《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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シロちゃん

野良時代その1

Nov. 21, 2010
シロちゃん
2010年11月21日 日曜日

薄曇り。

4時起きして始動したので、色々とはかどる。

なるほど「早起きは三文の徳」と言われて育ったが、その通りではあるものの、いかにも古過ぎるな。

三文って幾ら位なんだ?



何故冬になってからも暗いうちから起きてしまうかと言うと、勿論猫家事が忙しいせいもあるけど、すっきり目覚めたタイミングで起きてしまわないと、いつまでも眠くてだるくて辛い事を身を持って知っているからだ。

そして歳をとると、今までにも増して時間が惜しい。

ゆっくりやろうと決心したばかりなのに、もう忘れている。

せかせかしない、自分のペースで動く・・・でもきっとせかせかしているのが私のペースなんだろうな。






少し早かったけれど、4時には起きて熱いミルクティーを淹れて飲む。

好物のシナモンロールもこうちゃんと半分こして食べる。



まだ朝飯には早い。

こんな時間に朝食にしてしまっては、とても昼までもたない。

朝飯はちゃんと用意してあるのだ。ハンバーグを挟んだ美味しいドッグパンが。イヒヒ。






昨夜は早めに鎮痛剤を飲んでベッドに入ったのに、なかなか痛みがひかず、そういう時は横になっているのが何より辛い。

おまけにそんな私の上にはゴマがちょこんと乗っている。

3.5キロ・・・とさほど重たくも無いはずのゴマだけど、痛い時にはゴマ程度の重みでも負荷が掛かってトリガーとなり、関係ない場所にまで痛みが走る。

そこんところが神経痛の厄介なところだ。



痙攣するような痛みだけでも治まらないと眠れないので、薬が効くまでの間ずっとこうちゃんがマッサージしていてくれたようだ。

ようだ・・・と言うのは、そのうちに私は眠ってしまったから解らないのだ。



こうちゃんの手には不思議なパワーがある。

足や腰を擦って貰っているうちに、いつも眠ってしまう。

眠っているのはほんの短い間なのだけれど、それで結構痛みも緩和するし、眠れなかったせいでグッタリ疲れていてもスッキリする。



不思議なパワーというのは本当に不思議なパワーなのかも知れないけれど、それは或いは「愛情」のチカラなのかも知れない。

しかし痛みの強い箇所に触れているうちに、こうちゃんの手の平が物凄く熱くなる事も確かで、手が何かを発しているか、手が私の痛む部分から何かを受けているか、そういう事があるような気がしている。



また或いは「有り難い」とか「嬉しい」と私が感じている気持ちが起こす痛みの緩和作用かも知れないし、深い信頼関係があるが故に成立する受け身側のキャッチするチカラなのかも知れない。

だから「そんなモン・・・」と端から疑っている人にこのマッサージを施したところで、効果なんか無いのだと思う。



たとえ「こうちゃんパワー」が私の錯覚だとしても、原因不明の疼痛には脳が錯覚して起こしている痛みもあるそうだから、錯覚で錯覚を相殺出来るのであればこれ程結構な事は無い。

少なくとも強い薬を増やすよりはずっとマシだ。






目覚めた時には、マッサージして貰っていた時のまま自分の枕に足の甲を乗せ、掛けるべき毛布の上でうつ伏せに寝ていた。

そして私の上には、こうちゃんの分の毛布が掛けられていた。

誰が掛けてくれたのだろう?

そんなのこうちゃんに決まってる。ジャムやゴマでない限り・・・。



こうちゃんは私のPCのデスクに向かい、ジャムを抱いてPCで何やら閲覧していた。

そこはPCのモニター画面の明かりだけでは全てを照らせない位の薄暗がりなので、抱いているのが本当はジャムなのかどうか見えちゃいなかったのだけど、尻尾が「ブンッ、ブンッ」と矢鱈勢い良く振られていたので、ジャムと解った。

ゴマは喧嘩は強いものの、いつもしずしず、おずおずと行動するおしとやかな猫だから、そういう尻尾の振り方はしないのだ。



ジャムが振る尻尾が顔なんかに当ろうものなら、とても痛い。

眠っているジャムに触れると、ちょっと尻尾を動かす。

面白いから「ジャム、尻尾ブンブンしなさい」と声を掛けると、眠ったまま尻尾を振る。

暫くすると尻尾は止まり、また声を掛けると暫くはブンブンをする。

ただの条件反射なのか、言葉を理解しているのか・・・。兎に角、面白い。



余所のお宅にもそういう事をする猫はいるかも知れないけれど、うちの33匹の中にはジャムしか居ない。

ジャムは何かと犬みたいだ。



夜明け前のティータイムを終えて下に降りて見ると、シロちゃんは木製大型ケージ>>これと同じタイプで、亡きトム用の別物)の2段目の床に張られているビニールを広範囲に剥がしていた。

あ〜あ。



穴を掘って外に出ようとしていたのだろうか。

そこを掘っても下段にしか行けないよ。

そもそも下段に行くには、出入り用の丸い穴が開いているんだし。







まだシロちゃんが家猫になってからの写真が撮れないので、シロちゃんがどんな猫がご存じない方にもお見せしたくて、野良時代に撮ってあったものを2日連続で載せたいと思う。

もしかしたら3日連続になるかも知れないけれど、ともあれ5年間も野良のシロちゃんと付き合っていると写真も一杯撮ってあった事に今更ながら驚く。



正直なところ最初は「変な顔の野良猫だなあ・・・」と思っていたのだが、毎日のように見ていると、その顔がとても愛らしくて、個性的な柄もカッコよく感じるようになって行った。

ちょっとエキセントリックな風貌の外人モデルのようではないか。私の欲目か?

そして次第に私を認知してくれるようになってくれるその様子は、何より可愛かった。



くどいようだけど、辛かったよ「野良猫シロちゃん」では。

「家猫シロちゃん」の写真が撮れるのは、まだずっと先の事だろうと思う。
シロちゃん

野良時代その2

Nov. 21, 2010
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Nov. 21, 2010
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Nov. 21, 2010
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