猫雑記20110220

2011年《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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テト

イタズラっ子が
増えたのね

Feb. 20, 2011

2011年2月20日　日曜日

曇っていたせいか、明け方の冷え込みはあまり無かった。

ハイポをたくさん入れた缶詰フードをエサ場に持って行き、ついでに裏の公園をチェックして来る。

先日の雪で桜の枝がたくさん折れてしまっていたのだが、使えそうなものを拾って来た。

このままゴミにしてしまうのは勿体無いと思い、何かに使えないかとずっと考えていた。

拾い上げてみると、ちょっと力を入れただけで簡単にポキッと折れてしまうものが殆どだった。

これでは薪にでも使う以外に用途が無さそうだ。

漸くまだ粘りのある生きた長い枝を見つけたので、それを持ち帰る。

洗ってからリングの付いたピンチを何個か通し、キッチン用の短い物干し竿にする事にした。

手拭き用のタオルや台拭きは一日のうちでも頻繁に使うので、マメに洗って素早く乾かしたい。

今まではいちいち室内干し用の竿まで持って行っていた。

と言っても遠い訳じゃない、歩いて１０歩位の所なのだが一応部屋は別なのだ。

キッチンシンクの近くに、洗って直ぐに干せる専用の物干しがあれば良いと常々思っていた。

市販のタオル掛けは余り好きではない。

そういうものもやむなく使ってはいるけれど、濡れたタオルを掛けて素早く乾かせる類のものではないようなような気がするので、それは専ら違うものを掛ける用途に使っている。

剪定した庭木の枝や、台風や雪で折れてしまった公園の木の枝を、何とか利用してやりたいと考えていたので、思いがけず真っ直ぐで長い枝が手に入って、これはそのままの長さを生かして物干し竿にする事にした。

家の中にプラスチックのものが増えると、何だか侘しい。

プラスチックは原材料も高いし成型する為の型代も高いから決して侮れないのだが、否応無く増えてしまうプラスチック製品がある事は仕方ないとして、木の物の方が何となく温かみがあって好ましく感じる。

それでも木ゆえの欠点だってあるし、何が何でも木が良いという事でもない。

公園には、カワムラさんの桜の枝もたくさん落ちていた。

ちょっとした事で折れてしまう枝は、きっと枯れかけていたのだろう。

雪の重みに耐えて生き延び、枯れているように見えても、ちゃんと春に備え小さな新芽を用意している冬の裸の木々たちを見ると、何て強いのだろうとつくづく感心する。

野良猫たちや冬の草木からは、生きる厳しさと、それに立ち向かう勇気を与えられる。

同じ事を感じている人たちは決して少なくないと思う。

自然は厳しい。

だけど長く辛い冬の後には、必ず春がやって来る。

そこのところは、２度と春はやって来ない人や動物の一生とは違うけれど、長い長いスパンで考えたら、きっと私達の一生も桜の花の一片が散るようなものだろう。

一度はこの身を咲かせられたら、時期が来れば散るしかない。

地球の歴史とて見たら、そんな程度なんだろうな、人の一生なんて。

明日は私の検診日だ。

こうちゃんは「今回は俺も受診に付き添って、先生にもっと痛み止めを出して貰えるよう言うよ」と意気込んでいる。

それ位、私一人でも言えるけどさ・・・傍で見ている家族として証言してやりたいという事だろう。

迷惑ばっかり掛けているなあ・・・こうちゃんには。

兎に角、明日は猫家事を全て済ませてからでないと家を出られないから、二人とも３時起きだ。

尤も、私はいつも２時か３時には目覚めてしまうのだけれど・・・痛くて。

もう何年も、１時間半以上連続で眠った事が無い。

これでは痩せても当然だよね。

明日の昼は、病院の帰りに外食するぞ～。

テト

え？僕？

Feb. 20, 2011