2011年 《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》 猫雑記
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カイル

僕は頼りになる
カイ君

May. 29, 2011
カイル
2011年5月29日 日曜日

心配していた台風は温帯低気圧に変わったとの事だけれど、夕方からはかなり強い雨が続いている。

集中豪雨と言っても構わない位、土砂降りだ。



これじゃあ雨樋掃除なんかしても、2階の雨樋から流し込んでいる管が2本集中している箇所ではきっと洪水だろうな。

と思っていると、実際、軒下にバシャバシャと水が滝のように落ちて来ていた。

なんじゃ、こりゃ?と言いたい。

雨樋の掃除なんかしたところで、ゴミや枯葉の「詰まり」が原因ではないのだという事が、これで本当に良く解る。

そもそも雨樋の作り方や配管の仕方が悪いのだ。

え〜い、腹の立つ。





ここんちの2階を建て増しした建設会社には、こんな手抜き工事をした事を恥じて欲しい。

こういう変なやり方をしたのは、それが最も管が短くて簡単に済ませられるからだ。

排水管に流れる雨水を分散して流そうとしたら、もっと長々と管を引かなければならなくなる。最短距離で流したら、こういう結果になるのだ。



そして雨樋からの落とし口を1か所しか作らないという、この手抜き加減。

それだって安上がりにやっつけたという事だろう。



こんないい加減なやり方をしても、よもや住人は自ら屋根に出てチェックするなんて事をしないだろうから気付かないに決まっている・・・と舐められていたのだ。

当時は年寄りだけの世帯だったから、余計にそんな手抜き工事をして済ませたのだろう。

不誠実な業者に腹が立つ。



その業者は他にも色々とおかしな事をしている事が、後から手具合が出て初めて解って来たのだけれど、20年も経過してしまった今更では、多分どうしようもない。

よほど文句だけでも言ってやろうかとも考えたが、不愉快な思いをするだけだろう。

社長は既に代がわりしているようだし、後継ぎに言っても簡単に話は通じないだろうから面倒だ。

この程度の事では、泣き寝入りするしかないだろうと思う。



私達だって、長くてもあと20年もしたら、この世とおさらばなのだ。

騙し騙し、その都度出来る範囲で対処しながら住めればいいかな・・・と思う

他にする事が無ければ、或いは他の事に優先してエネルギーを割く気になれるなら、とことん闘う気でクレームつけるんだけど、私達二人共、もっと大切な事に時間とエネルギーを使いたい。

いや、そうしなかったら、きっと後悔するのが解っているから。



決してお人好しでもなければ、闘いを恐れる性分でもないくせに、限られた時間の中で何がより大事かというバランスを考えると、優先順位の低い事には目を瞑るか、受け流すしかない。

何をおいても守りたい大事なものを抱えてしまった後の人生というのは、そういうものになるのだろうと思う。



「私は忙しくてもそんな事を決して許さないし、とことん闘うわよ」と言う人は、結局は時間に余裕がおありなんだと思う。

或いは、他の事には上手に手抜きを出来る人なんだろう。

羨ましいような、羨ましくないような・・・。




兎に角、猫たちの事では手抜きをしたくないと思うと、他の事は大抵どうでも良くなる。

それでも腹の立つ事があるのは事実だけど。




妹が、自分が契約者である生命保険の受取人をお姉ちゃんに変更したよ・・・と言って来た。



母が生きていた時には、受取人を母に指定していたのだろう。

母亡き今、独り身である妹の身内は私だけだ。



死亡保険金なんか大した金額ではない。

終身タイプの保険で、保険料を既に一時払いで支払ってあると言う。

契約してから20年以上も経過している生命保険らしい。



私は、支払い済みの金額と解約時の返戻金とを比べて、現時点での返戻金の方が多かったら(あまりそういう事は無いとは思うが)、或いは解約返戻金が少なくても良いから解約してしまえと言った。



仮に妹が早くに死んでしまって保険金が私に入って来ても、それはちっとも嬉しくない。

嬉しくないどころか、その悲しみからはもう立ち直れないかも知れない。



仮に妹がうんと長生きして私よりも後に死んだら・・・それはあらまほしき形で、私はそう願うのだが、その時は妹の死亡保険金を受け取るべき人間がもう居ない。

もし私がその時に生きていたとしても、私だってもはや棺桶に首まで浸かっているような歳か状態だろう。

もう要らないよ、お金なんか。



いや、お金は幾らあっても困らない、有り難いものだとは解っている。

だけど、妹の死と引き換えに受け取るお金なんか要らない。

たとえその時に私が電気代も払えないような極貧状態の婆さんであったとしても、妹の死によって支払われる金なんか欲しくない。



解約しちゃえ、解約しちゃえ。



妹も「解ったよ」と言っていた。

子供を育てている訳でも無いのだから、保険なんか要らないよ。

私の場合は葬式代すら要らない。

葬式、しなくて良いもん。





妹も私も、これからは人生の終わりに向かって、身の回りを整理整頓して行かなくちゃいけない。

理想は、死んだ時に残るのはスーツケース1つ・・・みたいな状態だな。

そこに至るまでには、色んな責任を果たし、色んなものを然るべく処分しなければならないだろう。

どうかどうか突然死なずに済みますように。




母が突然死んでしまって以来、妹が電話に出ないと死んでいるんじゃないかと心配で堪らない。



「じゃあまた明日ね」と元気に電話を切った母が、その数時間後には死んでいたのだ。

父も昨年、死の前日の夜は母と妹と3人でいつものように食卓を囲み、一人で入浴もし、翌朝は母と共に朝食を食べたのに、昼は食べたくないと言ったきり、そのまま昏睡に入って死んでしまった。

突然死の血統なのではないかと心配になる。





妹だって過去にトイレで貧血を起こして倒れ、顔や足に怪我をした事があった。

私が突然死んでも、こうちゃんが間もなく発見してくれるだろう。

しかし一人暮らしの妹が私と「じゃあまた明日ね」といつもの他愛もない電話を切り、その夜に死んでしまったら、翌日に電話しても繋がらず、私が騒ぎ始め、妹の仲良しの友達に様子を見に行って貰うまでは発見されないのだ。





今朝、妹は電話に出なかった。

ずっと無理を続けていて、疲れきっている妹は、このところ風邪をひいて熱があっても出勤していたのだが、週末になって気が抜けて死んでしまっていたらどうしよう?

そう考えてしまっても仕方ないじゃないか。

心配で心配で、やっと妹が電話に出た時にはへたり込みそうだった。



妹は朝のシャワーを、日曜だから少し遅く浴びていただけだった。



妹が、どんなトンマでも良いから亭主を持ってくれたら・・・とまた思ってしまった。



父と母が妹を守ってくれますように。

私の事はもう良いから、父も母も妹に付きっきりで守っていて欲しい。

決して連れて行ったりしないとは思うけど、可愛い可愛い娘だけに手元に置きたいなんてゆめゆめ思わないでよね、パパもママも。



お前に言われなくても解ってるよ・・・とママには怒られるだろうけど。



それからついでに、こうちゃんの事も守って欲しい。

こうちゃんが突然しんでしまったら・・・その時はもう私は生きて行けるかどうかすら自信が無い。

だから私の為には、どうか私を守ると思って、こうちゃんを突然死させないように守ってね。
カイル

僕が守ってあげる

May. 29, 2011
カイル
カイル

ちょっと非力だけど

May. 29, 2011
カイル

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