・・・という約束で先生には入院を勘弁して貰ったのだから、最低限度の約束は守らないと仁義に悖る。

だから今週の追加の検査も、毎月の検査も、嫌だけど真面目に受け入れているのだ。

でも入院しての検査・・・たとえば腎生検なんかは絶対に嫌だ。

もっと節制もするから、入院だけは勘弁して欲しい。

そしてこれ以上の回復は無理と諦めるしかないところで諦めて、おとなしく余生を生きたい。

その余生が少しでも長からん事を願いつつ、その為にこそ節制をするから。

兎に角、今日は休もう。

今夜はもう何もせず、遠い所での心配事に関しても今夜だけは暫し考えるのを休んで、兎に角寝たい。

そして明日から元気に頑張ろう。

ペロ

この方が良いかな？

Oct. 25, 2010