2011年 《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》 猫雑記
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ジャム

なに?

Jul. 21, 2011
ジャム
2011年7月21日 木曜日

涼しい・・・というより肌寒い位で、流石に冷房はストップしている。

湿度もそう高くないようだし。



夏が涼しいと電気代が掛からなくて有り難いけれど、冷夏では物が売れず景気が良くならないのではないか心配になる。

ま、私が心配せずとも、また暑くなるだろうけど。




急に涼しいせいなのか停滞している低気圧のせいなのか、ゴマはウンコが出た後だというのに調子が上がらない。

じっと蹲っているか眠っている時間が殆どで、甘えに来る事も無い。



そんなゴマを見ているのは堪らない。

いつも健康で何でも良く食べ、目やにひとつ出さず、下痢ひとつした事の無いゴマだったというのに。

そしてうるさい位に付きまとい、目が合えば何かを要求するように一声鳴き、いつだって私の膝に乗って居たいゴマだったのに。







口から食べなければ胃が動かなくなってしまうし、少しでも食べさせないと腎不全の進んだ猫は胃が空の時に吐く事が多いので、食べない事を長く放置はしておけない。

補液や栄養剤なんかじゃ命は保てない。



猫フードが食べられない時には「ここは非常時」と割り切って、食べられそうなものであれば何でも食べさせるようにしている。

ゴマの場合は、それがホタテの貝柱の刺身の細切れなのだ。



しかしホタテのようなミネラル分の多いものを、あまり大量には与えられない。

特にゴマはストルバイト歴があるし、これを主食として与えていては栄養バランスが偏るだけでなく、ストルバイトの結晶を作らせる原因にもなるだろう。



だけど幸か不幸か、腎不全の猫というのは多飲多尿でもあるので、それで尿中のストルバイト結晶を作る成分の濃度は薄まり、排出され易くなっているだろう。

いざ結晶が出来てしまっている場合の対処のひとつとして、水をたくさん飲ませるという事は一番大事なのだから。





もはや常識ではあるけれど、人間の食べ物で味の付いたものも食べさせない。

ところが今夜、母の死後、手つかずで何個か残っていた上等なトロイワシの缶詰を妹が送ってくれたので、それを「パッカン」したところ、振り向いたら直ぐ後ろにゴマが待っていた。

違う、違う・・・これはゴマちゃんのご飯じゃないんだよ・・・と言っても、じーっと可愛い目で見ている。



ゴマは「ちょうだい、ちょうだい」の催促はしない。

お行儀良く、犬の「待て」のポーズで、じっとしているだけだ。

だけど欲しがっている事くらいは解る。



あげられない。

ゴメンね、折角自分から「食べたい」と思ってくれたのに。







かつてゴマにストルバイトが出た時というのは、シリンジやスポイトが使えないモアにハイポを大量に飲ませる為、冷凍のホタテでスープをとっていた時だった。

その少量の濃厚ホタテエキスのスープにハイポをドパドバと入れ、ホタテハイポスープとして与えていたのだ。



その調理(ま、調理の類のたぐいでしょう)は、どうしても2階のキッチンでする事になる。

すると、ゴマは「ください、ください」と目で訴え、この時(ホタテの時)ばかりは可愛い声で鳴いてしまう。

それに負けて毎日2回ずつ与えてしまっていたら、ある日ゴマの枕トイレにキラキラするものを発見した。



枕ごと病院に持ち込む。

そしてストルバイトと解る。

そうではないかとは思っていたけれど、心の中で「ガーン」と言ってみる。



その時、先生にホタテだろうがたとえ火を充分に通した鶏肉だろうが、与えない方が良いと言われた。

でも先生、美味しいものでスープをとってハイポをたっぷり混ぜて飲ませたいんです。

口に出しては言わなかったけれど、心の中で言ってみる。






そんな訳で、ゴマを刺激しない為に2階のキッチンで調理せず1階のキッチンでしようものなら、「くれくれ〜」と「ちょうだいちょうだい」と騒ぐのは1匹や2匹では済まない。

ペリーもイオもルスもテトもペロも大騒ぎ。

ガラのカンピロの時の投薬用の缶詰だって、カワムラさんにだけ食べさせていた缶詰だって、みんな欲しがって気が狂ったように鳴くんだもの。



基本的に手作りフードは避けたいので、こういうものを与えてしまって彼らがキャットフードを食べなくなるのはとても困る。

そして処方食のドライに決めてからは、他のものを色々と食べさせてしまって、フードの影響を把握・管理出来なくなる事は出来る限り避けたいのだ。








今回、もうゴマはダメかも知れない・・・と思う局面が何度もあった。

だけど色々と試した結果、唯一ホタテが、何とか生き延びる為の導火線になってくれた。

そしてその導火線は一般食の缶詰フードに火を点け、その後は総合栄養食の一部のドライフードへと飛び火させてくれた。





だけど、またいつなんどき食べられなくなるか解らない。

本当に、生き物って一寸先は解らないのだ。

その時、ホタテしか食べられなくても、ホタテだけでも食べられれば有り難いと思う。



だから、今のところホタテは切らせない。

近くの生協に、解凍モノだけど小さめで使い易いホタテの刺身があるので、それを氷温室に常備するようにしている。

お陰で生協でばかり買い物をしている。





だけど生協には、青唐辛子が無い。

我が家の夏の定番、茄子と胡瓜の塩揉みには、たっぷりの青唐辛子が無いとしまらない。

新鮮でしっかりと辛い青唐辛子を売っている店があまり無いのが悩みの種だ。



ゴマのホタテと私達の青唐辛子・・・同じ店で買えると楽なのに。
ジャム

ジャムはホタテ
要らない

Jul. 21, 2011
ジャム
ジャム

あんなもん・・・

Jul. 21, 2011
ジャム
ジャム

ジャムの食べ物じゃ
ないね

Jul. 21, 2011
ジャム
ジャム

ジャムには
キャベツ頂戴

Jul. 21, 2011
ジャム

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