2011年 《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》 猫雑記
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デンちゃん

地震怖かったんだよ

Apr. 11, 2011
デンちゃん
2011年4月11日 月曜日

今日も朝食後、庭いじりをしながら例のラブラドールの散歩のオヤジを待つ。

しかし今日も空振りだった。



空振りに越した事は無いのだ。

また来たら・・・そしてウンコをまた放置して行くのを目撃したら、私はどんな態度で臨むのだろう。



右の頬を打たれたら左の頬も差し出す人間になる努力をしなければならないのかな、やっぱり。

もう観念しようね、私。

昨日も決心したじゃん。



雪かきや落ち葉を掃くみたいなものさ。

ウンコ(置き去り)されたら片付ける。

汲めども尽きないかも知れないけれど、それが私に与えられた修練なのだと思うのさ。




「東日本大震災」から1カ月の今日、夕方、ちょっと大きく揺れた地震があった。

私は仕事中で、一服しようとキッチンに移動するところだっので、そのまま目の前の食器棚を押えた。

しかし一人では心許無い位に揺れた。

転倒防止の突っ張り棒をしているものの、天井ごと、床ごと揺れているのだから、たとえ転倒はしないまでも中身が飛び出すのじゃないかとハラハラした。



押えながら振り返ると、テレビもグラグラしている。

途中から1階に降りていたこうちゃんが急いで戻って来て一緒に扉を押えてくれたけれど、扉が開いてしまわないとしても、中の食器が扉のガラスを突き破って来たらどうしよう・・・と怖かった。

揺れがおさまってから家中を点検したけれど、落下物などは無かった。



そうして見ると、3月11日のあの大地震は、教徒は比べ物にならない程凄い揺れだったのだな・・・と改めて思う。

テレビは落下していたし、棚という棚の中の物は全て落ちていた。

食器棚の扉が開いてしまって食器が半分以上割れてしまった事や、大事にしていた「スクールボーイ」のオルゴールが割れてしまった事は何度も書いた。

え〜ん。





今更告白するのだが、被害を大きくした要因として、食器棚の上に使っていない重たくて固い黒檀か何かで出来た「花台」を乗せていた事が考えられる。

それが落ちた食器の上に落下して来て、食器は一層粉々になったのだろう。

まさしく「木端微塵」状態だったのだ。

え〜ん、え〜ん。





そもそも、私が花台なんか使う筈もないのだ。

でも友人の結婚式の引き出物に戴いて以来、捨てるのも勿体なくてずっと棚の上に眠っていた。

重たくて平たいから、ちょっと位の揺れでは落ちる心配もない筈だった。

でも、兎に角落ちたのだ。

地震のヤローのせいで。






これに懲りて、棚の上には重たい物は乗せない事にした。

そんな事、当たり前でしょう・・・と言われそうだけれど、そういう事に気が回らない位、この10年余りの年月は色んな事に振り回されていた。

整理整頓は得意だったのに、どこに仕舞い込んだのか解らない物が多くなった。

捨てる筈がないのにどこを探しても見つからない。

情けない位に物が整理されていない状態になってしまっていた。

今ようやく、そういう物を少しずつ発掘したり、長年使っていない物を捨てたり、必要な物を整頓し直したりしているところだが、死ぬまでにはスッキリ身軽になれるだろうか?



ともあれ、高い場所に重たいものを乗せるのは危険だという基本的な事を、身を以て学習した。





でも、私の不注意ばかりが原因ではないぞ。

地震そのものが大きかったのも事実なのだから。



横浜では「震度5強」だったと後日データ修正されたけれど、傾斜地の我が家の2階はもっと揺れが大きかっただろうと思う。

同じ横浜でも場所によって揺れ具合は違っただろうし、同じ我が家でも1階と2階とでも違っただろう。

そして同じ2階でも、床と天井部分とでは揺れ方が違ったに違いない。





少なくとも我が家の2階では、棚の物が落ちた程度では済まない程の地震だった。

家具食器棚や本棚、そして重たくて男二人でも室外に運び出せずに仕方なく使っている古いドイツ製のキャビネットまでが動いてしまって、それを本来の位置に戻すのにかなり苦労したのだ。



そういう重さのある家具の数々が強大な力で無理矢理瞬時に動いた痕跡として、あちこちの床に傷が残った。

色んな物が散乱した結果、2階の部屋のドアは、どちらの部屋も開けなかった。





ジャムもゴマもアンちゃんも、どれだけ怖かっただろう。

在宅していなかった事が心から悔やまれる。

ごめんね、2階のみんな。





でも、転倒した家具に押し潰される心配だけは無いと思う。

何故なら、2階は狭いお陰で広々と床が広がっている余地が全く無い。

家具は転倒しようにも、別の家具がつっかえてしまって転倒出来ないのだ。



ザマミロ。

地震のヤローめ。





良かった良かった。

たとえ家が倒壊しても、家具が作り出してくれた隙間で生き延びられるよ、きっと。

後は、首からいつもホイッスルでもぶら下げておこうかな。

「ここに生存者がいま〜す」と瓦礫の中から知らせる為に。






だけど、どうかどうか今まで以上に大きな地震が来ませんように。

せめて猫たちがいるうちは・・・いつの日か二人きりになってしまっていたら、その時にはもう家も家財道具も諦められると思うから・・・。
デンちゃん

だけどね・・・

Apr. 11, 2011
デンちゃん
デンちゃん

一緒なら平気だよ

Apr. 11, 2011
デンちゃん
シロちゃん

よしよし

Apr. 11, 2011
シロちゃん

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