2011年 《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》 猫雑記
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ルス

立てば芍薬
(頭デカイ)

Jun. 12, 2011
ルス
2011年6月12日 日曜日


蒸し暑い。

寝ていても足が浮腫み、ゾウの足のようにパンパンになる。



オシッコの出が悪いとあっと言う間に体重が1.5キロくらい増える事が解って来た。

食べる内容も量も毎日変わらず、運動もウォーキングもせず、勿論断食なんかしないのに、前日よりもいきなり1.7キロも体重が減った時にはぶっ魂消た。

体重計が壊れたのかと思ったが、壊れてはいない。

でも、そんな程度の1日での増減は、最近ではしょっちゅうある現象なのだ。



1.5キロもの水が、たった1日で溜まったり排出されたりするものだろうか?






でも人間の身体は、水分が占める割合がとても多いと聞いている。

脂肪の少ない成人男性では体重比の約60パーセントが、中肉中背の成人女性では約55パーセント程が水分だと言う。

現在の私は脂肪が少ないので、排泄が正常な状態だと60パーセント位、浮腫みが酷い時には子供並みに70パーセントくらい水分があるのではないだろうか。



残念ながら、肌が瑞々しいという意味で、水分量が多いという事ではないらしい。

肌は年相応にカサついているのに、水分が排泄されずに浮腫んでいる。

この季節には毎年の事だけど、今年は体重をマメに測っているだけに、見た目だけじゃなくて数値で知る事になる。

でも本当は、数字なんかどうでも良いのだ。

見た目がすっきりしていてカッコ良ければ、体重が50キロだろうが60キロだろうが構わないと思う。

体重40キロでも、1日で浮腫んで醜いゾウ足になり、ついでに体重は42キロになっているのだ。

その事の方が怖い。





でも本当に怖いケースでは、2キロ増なんかじゃ済まないらしい。

クワバラ、クワバラ。





どうか今以上に症状が進みませんように。

オシッコが一杯出て、浮腫みが引きますように。




ゴマがカワムラさん化して来ている。



自発的に食べる量が極端に減り、痩せて毛ヅヤが悪くなって来た。

そして口の中が痛いのは明らかだ。

ドライフードを1粒食べるのにも苦労して、その後では痛みで首を振り、いつまでも口をクチャクチャさせている。

せめて喜んで食べてくれるように、手の平にフードを乗せて食べさせる。

それだけでも、ゴマは食べる気持ちになってくれるのだ。



長い時間を掛けて、手の平から15粒くらいを食べる。

その間にも口の中から粒が飛び出したり、途中で痛みで首を振ったり、いかにも辛そうな表情をしながら痛みを誘発するフードを吐き出そうと苦労している。



日に何度もそうして食べさせて来たのだが、それでも食べる量が足りないのか、ウンチをするインターバルがとても長くなってしまった。

大体、3日おきだ。



毎日必ずウンコしていたゴマで、便秘とも下痢とも無縁であった。

兎に角、この10余年ずーっと健康優良児だったのだ、ゴマは。





排便の様子を見て、これはもう必要な量が摂取出来ていないのだと判断するしかなかった。

ゴマの場合はもうドライフードを諦め、ゴマが食べたがる缶詰なら何でも良いと考える事にした。






ゴマのケースはモアともまた違っていそうだ。

今のところ、奥歯の問題なのだと思う。

だから柔らかいフードであれば舐めるようにして食べ、さほど問題無く口の中を通過しているようだ。





もっと早く缶詰にしてやれば良かったのだが、そうするとアンちゃんへの影響が出て来る。

ゴマが缶詰を食べ始めると、すっ飛んで来て「アンちゃんも缶詰食べる」と言い張る。

いや、アンちゃんはあくまで無言のまま目で訴え、缶詰を欲しがって鳴くのは専らゴマなのだが、アンちゃんは強情で欲しいものは絶対に手に入れる。



やっとドライフードを順調に食べるようになって太って来たアンちゃんなのに、缶詰を食べ始めると缶詰しか食べず、それも充分には食べないくせにドライには見向きもしなくなるのが困るのだ。

どんな缶詰でも直ぐに飽きてしまうし、総合栄養食は殆どが嫌い、かと言って一般食でも食べるものは限られている。

一体何を食べて生きて来たんだ、アンちゃん?




