猫雑記20110120

2011年《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ルス

性格が良い
ですって？

Jan. 20, 2011

2011年1月20日　木曜日

今日は大寒だ。

風が冷たい日になるという予報だったが、さほどではない。

陽だまりはポカポカとして気持ち良かったし、手袋や帽子なしで夜のエサやりも出来た。

デスクに向って仕事をしていても、足元がスースーするような事も無かった。

だけど流石に朝晩の冷えは本格的だ。

今年は寒い・・・明け方、外に出るとそう感じる。園芸店のスタッフもお客さんたちも「今年は寒いから」と言っているのを耳にする。

野良猫だけじゃなく、どれ程多くの野生動物たちが凍えている事だろう。

動物だけじゃない、植物も凍ってしまうものがある。

サクラ草は蕾のまま凍って萎れてしまったものがある。

ビオラは低温に強くて、むしろ寒い方が花保ちも良いけれど、シマトネリコの葉は寒さで茶色くなってしまっているものがある。

強い植物なので暖かくなればまた元気な緑の葉に戻ると言うが、チリチリに枯れてしまう葉や枝も出て来た。

横浜ですらこんな風だ。

自然というのは厳しい。

こんなぬるま湯の生活をしていても、それはしみじみ感じる。

何度も書いたけれど、寒い国から来たルスとリマは、特に被毛が柔らかくて毛が密だ。

手触りの良さは短毛組ではピカイチだろう。

だけど都内で捨てられていたジャムも、毛が深くて柔らかい。

これはどういう事か。

ジャムの場合は、洋猫がかなりの割合で混じっているのだろう。

だって、同じサビでもゴマやイオ、フレアやマーゴとは全然顔が違う。毛の深さも違う。

なのにその見事な毛を自分で毟るのだから、ジャムの神経不安だかアレルギーだか解らないけれど、相当に悪化しているのではないだろうか。

ウンコも、出ても殆どベッドの毛布の上でしかしなくなってしまったし・・・それはもう、ゴマが枕トイレでしかオシッコしないのと同じで、精神的なものが起因しているのだと思う。

多頭飼育していると、最初は上手く折り合いをつけていたのに、年月の経過と共に少しずつバランスが変わって行く事もある・・・それを身に沁みて感じている。

ごめんね・・・と言いつつ、少しでも満足感を与えられるようにこちらサイドで努力し続けるっきゃない。

しかし、手を掛け愛すれば愛する程、どんどん独占欲が強くなり、どんどん我が儘になって行くのはどういう事か。

いや、そういうものだよね、猫だって人間だって。

それを思うにつけ、ルスやリマは性格的にも本当に良い子たちだと感心する。

エイズキャリアというだけで里子に迎える事をキャンセルした人は、本当に損したな・・・と思う。

ルス・リマ姉妹は、まさに「大当たり」猫だった。

他が「ハズレ」という意味ではないのだが、稀に見る性格の良さと愛らしさで、こちらが恐縮してしまう位に私たちを信頼し、みんなと仲良く出来て、手が掛からず、そして私達を愛し求めてくれている。

流石、カワムラさんが育てた猫たちだ。

天国のカワムラさん、本当に本当に有り難う。

ルス

そうかしら？

Jan. 20, 2011