猫雑記20101103

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

月別index	2010年～｢猫雑記｣index	2005～2009年｢猫雑記｣index		1999～2004年｢猫雑記｣index
猫たちの写真だけ見れば充分という場合は・・・「foto de 猫雑記」			Top page	サイトマップ

ジャム

猫にカツオブシ？

Nov. 3, 2010

2010年11月3日　水曜日

泣き言を言うようだけど、うちにはどうしてこんなに大量の毛布やマットや猫ベッドがあるのか。

その答は簡単明瞭・・・猫が物凄く一杯居るからなんだけど、それにしても増して自分がストック魔である事を悔やんだ一日だった。

洗って綺麗にしてから仕舞っておいたのに、今年の夏の異常な暑さのせいだったのか、今年は衣類につく虫が一杯出た。

猫用品のストック部屋（納戸とも言う）にはエアコンが無い。

だから衣装ケースに入れ、ケースの中には防虫剤も入れ、入りきらないものに関してはところどころに防虫剤を仕込み、部屋全体にも行き渡るようにして防虫剤を吊るしておいた。

マルチカバーのような大物は布団圧縮袋に入れて、空気を遮断したつもりだった。

にも拘らず、今年は虫がわいた。

衣類を食い荒らす「カツオブシムシ」というやつだ。

それが「ヒメマルカツオブシムシ」なのか「ヒメカツオブシムシ」なのかは区別出来ない。だから総称して「カツオブシムシ＝カツオちゃん」と呼ぶ事にする。

カツオちゃんの幼虫は成虫よりも大きくて、毛が一杯生えていて見るからに憎たらしい外見をしている。

そしてウールだけじゃなくて、化繊も食うし、紙類も食う。

古いダンボールなど保管していると、気をつけていないと、これも食う。雑誌もコピー用紙も食うらしい。

一度きっちり掃除洗濯して仕舞っておいたからと言って、決して油断出来ない。

目に見えるカツオちゃんはまだ良い。ダニがついていたら（ついているに決まっている）、これは目に見えない。

季節が変わり冬物を使い始めようとしたら、使う前にもう一度洗わないとダメかも知れない。

それで思い立って２階の物から一通り洗おうとしたら、あまりにも大量にあって一日掛かってしまった。

湿度の高い季節でもないのに、除湿機を掛けっ放しで室内乾しする。

やっぱり外には干したくない。

外の空気は意外と汚れている。

以前は、折角一戸建てに引っ越したのだからとベランダに干した事もあったのだが、布団を干そうとしてベランダの手摺を拭くと、雑巾に付くのはホコリだけじゃなかった。

油煙のような黒くて細かい汚れ・・・それは排気ガスなどで汚染された空気が、東京湾の海風か多摩川の川風でこの辺りの郊外にもたらされる汚染だと知って、成る程なあ・・・と膝を打った。

それに外に虫干しして虫が付く場合もあると聞く。

だから乾燥機を使っての室内乾しに慣れてしまうと、とても外に干す気にはなれないのだ。

しかし、洗濯だけでカツオちゃんの卵は死ぬのだろうか？

熱湯で洗えれば良いのだけれど、洗濯機への給水は水だけだ。

実家の母は偉かった。

４０年も前、自宅を新築した際に自分の希望を伝え、洗濯機の脇に深いシンクの洗い場を作って洗濯機にもシンクにも給湯出来るようにしたのだ。

母はとても潔癖症だったので、風呂の残り湯で洗濯はしなかった。

洗濯物の分別もきっちりしていたし、手で部分洗いしてから洗濯機で洗う事を徹底していた。

私も残り湯で洗濯することには抵抗があって、いまだかつてした事が無い。

でもお湯で洗濯したい。

特に粉の洗濯洗剤だった頃には、洗剤が良く溶けるよう、そして皮脂汚れが良く落ちるよう、水温を高くしたかった。今では液体洗剤が主流だけど、出来るだけ少量の洗剤で洗いたい。

だから風呂場かシンクでお湯で下洗いしてから仕上げを洗濯機に任せるようにしているけれど、大きな毛布なんか無理だ。

洗濯機への給水には是非給湯器からのお湯も引いておくべきだと、今日改めて思った。

毛布も衣類も猫ベッドも全て、大きな鍋でグツグツ釜茹でしちゃいたいよ、本当は。

殺菌・殺虫・・・それで万全だものね。

それでも、仕舞っておけば虫が付くのだ。

脱気して完全に虫を社団出来る袋にでも入れておかない限り。

だから今では、季節物に関しては出来るだけ１個・１枚ずつ衣類や毛布の圧縮袋に入れているのだけれど、全て・・・という訳にはいかない。

にっくきカツオブシムシ。

ところで猫の毛も天然ウールだけど、猫にはカツオちゃん、取り付かないのかな？

ジャム

アタシは興味ないよ

Nov. 3, 2010