2011年 《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》 猫雑記
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マーゴ

ママ、涙拭いて〜

Aug. 19, 2011
マーゴ
2011年8月19日 金曜日


午後にまとまった雨があるとの予報がされていたものの、昼近くになると、いきなりの雷雨。

雷が鳴ったと思ったら、次の瞬間にはもう大粒の雨が勢い良く降り始めた。

久し振りだなあ・・・雷雨なんて。






しかし猫たちが雷を怖がって仕方なかった。

何たって筆頭はジャムだ。

「にゃ〜ん」という小さな心細げな鳴き方から始まり、やがて「おわ〜ん」と変な鳴き方に変わる位に怯えてしまった。

私の膝元にいるのに・・・だよ。



誰よりも密着度が高くて、今日だって殆ど私と一体化していたというのに、何なんだ、その怯え様は。

きっと3月11日の大地震を思い出したんじゃないかな。

激しい音と揺れ。

棚の物はみんな落ちて壊れ、食器は半分以上飛び出して割れ、その音だけだって恐ろしかっただろう。

しかも私達が出掛けていて留守ときたら、ジャムはどうして良いか解らなかったに違いない。

私だってあんなに酷く物が壊れた地震は初めて経験したし、家の中の様子を見た時には、改めて心の底から怖くなった。



あと少しだけ大きな揺れだったら、我が家は潰れてしまっていたかも知れない。

度重なる余震とその震度の発表を見る度、そう思った。

震度4程度では、たとえ大きく揺れたとしても、家具が動いたりテレビや棚の物が落ちたりするまでの事は無かった。

あそこまでの被害が出る震度って・・・ここ横浜北部では震度5強という発表だったけれど、地盤によってはもっと揺れたに違いない。



震源に近い東北や、過去の阪神淡路大震災の時に被害を受けた人たちの経験した恐怖や被害を思うと、本当に胸が痛む。

恐ろしさや被害を垣間見た事で、痛みまでを少し実感出来た。






人は同じ火に焼かれなければ、その熱さ苦しみは本当には解らないものなのだとつくづく感じた。

それでいて、少しだけ火の粉を浴びただけでも縮み上がる。



支援の手を差し出すにも、自分たちの生活に影響がある程には差し出そうとはしない人たちが殆どだ。

人生が変わる程の被害や痛みを受けたのが自分で無かった事に、内心ではホッとしているはず。

我が身に同じ不幸が起きるまでは、いや、起きない限りは、本当には他者の痛みが解らないのだ。

それでも仕方ないのだろうか。



では、私達はどうすべきなのだろう。

他者を助ける為にどこまで犠牲を払えるのか。



その答は人それぞれで違って良いのだろう。

自由主義の社会なのだから。

そうは思うけれど、何となく腑に落ちない。





だから「増税」という形で、復興支援の為の財源を公平に負担するのは悪くないな・・・と思う。

公平な「税」だったら、やっぱり「消費税」だろう。

なのにどうして直ぐに出来ないんだろう、「消費税アップ」。

貧乏な私ですら、消費税が上がった事で生きて行けなくなるなんて事はあり得ないのに。

セコい考えをする国民の人気取りの為に消費税を挙げられない政府って・・・




夜にはあっけない位に涼しくなる。

21度程度しかないようだ。

雨で熱せられ続けていた地面も冷やされただろうし、大陸から冷たい空気が流れ込んでいるらしい。





だけど湿度は高い。

こういう時こそ、老猫は身体に堪えるから気をつけてやらないといけない。

涼しいからと言っていきなりエアコンを止めてしまうと、冷たくて湿気た空気が体に変調を及ぼす。



梅雨時と同じで、温度と湿度のバランスを取るのが難しい。

我が家では、今夜も相変わらず3台のエアコンが稼働している。但し、軽めの毛布は各部屋に何枚ずつか増やしておいた。

毛布食いのトリコロール隊が居る「みーちゃん部屋」を除いて。



あの部屋は寒くない上、みんなブリブリに太っていて、しかも涼しければ団子になってくれる。



きっとまた暑さは戻って来るのだろう。

そしてこんな事を繰り返しながら、本格的な秋へと季節が変わって行くのだ。



季節が変わりつつある時こそ、健康管理の為に留意しなければならない事がたくさんあるはずだ。

それを無視して人間だけを基準に生活環境を作っていると、完全室内飼いをしている犬・猫飼いはきっと間違いを犯す。

後から悔いないで済むよう、今、最大限努力してやろう。

愛していると自負しているならば尚の事。




皆さんもどうかどうか、こういう時こそ気をつけてあげて下さい。

私も努力します。




ゴマ、ウンコが3日ぶりで出て、すっきりしたのかハイポ掛けご飯を食べた。

よし。

低空飛行でも、毎日を楽しく生きようね。



ゴマも雷が怖かったのか、寝ていた場所からトコトコッと小走りにやって来て、私の足元でペシャンコになって怯えていたジャムの頭を舐めてから、ジャムの隣に座り込んだ。

いつもだと、そんな距離にゴマが居ると逃げてしまうジャムなのに、よほど雷が怖いのか、ずっとそのままで居た。



但し、ジャムには頭の半分くらいまでタオルケットを掛けてやっており、その上から絶え間なく摩ってやっている。

「大丈夫、ダイジョーブ、ママが守ってるから」とジャムの耳元で言い続け、頭のタオルケットから出ている部分にチュッチュッして、そしてまた身体を撫でてやる。

それでもペシャンコになったままだし、暑がりで冬だって毛布の中になんか絶対に入らないくせに、何時間もタオルケットを掛けられたままじっとしていた。



仔猫の頃は怪獣だったのに、どうしてこんなにもデリケートな娘になってしまったんだろう?

いや、もうジャムだって老猫なのだ。

でもジャムがお婆さんとはとても思えない。

ブリブリに太って、つやつやの毛並みで、この世のものとは思えない程可愛い。

そういう親バカの過保護が、ジャムの性格を作り上げたのか?きっとそうだな。






ゴマとアンちゃんは、雷が遠ざかるとさっさと自分の好きな場所へと引き上げてしまって、ゲンキンなものだ。





1階の子たちの中で一番雷を怖がっていたのは、何とシロちゃんだった。

お外での暮らしが長かったからね・・・雷もタヌキもアライグマもハクビシンも人間も怖いよね、そりゃあ。

もう恐れる事は無いんだよ、お家は安全だよ・・・と言いながら、前回を上回る大地震が来たらちっとも安全じゃないかもなあ・・・と心の中でこっそり呟く。



どうか神様、この家が倒壊するような地震を寄越さないで下さい。

神様が寄越すものと違うかも知れないけれど・・・。



猫たちが生きている間だけでも、この家が潰れない事を・・・それだけを祈るような思いだ。





繰り返しになるようだけど、東北の被災地で家や命を失った人たちや動物たちの為に、もっと確実で効果的な支援をしたい。



ニセ医師になんかさっさと100万円も助成金を出しちゃってさ・・・。

そのニセ医師の男は、日●にだって申請していたというじゃないか・・・



ボランティア医師を名乗る詐欺師には直ぐに助成金が出るのに、本当に住む場所にも困っている被災者の手にはなかなか必要な支援が渡らないなんて、どこかおかしい。
マーゴ

綺麗になったかにゃ?

Aug. 19, 2011
マーゴ

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