2011年 《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》 猫雑記
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ルス

ママ、怒ってたわね

Jan. 26, 2011
ルス
2011年1月26日 水曜日

くだらない事で怒りの半日を過した。



最初は怒ってなんかいなかった。

ただの問い合わせで済むはずだった。

それがどんどん怒りに変質して行った。時間も取られ、ストレスも感じ、一体何故こんな事になってしまったのだろう?と恨めしい。



事の発端は、今日の午前中に届く事になっている荷物の問い合わせだった。

送り手に依頼して、午前中の出来るだけ早い時間帯で配達をお願いします・・・という我が儘を申し送りしてあった。



大抵の運送会社では、午前中の配達時間指定には、細かい時間までは指定出来ない事になっている。

私は私でダメモトのつもりでお願いし、送り手も快くそれに応じて備考欄に明記してくれた。



その配達指定業者は毎日のようにうちに配達に来ているから、セールスドライバーの何人もがお馴染みさんばかりだ。

いずれも感じの良いドライバーだし、うちは猫砂にせよフードにせよ大量で重たい荷物の配達が多いので、いつも申し訳ないな・・・と感じている。

だから時々、ほんのささやかな感謝の気持ちとして、チョコレートなんか差し上げたりしている。

既にバレンタインのプレゼント用の安いチョコレートだって準備した位なのだ。



私は朝から、配送業者のウェブで配達状況の確認を行っていた。

てっきりもう「配達中」という表記になっているであろうと思ったのに、何度チェックしても何かおかしい。

前日の夕方に都内台東区の支店で荷受けして出発しているのに、翌日(今日の事だ)の朝になっても、それから1時間おきにチェックしても、いつまでも「配達店に輸送中」となっているのだ。



それで、もしやコンピュータの登録にタイムラグがあるだけなのかも知れないから、直接配達店に問い合わせしてみようと思い立った訳だ。



出発した時刻から、既に14時間は経過していた。

東京都台東区から横浜まで、一体何時間掛かるだろう?

もし途中に経由するポイントがあったとしても、14時間も掛かってまで届いていなかったら、とても午前中の配達の便には乗らないだろう。

たとえ積雪があったり渋滞していたとしても、この状況はいかにもおかしい。



ところが、電話に出た女性は「まだデータが上がって来ていませんので・・・」との一点張りだった。

それでも食い下がって、この伝票番号の荷物を担当ドライバーが配達に持ち出しているかどうかを調べて貰ったところ、午前中の配達のトラックには乗せていないと言うではないか。

