2011年 《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》 猫雑記
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ルス

さて・・・と

Jun. 29, 2011
ルス
2011年6月29日 水曜日


今日も晴れて猛暑日となる。

梅雨が明けたのかと思いきや、まだ梅雨のさなかなのだと気象予報士はテレビで言っている。

だけど6月にこの酷暑・・・夏本番が思いやられる。




今夜のBSの映画は【JFK】だ。

3時間を超える作品だし、台詞が矢鱈と多くてしかも早口で、字幕から目が離せない。

連日の寝不足がたたり、眠気との闘いだった。





この作品もオールスタアキャストと言える。



主演の地方検事「ジム・ギャリソン」にケビン・コスナー、ケネディ暗殺犯とされた「オズワルド」にゲイリー・オールドマン。

ギャリソンの妻には、【キャリー】で「キャリー」を演っていたシシー・スペイセク。

懐かしい。

これは【キャリー】の時のシシー・スペイセク。

内容が内容だけに、この人が笑うと怖かった。


変なカツラを着けて、変な眉毛を描いて(モデルの実在の人物がそうなのだから仕方ないけど)出て来るジョー・ペシは、物凄い早口でまくしたて、相変わらずの怪演を見せる。

早口というだけではない、10秒に1度は「Fuck」が入るような凄く下品な喋り方をする事で、この人物がどんな世界に居るのかを表現している。

ジョー・ペシは何の映画に出ても下世話だったり狂気をはらんだ凶暴さが怖かったり、兎に角、上手い。



トミー・リー・ジョーンズもケヴィン・ベーコンも出ている。

真ん中がジョー・ペシ、右側がトミー・リー・ジョーンズ。



早口と言えば、元軍人「X」役のドナルド・サザーランドもそうだ。

何しろ、この暗殺のシナリオが軍とCIAの陰謀であるという独自の推察としてギャリソン地方検事に極秘裏に伝える人物であり、内容が詰まっている割に時間が無い・・・という事で早口にならざるを得ない。


あのもったりとした発声でもこんなに早口で喋れるものなんだなあ・・・と感心しながら観ていた。



この人、声を聞いただけでドナルド・サザーランドと解る程、独特な低いくぐもり声だ。

顔を見ずとも声だけで本人が当てられる、数少ない俳優の一人だろうな。





他にもジャック・レモンやウォルター・マッソーといった懐かしい顔が、すっかり年老いたものの(と言ってもジャック・レモンが66歳、ウォルター・マッソーが70歳)、いかにも彼ららしいお馴染みの表情で、洒脱で個性溢れる演技を見せている。



知った顔がぞろぞろで、サービス満点。

観ているのも忙しい。





そして実在した地方検事であり、この物語の主人公のモデルともなったジム・ギャリソン自身が、最高裁長官役で出ている。





監督・脚本は、何かと社会問題を扱った作品を発表し続けているオリバー・ストーン。

脚本の基になっているのは、ケネディ暗殺はCIAの陰謀であるとした元ニューオリンズ地方検事ジム・ギャリソンの著書「JFK・ケネディ暗殺犯を追え」である。



これが即ち真実という事ではないのだけれど、極めて面白い推理であり、面白い映画である事に間違いはない。

案の定、その衝撃的な内容は当時相当の物議を醸し、保守的な媒体は映画公開そのものまでを阻止しようとしたと言う。

いまだ真相が明らかにならないケネディ暗殺事件は、当時のアメリカのみならず世界が抱えていた危ういバランスに立つ幾つもの大きな問題を象徴していた事だけは確かで、そのバックグラウンドを穿るだけでもスリリングで面白い題材がゴロゴロしていた時代でもあった。




ケネディ大統領が暗殺された年には、私は6歳でしかなかった。

何が起きたのか、事の重大さを理解していなかったと思うけれど、母が衛星中継のテレビニュースを観てとても驚いていたのを覚えている。



その時の部屋の様子が、やけに眩しい画像として甦る。

熱帯魚の水槽を見上げる床(畳だったけど)に私は座り込んで、いつものようにマンガを読んでいた。



あの日、まだ30歳かそこらでしかない母が、大変だ!と言っていた。

母はケネディのような出自の人物が好きだったように思う。

その頃はまだ、後に言われる「呪われたケネディ家」などという言葉も無く、不幸はこの暗殺事件を皮切りに始まったばかりで、今のようにケネディ家のあれこれを知る事なども無かった。





あれから半世紀近くも過ぎた。

私はあの時の母の年齢なんかとっくに追い越してしまい、あの時の母くらいの歳の娘がいてもちっともおかしくない歳になってしまった私。

暗殺されたジョン・フィッツジェラルド・ケネディだって、享年はたったの46歳なのだ。

美空ひばりさんだって向田邦子さんだって、才能ある人たちが今の私より若い歳で亡くなっている。





何の才能もない私が無駄に長く生きているような気がしてならないけれど、それでも精一杯生きようとは思っている。

何もかもが平凡だけど、家族としての猫の頭数だけは多い。

精一杯トイレ掃除をし、洗濯し、雑巾掛けをし、猫たちと自分たちのご飯を作り、そのご飯代を稼ぐ。

食器洗いとゴミ出しはこうちゃんの担当だけど。
ルス

お洒落しなくちゃ

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ああ、忙しい

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