2011年 《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》 猫雑記
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ナム

おめめが大きい
だけじゃない

Feb. 24, 2011
ナム
2011年2月24日 木曜日

暖かい。

時々弱い雨が降るものの、傘が必要な程ではない。





本格的な雨になる前に、雨樋を何とかしなければいけない。

という事で、朝ご飯が終ったら直ぐに屋根に出て、残された課題を片付けた。

つまり、雨樋から下に雨水を落とす部分の詰まりを解消し、今後は落ち葉が詰まらないようにネットで防護するのだ。








最近の雨樋には、雨樋全体に落ち葉除けネットがカバーとして嵌めてあるらしい。

近くの親切ホームセンター「メイド」でもじっくり相談したし、ネットで調べるとどうやら>>こんなものが主流らしいのだが・・・。



しかし、こういうネットにも問題はあるという。

つまり、このネットに枯葉が引っ掛かり、意外と掃除が大変であるという事だ。

そもそも雨樋や防護ネットの掃除は高所での作業である為、危険が伴う。

雨樋の修理や掃除中に転落して死亡したり大怪我をした例も少なくないと言う。



それは良く解る。

私も、どうして台風が来ているのに屋根なんかに登って落ちて死んだりするのだろう?と常々疑問に思っていたけれど、きっとその人には急いで雨樋や屋根の雨漏りを修理せざるを得ない事情があったのだろうと、今では同情を禁じ得ない。

人は我が身に降り掛かって来ないと、他人の問題や怒り・悲しみはなかなか解らないものだな・・・と反省してしまった。

いや、猛省しなければいけない。






今は辛うじて二人ともベランダの手摺を乗り越えて屋根の上に出られる。

でも、あと何年かしたら、それ自体が難しくなるだろう。

だって手摺は私の胸の高さなのだ。

そしてベランダより低い位置にある屋根に出てしまうと、その手摺はもっと高くなる。

踏み台があってもちょっと辛い高さだ。

おまけに今は股関節も膝も内転筋も痛いし・・・決死の覚悟で乗り越えているのだ。






改めて問わせて戴きたい。

一戸建ての皆様のお宅では、雨樋の掃除はどうしていますか?

お金を掛けて業者に依頼しているのでしょうか?









しかし、雨樋というのはそれ自体が問題の多い住宅部品なのだという事も解って来た。

山間部や落ち葉の多い場所の住宅では、雨樋に落ち葉が溜まる事は避けられないから、定期的な掃除が必要となる。

うちの場合のように10年も放置していた結果、それが土にまで変化してしまってびっしりと雨樋に詰まり、今回の掃除ではそこに雑草が生え、大きなミミズまでが生息していたなんて、笑えない話ではないか。

普通10年で枯葉が泥に変化するかどうか知らないが、うちの場合そこに養分と糖分の多い葡萄の実がたっぷりと加わって、泥と化すのを手助けしたのではないかと推察している。



しかし雨樋の劣化や破損、そして落ち葉が溜まって雨水が雨樋から溢れてしまう事例は世間に決して少なくないからこそ、雨樋ネットのような製品が作られて売られているのだ。

そのネットにも問題があるが為、雨樋そのものを取り外してしまう、或いは最初から取り付けない例もあると言う。

しかしその事で雨漏りの原因ともなり、住宅の耐久性が損なわれる危険性が伴うらしい。



雨樋の詰まりを防ごうとして、庭木に強い剪定や極端な場合には伐採までをして後悔したり、雨樋の問題を解消に近づける為に別の大事なものを犠牲にするという解決方法となる訳で、何とも切ない。

そして自然に恵まれた地域では、周辺の木々全てを伐採する訳には行かない。



春には桜の花を愛で、一年の苦労が報われるような幸せまでを感じさせてくれる公園の桜の木々を伐採してしまえ!なんて、そんな我が儘はとても言えない。

やはり雨樋は定期的に掃除する以外ないのだろうか。



そして私達夫婦は、いつまで雨樋の掃除が出来るのだろうか?








今日の作業としては、雨樋から下に雨水を落とす管の上部の部分の詰まりを解消した(またしても大きなミミズが出て来た!)

その管の先端は土中に埋め込まれており、その管は途中で取り外せない。接合部は接着されているのだ。

下に落ちるゴミを取り除けない、管は分解出来ない・・・となると、いずれは長い管そのものが詰まってしまって掃除すら不可能になるだろう。

長い管にびっしり枯葉や泥が詰まってしまったところを想像すると、かなり恐ろしい。



今回は幸いな事に、管が雨樋から落ちる部分の、直ぐ真下で直角に曲がっていて、その部分までにしか泥は詰まっていなかった。

と言うのも、何かの太い根が内部に張り巡らされて、それこそ「ゴミ除けネット」の役割をしてくれていたのだ。

有り難や。



だからスプーンで泥を掻き出して事なきを得た。


但し、指や手の甲には幾分怪我をした。屋根に尖った部分があったり、見えないところに針金が切りっ放しで隠されていて私を怪我させるのだ。

ますます憎らしい屋根である事よ。






全て綺麗に掃除した後は、今後もう落ち葉やゴミが流れて行かないように、台所用のゴミ捨てネットをガムテープで念入りに貼り付けた。

どうせどこからも見えない部分だもの、体裁なんかどうでも良い。



勿論、テープが劣化して剥がれてしまう事も想定している。

屋根と雨樋の定期的な掃除の時に、また張り替えれば良いさ。




二人で苦労した分、全くお金は掛からずにメンテナンス出来た。

その苦労が出来なくなった時には、お金を掛けて業者に頼むしかなくなる。

そのお金が捻出できなくなった時には・・・きっと死期は近いのだから、多少の雨漏りも家の傷みも我慢すれば良い。

それでも家があるだけ恵まれている。

その家だって大震災が着たらペシャンコか知れないし、生きている間に全ての猫たちを見送れたら(見送らなければならないのだが)、この古い古い家は壊して更地にして売り、その残金で小さなマンションでも買いたい。









兎に角、生き延びなければ話にならない。

頑張って長生きするのだ。



痛みでは死なない。自殺でもしない限りは。

私は自殺はしないから、寿命で死ぬまでは生きられるのだ。

へへっ。みんなもそうか。




午前中に雨樋と屋根の掃除をしていたお陰で、またしても時間が足りない。

仕事は終らず、昼と晩のご飯の支度は手抜き。

ごめんね、こうちゃん。

メイドとコックがいてくれたら良かったのにね。
ナム

ガン飛ばしも・・・

Feb. 24, 2011
ナム
ナム

得意なのよ

Feb. 24, 2011
ナム

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