ルス
やだなあ・・・手術
May. 15, 2011 |
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2011年5月15日 日曜日
昨夜のご飯が済んでから、ケージに隔離して朝ご飯を抜いたルス。
手術前の絶食の為だ。
何事かが自分の身に起きようとしている事を既に察しているのか、ルスは「出して、出して」と騒ぐ事もなく、神妙な面持ちで私達を見ていた。
切ない。
賢くて可愛いルス。
出来る事なら、手術なんかしないで今日だってずっと家に居させたい。
朝一番で病院に連れて行き、先日の血液検査の結果を見せられて説明を受けるが、どこも異常なし。
エイズキャリアではあるけれど、健康優良児と言えるだろう。
問題は歯石だけなのだ。
再度診察をした上で、お預かりします・・・と言われる。
置いて行くのは辛い。
捨てるんじゃないのよ、また直ぐにお迎えに来るからね・・・と何度も言い聞かせたけれど、ルスは解ってくれただろうか?
午後か今夜の手術となる。
頑張れ、ルス。
アンタは強いお姉ちゃんだもの、きっと頑張れるね。
明日は必ず面会に行くからね。
ホントは私もルスと同じケージにお泊まりしたいんだけど・・・もしケージに入れたとしても(丸くなって寝るだけなら充分入れると思う)、そんな事、許してくれないよね、きっと。 |
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ルス
えい、仕方ない!
May. 15, 2011 |
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ルス
行って来るわよ
May. 15, 2011 |
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昼、れかさんと総一郎さんがつくばから来てくれたので、一緒に「元盛」で中華のランチ。
私は豚の角煮と大根の煮物の定食、こうちゃんはエビとイカのチリソース定食。
その他に2人で1皿のマーボ豆腐。
やっぱり「元盛」の料理は美味しい。
塩分なんか気にせず、ガバガバ食べてしまう。
一度タガが外れてしまうと、また連続で通ってしまいそうで怖い。
いや、怖がらなくても良いのだが。
昼ご飯を済ませ、我が家の庭にご案内する。
昨日のうちに初夏の庭を作り上げておいたのだが、写真がまだ撮れていない。
後日、ご披露出来るよう頑張って撮影しなきゃ。
れかさんに花苗のお土産を戴いた。「サルビア」と「ワイルドストロベリー」の苗だ。
「タラの芽」も嬉しいが、花苗も嬉しい。
早速、空いていた陶器の植木鉢に寄せ植えしてみた。 |
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サルビアと
ワイルドストロベリー |
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サルビアの花 |
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「サルビア」は野趣があって大好きだ。
昨日、赤や紫など色んな色の花を植えた「セージ(sage)」と似ていると思ったら、「セージ」の和名は「薬用サルビア」と言うらしい。
「sage」 の名称自体、ラテン語の「salvia」が(フランス語「sauge」を経て)転訛したものであるとの事。
なるほど、冬に植えた「メキシコ赤豆」(デタラメの名前です、ホントは「なんとかセージ」というのだけれど、忘れてしまってどうしても解らない。「チェリーセージ」とも違うし「パイナップルセージ」とも違う)とも似ているし、初夏の庭作りには涼しげで良いと思って色々植えた「セージ」とも良く似ている。
「セージ」だろうが「サルビア」だろうが、この風情がとっても好き。
大切に育てよう。
勿論、ワイルドストロベリーもね。
赤い実が生るかな?
昼にあれだけ食べたくせに、夜もたっぷりのご馳走となってしまった。
実はこの緑色の豆・・・全部が空豆なんです。
ベーコンを大きくブロックに切っているので、空豆の大きさが解り難いんじゃないかと思うけど、山盛りの空豆なんですよ。
凄い贅沢でしょう? |
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空豆ベーコン炒め
May. 15, 2011 |
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勿論、自分で買ってこんな豪勢な事は出来ない。
「絶品キャベツの君」(またの名を「横須賀のプリンセス・マサコ」)からの贈り物なんだけど、生まれて初めてこんな贅沢な食べ方をした。
いや、それどころか空豆を自分で買って食べた事が、この54年近くの人生で皆無なのだ。
だって高いんだもの、空豆。
届いて直ぐに豆は鞘から出して薄皮が取れ易いように切り目を入れてから茹で、決して薄くはない薄皮を剥いて・・・
そしてじっくり炒めたベーコンに加えたら、軽く塩胡椒して直ぐに火を止めて出来上がり。
あとは急いで食べるだけ。
新鮮な空豆って、茹でている時にあの独特の臭さがないのね。
それでいて香りは空豆の濃厚な美味しさを封じ込めたほっこりした香りで、ポクポクに柔らかくて、最高に美味しかった。
こうちゃんも「俺は今まで空豆を美味いと思った事が一度も無かったけれど、これは感動的に美味しい」と言っていた。
感動的な味が2晩も連続しちゃって、もうこれでこうちゃんの遅い誕生日祝いは済んだ事にしてしまおうと思える位、美味しい日々だった。
やっぱり料理の味って、ひねくりまわして調理するより、素材の良さと味次第なんだな・・・と改めて感じるタラの芽と空豆で、しみじみと幸せを感じた。
生きていれば、楽しい瞬間、幸せを感じる瞬間がまだまだたくさんあるんだろうな。
だけどこんな贅沢・・・生きている間にはもう出来ないかも知れないと思う位、贅沢のてんこ盛りだったな。
妹にも食べさせてやりたかったな。
妹には近々、お姉ちゃん特製スープカレーを作って送ってやるからね。 |
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