猫雑記20110504

2011年《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ジャム

ジャムは今だって

May. 4, 2011

2011年5月4日　水曜日

朝から快晴。

そして風もない。

庭でモノを食うには最適の日だ。

昼ご飯の後は、予定通り園芸店へと繰り出す。

連休中の園芸店はすごい人出だ。

そりゃあもう、これ以上ないガーデニング日和だものね。

１年草のビオラはツンツンと茎が伸びて、いかにももう今シーズンはお終いよ・・・という感じだ。

次々と咲いて驚かせてくれたアネモネも、そろそろ新しい蕾が出なくなってきている。

凄い勢いで増えて花の数も恐ろしい位に大量のノースポールも、多分あと１ヶ月以内でお終いだろう。

サクラソウは多年草らしいが、果たして夏の間枯らさず腐らせず、次のシーズンにまた咲かせられるものだろうか？

私のような初心者にとっては、１鉢１００円くらいの安い苗をシーズン毎に植え替えた方が無難かも知れない。

そう思って、今どきはどんなものが店に出ているか下見に行って来た。

初夏から秋一杯咲き続けてくれて、梅雨の雨にも真夏の強い日差しにも負けず、涼しげな色合いの花がたくさん咲き、一旦開花した花は長持ちして花殻をマメに摘まなくても汚くならないような、しかも安い金額のポット苗は無いものだろうか。

広い店内をグルグル回って随分と探すが、そんな全てに都合の良い植物は無いみたいだ。

要するに、マメに手入れをしなければ美しく保つ事は不可能だという事だろう。

解っちゃいるんだけど、やっぱり楽したいんだもん。

涼しげで爽やかな感じのものは、強い雨で茎が折れてしまうような華奢なものが多いし、花も長雨で腐りそうだ。

いかにも頑丈そうで花保ちも良さそうなものは、色が暑苦しそうだったりして・・・。

これからの季節、白いつるバラなどフェンスに這わせたら素敵だし、手入れ次第では長年素晴らしい状態を保てるのかも知れないのだが、剪定は難しいし、病虫害には弱い。

今まで何度も「今度こそは頑張ろう」と思ってバラ苗を買ってはダメにした経験があるのだ。

バラはそこそこの値段はするし、手入れ時に刺で怪我をするものだから、今はちょっと懲りている。

庭師がいて、日々、そして季節に応じてバラの手入れをしてくれたら良いのになあ・・・と思う。

庭が四季咲きのバラで一杯になって、「ローズ・コテージ」なんて名付けちゃったりして・・・。

今生では無理だな。

今生では、「野良猫コテージ」或いは「なめくじガーデン」が関の山だ。

どちらも合っているし。

少し前、妹が父の遺品を片づけていた時に発見して送ってくれた写真。

５０年前の私だ。

３歳くらいの私

May. 4, 2011

５０年といったら半世紀・・・今からは考えられないほど古い時代だ。

父は写真が趣味で、昔は自宅で現像や引き伸ばしもしていた。

これはある程度大きく引き伸ばされていたので、きっと父にとってはお気に入りのショットだったのだろう。

そう思うと、変な顔をした自分も愛おしく思える。

多分この頃までが無邪気に被写体になっていた限界で、その後の写真はもう表情が固くでつまらない写真ばかりだ。

その後は長年ずっと、可愛い妹が被写体としての実力を発揮し続ける事になる。

その妹ですら、もう５０なのだから・・・光陰矢のごとしって本当なんだな。

ジャムですらもう１０歳なのだ。

2001年にうちに来た時には、まだまだ赤ちゃんだったジャムが・・・。

今も本人は赤ちゃんのつもりらしいが、もう立派に老猫なのだ。

ジャム

子供なんだよ

May. 4, 2011