アンダ
キバだけで・・・
Dec. 26, 2010 |
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2010年12月26日 日曜日
連日寒い。
幸い、南関東では雪が降らないでくれている。
先日スタッドレスには履き替えてあるけれど、雪なんか降らないに越した事は無い。
福島の某所の国道では、大雪の為に300台もの車が動けなくなって立ち往生して一夜を車の中に閉じ込められて過ごし、今日の夜になってもまだ何十台もが動けないままだという。
自衛隊が100人以上、スコップで除雪する地道な作業に繰り出されている映像をTVのニュースで見た。
何か災害がある度にこうして地味な重労働にかり出される自衛隊員は、本当にご苦労様だ。
きっかけは25日午後9時半頃、大型トラックがスリップして道をふさいだ事だと言う。
トラックはブロのドライバーのくせに、雪の備えをしていなかったのだろうか。
しかしそれはきっかけに過ぎず、他の車もスリップしたり坂道を登れなかったりして、このような大渋滞と雪の中の立ち往生を引き起こしているのだ。
お気の毒ではあるけれど、全ての車が「被害者」であるとは思えない。
自分だけスタッドレスなんか履いていても、動けなくなった他の車で道を堰き止められてしまってはどうする事も出来ないし、他の車がスリップして衝突して来るのも避けられないだろう。
雪の日、雪になりそうな日には、もっと装備をきちんとして欲しいと思う。
自損事故だけだったらどうでも良いけれど、最低限、他の車や他人に迷惑を掛けないで欲しい。
雪を、冬をナメている人たちは、少し反省して欲しい。
起きてもいないトラブルで自らを省みる事なんか有り得ないか、そういう人たちは。
雪国でもない横浜ではあるけれど、何年かに一度の積雪に備えて、こちとら毎年冬タイヤに履き替えているんだぞ。
家の直ぐ前はまさに「山道」だし、車で通勤していた年月も長かったので、そうせずには安心して車で出掛けられないのだ。
10数年前、鶴見の会社に通っていたある冬の日、出掛けるときはただの曇りだったのが、昼過ぎに突然ブリザードのような雪になって、みるみる積もって行った。
私は休日出勤だった事もあって、それ以上雪が酷くならないうちに早退して帰宅する事にした。
だってスタッドレスを履いていなかった上、初めての雪道運転の初心者運転者だったんだもの。
「その時」が突然やって来てしまって、しかも助手席にこうちゃんがいてくれる訳でもなし・・・否応無しに火の中に飛び込む羽目になったような気分だった。
ワイパーなんかあっと言う間に動かなくなる程の雪の降り方で、何度も窓から手を出してフロンドガラスの雪を落とした。
どの車も雪を予想していなくて、最徐行でノロノロ運転している。
兎に角、降り始めたと思った途端、あっと思う暇もないうちに物凄い降雪と吹雪になってしまったという、私の人生では一番の雪だったのだ。
多分、どのドライバーにとってもそれは同じだったと断言出来るような、そういう雪だった。
初めての雪道の運転だった私は怖くて怖くて仕方なく、前の車の轍をそっと付いて行くようにして必死に帰宅した。
それでも何とかバス通りまでは他の車と暗黙のうちに励まし合うような連帯感の中で走れたけれど、家が近づくにつれ交通量はどんどん減り、やがて新雪の急坂を降り始めた時は心底怖かった。
新雪の急坂を、何度も右左折するのだ。
その曲がり角も斜面で、曲がった途端そのまま横滑りして余所の家に突っ込むんじゃないだろうか・・・という不安もあった。
急発進、急ブレーキは絶対にダメ、滑り始めたら滑った方向へハンドルを切る・・・教習所やこうちゃんにそう教えられた事をずっと頭の中で繰り返し、家のガレージに無事に着いた時には、安堵してオシッコ漏れそうだったよ。
こうちゃんは初めての雪道走行を何の心積もりも無いまま一人でしている初心者ドライバーの妻を心配し、ずっと家の前で帰りを待っていてくれた。
「初めてのおつかい」で無事に家に戻れた子供のように、抱きついて泣きたかったけれど、日頃「豪気」を装っている上州女の私としては、「あ〜怖かった」と言う程度で済ませた。
今ならもっと素直に、オシッコ漏らしながらワンワ泣いているかも知れない。
いや、それじゃあ痴呆老人か。
ヤバいな、そろそろ歳も歳だけに。
ともあれ、今年の冬には大した雪が無く過ごせると嬉しい。
毎年そう願っている。
それはもはや出掛けない気になれば出掛けないでも済む立場の自分の為じゃなくて、外で生きている野良猫たちの為に・・・だけど。
「旅愁」という歌がある。
今どきは知らないけれど、私くらいの年齢だったら誰でも小学校唱歌として習ったものだと思う。
「更け行く秋の夜、旅の空に・・・」という日本語の歌詞が付けられたあの曲だ。
そんな歌があった事すら何十年も忘れていたのに、今日、大根を干そうと刻んでいた時、ふと思い出して口ずさんだ。
「恋いしやふるさと、なつかし父母(ちちはは)」と歌ったら、涙がボロボロこぼれた。
春に父が死んだとき、臨終にはおろか葬儀にも行けなかった不孝な娘としては、あまり悲しむのも憚られた。
時が過ぎるにつれ、寂しさとも悲しみともつかない喪失感と、父の存在の大きさと、会いたい気持ちがどんどん募ってくる。
もう逢えない。
父はもういない。
そう改めて思うと、今更のように愕然とする。
生きている間にはろくに会わなかったくせに、もう会えないとなると会いたい。
共に暮らしていなかったからこその都合の良い郷愁か。
でももう一度、電話でも良いから話をしたい。
そして不孝を詫びたい。ありがとうと言いたい。
生きては再び会えない。
「夢路に辿るは故郷(さと)の家路」・・・それしか無いのだな・・・としみじみ思う。
50代ともなると、年々歳々「別れ」に満ちている。
人生の春・夏は本当に短い。
晩秋が長く、そして冬がもっと長かったりして・・・それはそれで怖い気もするけれど、とりあえず猫たちとの生活の為には長生きしたいよ。 |
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アンダ
アンちゃんて解った?
Dec. 26, 2010 |
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性懲りも無く庭の風景を撮影してみている。
今日は一番暖かい昼の時間帯に撮影してみた。
暖かいと言っても、ずっと外に居ると手が凍えてしまいそうだ。
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今朝の庭風景
Dec. 26, 2010 |
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オニ柊とパンジー
Dec. 26, 2010 |
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風見鶏を挿してみた
Dec. 26, 2010 |
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風見鶏アップ
Dec. 26, 2010 |
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お多福南天と
寄せ植え
Dec. 26, 2010 |
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四季咲きラベンダーと
ネイビーの寄せ植え
Dec. 26, 2010 |
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まだ花の無い撫子
Dec. 26, 2010 |
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アイビーと黄色い花
Dec. 26, 2010 |
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同上を正面から
Dec. 26, 2010 |
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名前知らずの葉っぱ
Dec. 26, 2010 |
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ゴチャゴチャ並べて
Dec. 26, 2010 |
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榊の木
Dec. 26, 2010 |
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ローズマリーと小花
Dec. 26, 2010 |
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柊の葉
Dec. 26, 2010 |
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