今日は母のお棚上げだった。

四十九日の法要を済ませ、母のお骨は父と一緒の墓に入った。

今日を境に、母はあちらの世で生き始める事になるのだ、仏教の世界の考え方では。





法要の手配から、親戚縁者への連絡から、本位牌の準備から、納骨や喪主の挨拶まで、全て妹が一人でやり遂げた。



昨年、父の位牌を求めた際に、桜の花の蒔絵がされた輪島塗の素敵な位牌があり、「ママの時にはこれにしてあげるね」と冗談で言っていた通り、その位牌を選んだと妹は言った。

花を愛し、花よりもいつも美しかった母にきっと良く似合う位牌だろう。





またしても20年来の友人たちが、妹を篤くサポートして下さったようだ。

非常識な姉は今回もまた妹に任せっ放しで、母の四十九日に於いて髪の毛1本動かさないで居たのだ。



ごめんね、妹。

そして有り難う、妹。



任せて安心、頼りになる妹だけど、流石に妹の疲れが心配だ。

姉は妹の為に料理を作って送るしか出来ないけれど、必ず毎週送るよ。

母に代って。



だけどこれからの季節には食べ物の日持ちがしないし、送れる料理も限られている。

天麩羅なんか送れないしね。

全て母の代わりは出来っこないのだ。



近くに住んでいたら、どんなにか良かったか。

それならば、父にも母にももっと色々恩返し出来ただろう。






母は父と、あちらの世界でもきっと一緒に居るだろう。

そう思って居たい。

私もあっと言う間にそっちに行くから、必ず待っていて欲しい。







嫁いで姓の違う私は実家のお墓には入らないけれど(そもそもどこのお墓にも入るつもりはないのだが)、あの世では父とも母とも妹とも、そして愛する猫たちともみんな一緒にバターになって溶け合ってしまいたい。

勿論、こうちゃんとも。





こうちゃんとは今でも心ひとつに溶け合っていると思うけど、死んで身体を脱ぎ捨てた後では、もっと完璧にひとつにドロドロに溶け合ってしまえる事だろう。

もはや個体識別不能、分離不可能。



その時にはもう面倒な着替えも入浴も散髪も必要ないし、蚊にも刺されないのだ。

お腹も空かない。



そう思うと、身体が無くなるってそう悪い事じゃないかも知れない。



だけど晴れてその時が来るまでは、疲れていても、重たい身体に鞭打ってでも、今を頑張ろうね。

母が死のギリギリまで元気で明るく、前向きだったように・・・。
ルス

座れば牡丹
(つまりデブ)

Jun. 12, 2011
ルス

田舎まで行って大事な供養に参加出来なかった代わり・・・代わりには到底ならないけれど、朝から線香とお経をあげ、供える花を買って来た。

庭には切り花に出来るような花が今は無いし、四十九日や祥月命日くらいはちゃんとした仏花を供えようかと思って。





いつものパン屋の近くに花屋があるのは知っていたけれど、店に入った事は無かった。

何となく怖そうなオバサンが店に居るし、我が家の玄関ほどしかない小さな店なので、入ったら買わずに出て来られる雰囲気ではない。

好みの花が無かったらどうしよう?と思うと入れなかった。



だけど今日は何かしら絶対に買うつもりで、決然と入ってみた。

直ぐにオバサンが「何かお探しですか?」と、魚屋のオバサンのような迫力ある声で聞いてきた。

う〜、ただ漠然とのんびり見たいんだけどなあ・・・。

でも、つい気圧されて「ええ、仏様にあげるお花を・・・」と答えていた。



今の季節なら芍薬だ・・・とオバサンが勧めるので、芍薬が3本入って500円という花束を買い求めた。



あれま、凄く安いんじゃない?

またここで買ってもいいな。

オバサン、怖い声だけど。






帰って1本は小さな1輪挿しに生けるのに短く切り、2本は長いまま大きな花瓶に生けた。

昔、母に買って貰った花切りバサミで丁寧に水切りしたのが良かったのか、それともこの蒸し暑い気候のせいか、午後には蕾がどんどん膨らんで、あっと言う間に満開になってしまった。



だけどこの季節、切り花は保たないから寂しい。
母の四十九日に

Jun. 12, 2011
芍薬
お供えの芍薬

Jun. 12, 2011
芍薬

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