猫雑記20101229

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ジャム

ふん
（「糞」じゃないぞ）

Dec. 29, 2010

2010年12月29日　水曜日

風が無くて暖かい。

近所のコンビにまで歩き、近くの農家から毎週水曜日に入荷する新鮮な野菜を買って帰る。

白い部分よりずっと長い立派な葉の付いた大根、小ぶりな白菜丸ごと、小さなスティックブロッコリー・・・今日の収穫はそんなところ。

イモ類も色々とあったのだが、これ以上は重たくて運べない。大根と白菜だけでかなりの重さなんだもの。

尤も、持つのはこうちゃんだけど。

ジャムの便秘が酷い。

今では４日に一度しか出ない。

嫌がられながら、噛まれながらもウンコマッサージもしてやっているし、欲しがれば生野菜も少しは与えてみている。

整腸作用が望めるからと言って、乳酸菌などは一切受け付けない。

少しでも振り掛けようものなら、フードを一切食べなくなる。

そもそも食べる事に殆ど執着が無くて、好物に騙されてサプリメントを混ぜ込むなどという事が出来ない厄介な猫なのだ、ジャムは。

但し、一旦ウンコが出るとなると、一日に２度も２度もウンコする事がある。

トイレで少し出したら、いつの間にか私達のベッドの毛布の上で大量にしてある。カチカチに固くて大きなウンコが一杯。

お陰で毛布は４日に一度は洗うハメになり、いつも綺麗に使える。ジャムのお陰で。

既に巨大結腸になってしまっているのだろうか。

しかし猫に浣腸は出来ない。それは危険な事だから。

ジャムのトイレまで全てを、アンちゃんが使うようになってしまった。

それがジャムには嫌なのだ。

しかもジャムがトイレに入ると、アンちゃんがついて行って邪魔をする。

ジャムはジャムで、ゴマのトイレの邪魔をする。

おちおちトイレにも入っていられないのだ、神経質なサビ猫としては。

アンちゃんはもう、どこも自分のもの、トイレもベッドも私達の膝の上も・・・そして多少ちょっかいを出された程度ではめげない。

強いようでいて実は繊細なサビとは、アンちゃんは出来が違うのだ。

体重はジャムの三分の一しか無いくせに、ジャムよりずっと強いアンちゃん。

困ったものだが、ちょっと頼もしくて嬉しい。

だけどジャムのフンづまりには、ほとほと困っている。

「あと一日出なかったら、病院行きだね」と話していると、その日のうちに不思議と出る。

病院でして貰える安全な対処方法は、穿り出すか、体温計を入れて刺激する事位だろうな。

しかしジャムを病院に連れて行く事は、これまた至難の業なのだ。

キャリーの取っ手に手を掛けただけで、別室で寝ていても敏感に察知して、どこかへ隠れてしまう。

重たいジャムを狭い場所から引きずり出す事も、抵抗して暴れるジャムをキャリーに押し込む事も、これまたとても難しい。

何しろ巨体で力も強いのだ。私たちの腰が引けている事も関係あるかも知れないけれど・・・。

兎に角、２度の大きな手術で、病院にすっかり懲りてしまっているジャムの執念深さは相当なものだ。

ま、気持ちは解る。

本当に痛かったよね、あれ（>>こちらと >>こちらでした）は。

そして入院も金輪際イヤなんだよね。ママだってイヤだよ。

しかし、どうして３匹しか居ない２階の猫たちは、こうも相性が悪いのだろう。

１階の猫たちなんか、同室の子たち同士であれば殆どみんな抱き合って寝ているというのに。

先日など、タマちゃんがジニーとシャインの２匹をはべらせて、ひとつベッドで寝ていた。

タマちゃん、モテモテじゃん。

ペリーだってイオとは勿論だが、リマともペロとも抱き合って寝ている。

テトとルスは一人で居る事が多いものの、別に誰かと相性が悪いという事も無い。自然な距離感の中で上手く暮らしてくれているのだ。

それが出来ず、一人じゃないと駄目な子たちは、既に一人部屋に居るから問題は無い。

私達と共に寝起きしている２階の３匹だけが問題児なのだ。

ジャムは過剰グルーミングもまた酷くなり、やっと毛が生えて来た部分がまたしても舐めハゲになってしまった。

洋服なんか、もう抵抗が酷くて着せられやしない。

カラーを着ければ、トイレもご飯も出来ない。

舐めているところを撫でてストップさせても、その私の手を噛む噛む、蹴る蹴る。

次第に攻撃的なコブラのようになってしまうジャムに「ジャムのバカ！ママはもう知らないからね。一生ブタ肌でいなさい！」なんて言ってしまう。

勿論本心じゃない。可愛くて堪らない、大事な大事なジャムなのだ。

フワフワツヤツヤに柔らかくて綺麗なジャムの長めの毛がすっかり抜けて、ピンクの肌を剥き出しにしてツルツルに剥げているのを見るのは辛い。

その肌の状態こそが、ジャムの精神状態なのだろうと思うから。

そしてこの酷い便秘も・・・。

それは即ち、私達への不満の表れなのだと感じるしかないから。

ゴメンね、ジャム。

お願いだからウンコして。

ジャム

病院なんか・・・

Dec. 29, 2010