どうなっているのだ。



それでは荷物は今どこにあるか解りますか?と何度目かの電話で訊くと、調べもせずに台東支店から輸送中であるという事しか解らないと返答する。

調べて欲しいと言っているのに。



それで「責任者の方に代わって欲しい」と要求した。

嫌な言葉だと思う、「責任者を出せ」と言っているのだから。でも埒が明かないから、気の進まない切り札を出したのだった。



しかし責任者という男性も、なかなか食えない人間だった。

これも何度目かの電話で、やっと「別のラインで、昨夜の24時某に中継地の東京センターを出発したというデータを叩き出しました」と言う。

それでもおかしいじゃないか。

夜中の0時に都内の中継ポイントを出発してから数えても、この時点ではもう10時間も経過している。

どれだけ掛けてトラックは走るのだ。

それとも、出発はしても途中8時間くらいの仮眠でもとるのか。



異常な状況である事を漸く認めさせる事が出来た。

しかし、その後の対処がなっていない。

午後の便が到着して、その荷物があるかどうかを調べてからでないと、いつお届け出来るか解りませんと言うのだ。

そりゃあそうだろう。

でも、私が望んでいるのは、今、との荷物は正確にはどこにあるのか・・・という事なのだ。

東京センターを経由し、そこを既に出発しているトラックが、横浜の配達担当支店に届いていないはずが無いと思うからだ。




それで、業を煮やして荷受けをした台東支店に問い合わせをする事にした。

そこでまた電話に出た女性に事情を説明すると、その女性が自主的に「担当の者からお電話折り返せさて戴きます」と言ったので、その電話を待ってまた同じ話を繰り返す。

一体何度、同じ話をしたのだろう。




その後もゴタゴタと色々あったのだが、結果としては、私が配達担当支店に電話した時点では、まだ東京センターに積み残されていたのだ。

それから輸送されて配達支店が受け取り、今からうちに配達に窺いますという電話が来るまでに、僅か1時間半ほど。

そりゃあそうだろう、全く遠い距離ではないのだから。

午前中の出来るだけ早い時間帯に・・・とお願いした荷物は、かくして午後3時に受け取った。



何が「午前中指定」だ。

よりによって午前中配達の荷物を積み残しおって。

昼に積み込んで、どうやって午前中に配達するんだよ。






でも私が怒っていたのは積み残しがあった事でもなければ、届くのが遅くなった事でもない。それにいちいち目くじらを立てていたら、こちらの身が持たない。

何しろ、毎日のように配達物があるのだ。



人間がする事には、どう注意を払っても間違いは付きまとう。

ミスを犯さない・事故を起こさない為の努力をした結果、それでも起きる事であれば致し方ないと思う。

誰がやっても長い間の統計をとってみれば、一定の割合でミスや事故は起きるだろう。



私にだって、その程度の想像力や寛容さはあるのだ。

威張る訳じゃないけどさ。






私がムカついたのは、問い合わせしている客に対して全く調べもせずにマニュアルトークでしか対応しない電話窓口の女性のハートの無さ不親切さ、その上司のいい加減な受け答えに対してだ。

あの「24時某に出発したというデータが叩き出せました」と言ったあの言葉は何だったのだろう?

釈然としないから、私はそこのところも突っ込んだ。

すると、相手はそんな事は言っていないと言う。

訊き間違える訳が無い、藁をも掴む気持ちで、どんな些細な情報でも得たいと思い、時間と手間を費やして問い合わせしているのだ。

どこを何時に出発した・・・などという貴重な情報は、それがただひとつの有益な情報だったのだ。



いいや、仰いましたよ・・・と一字一句違わない表現を繰り返してやると、そういうつもりで言ったのではない等と、最も駄目な仕事人の言うような言い訳をする。

その瞬間に、ああ、これはもう相手にしても無駄だ・・・と感じた。







日記にすら何度も書いた事だけれど、言葉というのはどういうつもりで言ったかなんて全く重要ではない。

相手にどう伝わってこそナンボのものなのだ。

だから、自分がどういう表現をすれば自分の意思通りに相手に伝わるか、そこに責任を持って伝えなければならない。

相手に不要な誤解を生じさせてしまうとしたら、大抵は自分の側に問題があるのだ。

余程のキチガイや被害妄想癖のある人間と話しているケースでもない限り。



そこまでは言わないけれど、怒っているお客に「そういうつもりで言ったんじゃありません」なんて言葉を発したとしたら、火に油を注ぐようなものだと心得て戴きたい。



おまけに、この荷物は梱包に破損が生じていた。

段ボール箱の長い方の辺が大きな力によって圧縮されて、アコーディオンのように縮まっていたのだ。

人間の手では、とてもそんな芸当は出来ないだろう。

だけど、どこの時点でそういう事故が起きたのか、全く報告が無いのだ。そんな事ってあるだろうか?



幸いにも内容物には破損が無かったものの、そういう事故が起きたからこそ「積み残し」という事態が起きたのではないのか?

なのに、どうして積み残したセンターからの報告も謝罪も無いのか。

私にはそういう感覚が解らない。




翌日にも同じ業者を使った配達物がある予定だった。

だから念を押した。

今回の事は、くれぐれもセールスドライバーに謝罪させておしまい・・・なんて事はしないで欲しい・・・と。



配達ドライバー達は最前線で頑張っている。

様々なタイプの客に対して感じ良く接し、どんな天候の中でも重たい荷物を素早く届け、爽やかな印象を残して急いで去って行く。

今回の梱包の破損も配達の遅延も、彼等のせいではないのだ。



謝罪するなら、彼方が自ら配達に来て謝罪して欲しいと伝えてあった。

そして来ましたよ、係長さんの名刺を持って。






つまらない事で時間を費やし、ストレスを溜め、電話代を使い(折り返しを待っていても一向に掛かって来ないから、何度でもことらから電話して長電話になるのだ)、挙句の果てにダンボールはアコーディオンである。

馬鹿な半日を過してしまった。




でも、こういう客はモンスター・クレーマーどころか、親切極まりない得難い有り難い客だと思うぞ。

明日の配達は、間違いなく午前中でお願いしますよ。
ルス

ま、機嫌を直してよ

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こんな顔もしたげるわ

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