マーゴ
この頃アタシ・・・
Aug. 7, 2011 |
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2011年8月7日 日曜日
昨日に引き続き、猛暑。
玄関前にたっぷり水を撒いても、直ぐにカラカラに乾いてしまう。
そう言えば、京都の老舗旅館の玄関番のオジサンが、ある番組の中で言っていた。
入口付近をいつも水で濡れている状態を保たせようと思ったら、日差しのある夏には一日に30〜50回は打ち水をしなければならないのだと。
それを見て(聞いて?)、これぞ私の天職ではないかと思った。
一日中打ち水をしてお給料が貰えるのだったら、是非雇って欲しい。
そういう仕事がしたい。
一日中、水を打っていたい。
残念だけど、今回の人生ではそういう仕事には出会えなかった。
仕方ないから、自宅の玄関先に水を撒く。
藪蚊を追い払いながら。
ゴマは小康状態だ。
ホタテの貝柱の刺身を細かく切ったものは、喜んで食べるものの消化が悪いのか、何度か吐いてしまったので、与えるのを止めた。
でも、それで良い。
出来れば猫フードを、それも完全栄養食を食べさせたい。
今まで何でも食べてくれたゴマ。
それこそジーコのL/DだろうがアインのK/Dだろうが、ミュウのW/Dだろうが、C/Dだろうがセレクトプロテインだろうがナチュバラだろうが、それこそ何でも食べた。
それが今では、匂いだけ嗅いで食べようとしない。
唯一、シーバだけは手の平に1粒ずつ乗せてやると食べてくれる。
1粒、また1粒・・・確かめるように飲み込むゴマ。
それすら食べられない時もあるけれど、鳴いて何かをせがむ時もある。
寝そべったままで食べる事も多いけれど、立ちあがって足を踏ん張りながら食べる時もある。
頑張れ、頑張れ。
食べてウンコして、そして甘える気になった時にはいつでも甘えていいよ。
たとえ私がドロドロに眠いときであっても、ゴマの気持ちを優先するよ。
後で・・・はアテにならないからね。
ご飯を食べるのも甘えて抱かれるのも、も私達の間で交わされるお互いの心の表現だ。
だから、それをうんと楽しもうと思う。
今が大事。
「今」の積み重ねが「一生」になる。
マーゴ、何とか一日の必要量を自分で食べる。
1階に下りて行くと、マーゴが率先して出迎えてくれるようになった。
それも鳴いて甘える。
甘えたいだけの時もあれば、お腹が空いたので自分だけ特別のご飯を食べたいと催促している時もある。
いつも同じ場所で、同じものを食べたがる。
マーゴも「傍に居る?見てる?」と振り返り振り返り食べる。
いじらしいったらありゃしない。
モア、ずっと飛び出していた犬歯が抜け落ちてくれたお陰で、その分だけ痛みが楽になったようだ。
そしてステロイドの毒性もすっかり身体から抜けたようだ。
ご飯の催促までするようになった。
但し、こうちゃんが付きっきりで撫で、話し掛けてやらないと食べない。
「ちゃんと見てる?」と目で尋ねるモアに「見てるよ、ずっと見てるから」と言ってやらないと食べられない。
不思議だけど、そういう心の交わりが何かしらの効用をもたらす事だけは確かだ。
他所のうちではどうか解らないけれど、少なくともうちではそういう心理的な充足や通い合いがあって、それで初めて痛みを乗り越えたり、食べる意欲を見せたりしている。
心を通い合わせる事は、どの猫との間でもとても大事なのだ。
猫にとってだけじゃなくて、私達にとってもそれが共に生きる喜びとなっている。
フレア、もう完全に元通りの食欲。
鼻詰まりも解消し、ドスドスと駆け寄って甘える様子も元通りだ。
心配したよ、フウちゃん。
これで猫と仲良く出来て誰かと同室で暮らせれば、アンタも退屈しないで済むのにね。
隣室のガラとは天敵同士だし、どっちも困ったちゃんだよね。
でもいいよ、それがフレアなんだから。
今のままのフレアが好きだよ。
触らせない子たちだって、そのままでも好きだよ。
愛してる。
それだけは伝わっているといいけど・・・
でも伝わろうと伝わるまいと、変わらずに言い続けるさ。
愛してるよ。
夕方、都内にお届けが終わった竹内さんと会う。
竹内さんのお届けした「ゆきちゃん」は、実は福島の被災地の保護猫だ。
「ゆきちゃん」と言っても男の子なんだど。
お届け中の「ゆきちゃん」 |
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保護されて大阪に居る頃の「ゆきちゃん」 |
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この保護の背景にも色々な事情があって、彼女が一人車を走らせて福島に向かっている時から色々と心配していたのだけれど、兎に角、その後の色んな経緯を経て、里子に迎えて戴ける事になったのが、この可愛い「ゆきちゃん」という訳だ。
ゆきちゃんの新しい飼い主になったのは、ご実家も津波で全壊してしまったという、かつて「みみクンのお願い」のSOSから「マサムネ」を迎えて下さった里親さんだ。
ご実家では、飼い猫が押入の中で溺死していたらしい。
そのケースだって氷山のほんの一角でしかないとは思うけれど、堪らない。
被災せずに済み、普通の生活を続けていられる私達だからこそ、何かをしないではいられない気持ちになる。
それがどういう形であるにせよ、自分が恵まれている事を自覚している以上、何か出来る事をしたい。
今回「ゆきちゃん」を迎えて戴くにあたり、関わった人たちや里親さんご家族のどんな想いが込められていただろうと想像すると、胸が一杯になる。
色んな人の色んな善意が結実し、色んな縁が巡り、今日のお届けとなった「ゆきちゃん」。
片目の黒猫「マサムネ」は、かつて同じSOSからの救出猫で「ゆきちゃん」と同じシャムミックスの「タレゾー」と仲良しだった。
「ゆきちゃん」とも仲良くなってくれるだろう(と期待している)。
みんなが幸せでありますよう。
大阪へ帰って行く竹内さんを見送りながら、そう願っていた。
竹内さんの家では、あのSOSで救出した猫たちの数よりも、新たに保護した猫の数の方が多くなってしまったという。
時間の経過をしみじみと感じる。 |
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マーゴ
甘え上手なのよ
Aug. 7, 2011 |
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