《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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イオ

アタシは任侠猫

Dec. 28, 2010
イオ
2010年12月28日 火曜日

流石に師走もここまでくると、どこの道も混雑している。

仕事納めも近いせいか、みんなせかせかと運転している。

信号が赤になってからもまだ直進して来る車が多くて、危ないったらありゃしない。

右折車がウインカーを出して待っているんだから、信号が黄色になったら止まりなさいよ。いや、せめて赤になってから何台も猛スピードで交差点内に続けて突っ込んで来るのはやめてよね。

右折車は右折車で、やっと直進車がいなくなったからと言って、とっくに右折信号が赤になっているのにいつまでもガツガツと右折して・・・。

これじゃあ交通事故が多発するのも当然だよね。




最近気付いた事。

それはバスが左折する際に、徐行ではなくて完全にストップして確認をしてから左折している事。

大型車の左折時に自転車や歩行者に気付かずに巻き込んでしまう事故が多いから、これは良い対策だと思う。



しかしそのストップしているバスを、交差点内で追い越しする後続車がいるのだから呆れる。信号が青だという事は、対向車線には直進車や右折しようとしている車がいるんだぞ。

そんな危険を冒してまで先を急いだところで、どれ程の時間が短縮出来ると言うのか。



えげつない、はしたない、公徳心の無い、自分勝手なドライバーが多いのは、日本がまだ後進国である証拠だ。

サルに運転免許と高性能の車を与えてしまっているだけなのだ。

ちょっとだけ他人を思いやって先を譲るとか、他の車に迷惑を掛けない運転を心掛ける大人のドライバーはとても少ない。

これは恥ずかしい事だと思う。





無茶な運転をしないオバサンドライバーにしても、センターラインを踏み越えてど真ん中を走って来て平然としている。

或いは対向車が来ると怖いらしく、ブレーキを踏んで相手の車を通過させようとするのだが、その際にも寄せもしない。

信号の無いT字路で路地から本線に出て来て、先ず左を見ているオバサン・・・違うだろ、近い方の車線にはそっちから車は来ないんだよ、先ずは右を見るべきだろ・・・と言ってやりたい。

それに、いきなり車の鼻先を出し過ぎて停まっている。邪魔なんだよ。

車両感覚が無いのと、自分勝手なんだろうな。

オバサンだもんな。



いや、私もオバサンだけど、そんな大胆不敵な運転はしないよ。

何が怖いって、他の車の迷惑になるような運転を自分がしてしまう事が一番怖い。

それは単なる綺麗事ではなくて、自分のせいで他の車にブレーキを踏ませたり、通行の邪魔になるような路上駐車をしたり、不必要なまでのノロノロ運転をしてクラクションを鳴らされたりするのはシヌほど恥ずかしい。

そうよ、ええかっこしいだもの、他人に迷惑だと思われる位だったら死んだ方がマシだもの。




思うに「オバサン」と呼ばれるのは年齢の問題ではない。

自分が社会の中でどういう影響を与えているか、その自分の姿を客観的に見る事が出来て、それで自分をセーブしたりコントロール出来ている人は、たとえ白髪や皺が出て来ても「オバサン」化はしていない。

20代でも既に「オバサン」になってしまっている人は幾らでもいるし、40代でも自制心があり、夫だけでなく漠然とした存在・・・「社会」と呼んでおこうか・・・に甘えていない女性だっているのだ。

どちらがカッコいいか、言わずもがなであろう。



しかしカッコの問題だけじゃない。

兎に角、社会のお荷物になっている事に気付かない、気付いたとしても平気で開き直っていられる・・・それがオバサンのオバサンたる所以なのだ。




実家の母などは、70代も後半になって少しも「オバサン」ではないし、身体はそれなりに老人になってはいるものの、精神は少しも老人ではない。



何故だろう?

答は簡単。

母は私なんかと比べても、遥かにええかっこしいだからだ。そして「ええかっこ」する為の自制と努力を惜しまない人だからだ。

そこまでブライドを高く持たなくても良いだろうに・・・と娘としては度々思ったし、年老いてからはそんな母が心配ですらある。

でも、そのプライドが母を支えている事も解る。




残念だけど、私は母を超えられる事はないまま一生を終えそうだ。

母の出来ない車とPC、カメラの操作が出来る程度で、あとは全ては母に劣る。

それにそんな程度の事は、機会があって必要に迫られれば、きっと私より上手にこなしていただろう。運動神経も反射神経も、そして集中力も負けん気も、私よりずっと強いのだから。



私は自分勝手に生きて、子供を産み育てる事もなかったし、料理も母ほどにはマメではない。

母と張り合えるのは、尊敬出来る伴侶を得た事だけかな。



でも、それが唯一の親孝行だ。

死んだ父も、その点に関してだけは安心してくれていただろうと思う。



子は一生親を越えられないのかも知れない。

向上心や努力を放棄している訳じゃない。でも、人生の残り時間が少なくなってきた歳になり、やっぱりそう感じるのだ。

それ程に親の恩というのは大きいという事か。



恩返しなんかロクに出来ない。

でも恩知らずなまま死ぬ事はなさそうだ。

うん、恩だけは自覚している。
イオ

よござんすか?

Dec. 28, 2010
イオ
イオ

おひけえなすって

Dec. 28, 2010
イオ

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