《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ジャム

誰よ、ブタって?

Nov. 30, 2010
ジャム
2010年11月30日 火曜日

まだ食欲が無いマーゴには申し訳ない位に私だけ回復してしまい、お腹が空いて空いて仕方ない。

何を食べても胃が痛くならないって素敵。少しずつ食べなくても、一度にしっかり食べても平気って嬉しい。

コーヒーも恐る恐る飲んでみたけど、全く問題なし。





昨日からコトコトと煮込んでいた牛肉の塊りと大根のスープがとても美味しく出来上がった。

オーストラリアの安い牛のバラ肉だけど、じっくりスープキューブで煮込んだら、柔らかくて上等なコーンビーフのようになった。

缶詰のコーンビーフのようなものじゃないよ、代官山の「トムズサンドイッチ」で出て来るような柔らかく煮込んだ本物のコーンビーフよ。



それにしても「トムズサンドイッチ」って、今もあるのかな?

私が22歳位の時から10年くらい住んだマンションの近くにあったのだけど、当時とても高いサンドイッチ屋だった。

だけど価格に見合う程には美味しくて、そこで初めてボソボソの缶詰とは違う茹でたて熱々の柔らかくほぐれた本物のコーンビーフというものを食べたのだ。

若い私にとってはとても高かったから2度くらいしか食べたことは無いけれど、忘れ難い味だった。



そうか、今度はコーンビーフを作ろうかな。

先ずは塊り肉をスパイスと塩に漬け込むんだろうな。

プリンもチーズケーキも作らないうちに胃が回復してしまって、今度は肉料理を作ろうとしている訳だ。

頭の中だけだけど、なかなか忙しいな、私。




久々で夢の話。

夢の中で、私はどこかの家を訪ねていた。

帰る時間になり、外に出ようとすると家の人に案内された出口は玄関ではなかった。ベランダに出るのかと思って扉を開けると、眼前には思いがけず物凄いパノラマが広がっていた。

家の向かいには山が、そして真下には川が・・・。

深緑の水をたたえた大きな川は、見た目には流れているのかいないのか解らない程に水面が静かで、ダム湖のような深さと静けさだ。

そしてその水面には、向こう側にそびえる山々の紅葉を映している。

山の紅葉はランダムなパッチワークのようで、赤や黄色、茶色、そして緑色のままの木々もあり、素晴らしい継ぎ接ぎぶりだ。

それが川の水面にも映り込んで、ダブルの規模で紅葉が楽しめた。



いや、楽しんでいたのだろうか。

怖かった・・・と言った方が正しい。

川はどれ程深いのか解らないが、とてもとても深い川なのだ。



兎に角、帰り道はそこしかないという事で室外に出ようとすると、そこは階段の踊り場程度のスペースしかなくて、この家は川の上にせり出しているような土地に建っているのだ。

目が眩む程に高く、そしてそのまま暗緑色の深い川に落ちてしまいそうで恐ろしい。



こわごわと部屋を出るのだが、その先は通路も階段も無い。

家の屋根づたいに降りて行かなければならないらしい。



その屋根は南欧風の瓦葺で、人が一人立っていられるかどうかの小さい屋根が段違いで幾つもある。

どうやら部屋の小窓に付けられたものらしく、壁に一杯あるのだ。

その段差を利用して少しずつ下に行くという訳だ。



滑り落ちてしまわないか恐ろしくて足がすくんだ。

でも先に進まなければ帰れない。

途中まで降りて行ったものの、先にも進めず後戻りも出来ず、にっちもさっちも行かないところで目が醒めた。







別の夢では、いまだ仕事に対しての色気も野望もあるらしく、新しい企画を任される事になり、私を抜擢してくれた社長とその打ち合わせをしている場面だった。

そこはスペイン料理の大衆食堂で、これから料理や飲み物が出て来るらしくテーブルにはまだ何も無い。

なのに社長は既に相当に酔っていて、しかも必要以上に顔を近づけて話すものだから酒臭い息が掛かる。

酔っ払いは嫌だなあ、こんな目に遭わないと仕事が貰えないのは私が実力がない証拠なのかなあ・・・などと思っているうちに目が醒めた。



この社長は実在する社長である。

その社長の下で働いていた頃、私は今よりずっと若くて今よりも更に生意気でとんがっていた。

それでも色々と辛抱強く接してくれて、仕事のチャンスも貰った。

やる気だけはあるけれど、どう実現したら良いか解らないでもがいていた青二才の私を育ててくれたのだと感謝している。

美味しいものも食べさせて貰った。

叱られた事もあったけれど、ヒステリックな叱り方はしない人だった。身体も心も欧米人のお爺さんのように大きな人だった。

酒臭い息なんか掛けられた事は勿論ないのに、夢では変な登場の仕方をさせてスミマセンでした。



オジイサンと言っても、私が余りにも若かったからそう見えただけで、あの当時あの社長は今の私と同じくらいの歳だったはずだ。

社長は大人だったんだなあ・・・と今更のように感心する。

それとも50代なんて、20代の若者から見たらやっぱり年寄りなのかも知れないな。私も「オバアサン」と言われてもぐうの音も出ない。





人は親だけに育てられるものではないと改めて思う。

今更届かない思いではあるけれど、感謝もしている。

なのにあの頃には、その有り難味も恵まれた自分の境遇も自覚していなかった。

それどころか不満とやり場の無い怒りのような気持ちばかり持っていた。

罰当たりな私。



同窓会にも行かない私は、育ててくれた先輩や上司たちにも、何十年か前にはお世話になりました、今ではこんなになりました・・・などと言って今更会おうとは思わない。

恩返しなんか、どのみちどうやったところで出来ないのだ。



だから私に出来るせめてもの事は、私が大人として若い世代が育つ過程での「肥やし」になる事だろう。

なれるのか、私に。

そう自問すると、何だか珍しく自己嫌悪に陥った。






ここのところ、ろくな夢を見ない。

身体が思うように動かなかったから、精神的に追い詰められているのだろうか。

もっと何かマシな事をしなければならないと思い込んでいるのだろうか、意識下では。



良くないな、自分を過大評価している証拠だ。

今から一花咲かすような事は、今後もう無いと思った方が良い。

生きていられるだけで有り難い。

現状維持なら最高で、どんどん下降線を辿るのだ。

生活して行けるだけのギリギリの収入が得られ、猫たちを世話して生きて行けるだけの活力が残っていさえすれば御の字・・・

死なずに済んで、穏やかな気持ちで生き続けられるならば、それが今は一番幸せなのだ。




シロちゃん、まだ鳴き続けている。

「ガア、ガア・・・」シエスタに横たわって手足を伸ばしたまま「ガア、ガア・・・」惰性で鳴いているだけ・・・といった風情である。

ウンチは次第に固まってきている。あと一息。





隣の部屋でシロちゃんが鳴いているせいなのか、1年近く飽きずに鳴き続けていたタマちゃんがすっかり鳴かなくなった。

そのタマちゃんは太りに太って、【うる星やつら】の「こたつ猫」のようだ。

ジャムも顔負けだ。



もはやジャムを「ピギー」(「ピッグ」の縮小辞形のつもり)とか「デビー」(「デブ」の縮小辞形のつもり)と呼んでは気の毒かも知れない。

でも可愛いんだもの。
ジャム

ジャムじゃないよね?

Nov. 30, 2010
ジャム
ジャム

あの白い奴でしょ?

Nov. 30, 2010
ジャム
ジャム

覚えてるわよ

Nov. 30, 2010
ジャム

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