2011年 《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》 猫雑記
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ガラ

またママの癖が始まった

Sep. 2, 2011
ガラ
2011年9月2日 金曜日


動きの遅い大型台風は、数日前までは関東を直撃するように予測されていたのに、昨日あたりの予報ではどうやら四国・関西を通過して北上して行くらしい。

ここ横浜北東部では、日が射したり、いきなりザーッと短時間だけ降ったり、めまぐるしくお天気が変わる。





しかし大阪では、既に昨日から横殴りの雨だと聞いている。

エサやりをしているウシロヤマさんから聞いた。

毎日エサを待っている野良猫たちの事を思い、胸を傷めている事だろうと察する。



察する・・・だなんて、実際はとても他人事ではないのだ。

私とてエサやりを続ける身。

台風が来る度、長雨や雪の度、酷暑の日や寒い日が続く間じゅう心が疼く。



庭に野良猫ハウスを幾つも設置しているとは言え、それぞれの距離が近いせいか、牽制し合っている間柄の野良猫たちが、それを使ってくれるとは限らないのだ。

シロちゃんとデンたゃんが野良猫だった頃は、彼らは奇跡的に仲良しだったので、同じハウスや物置小屋で寝ている事もあった。

二人並んで日向ぼっこしている姿も良く見掛けたし、頭ゴッツンコしてじゃれ合いながらご飯を食べに駆けて来る事も多かった。



だけど大抵の野良猫はそれぞれがライバル同士で、仲良しになるどころか、庭に1匹いれば、別の猫は近づかない。

平気で近づくようなボス気質の猫は、誰かほかの猫が先に来ていても追い払ってしまう。

みんなが飢えないだけのご飯の量もあるし、みんながそれぞれ一戸建て(?)で雨宿りし北風をしのげるようにしてあるというのに、同じ敷地内で視界に入るところに他の猫がいるだけでダメらしい。

そしかし、れが野良のあるべき本能なのかも知れない。

場合によって態度を使い分けていて、ある日油断していたらガブリ・・・命を落としかねない傷だって負う事があるのだ。



常に気を抜かず、誰にも気を許さない・・・それが正しい野良でのあり方なのだ。

人間にだって気を許してはいけない。



人間も、ご飯を与えているからと言って、野良猫を馴らそうとしてはいけない。

人を信じて人に近づいてしまったが為に、酷い目に遭わされたり、処分されてしまったりする事もあるだろう。



だから、人も車も他の野良猫もタヌキやアライグマも恐れて逃げて、それで野良猫の生き方は丁度良い。

保護した後もなかなか人馴れしないという問題は残るかも知れないけれど、せめて野良で生きている間は、身の安全第一で警戒心をしっかり持って生き抜いて欲しい。

全ての野良猫を家に入れてやる事は出来ないのだから。





でも、家猫になって何年かしたら・・・出来ればちょっと位触らせて欲しいな。

無理なら、元気でいてさえくれればそれて良いけどね。



メラ・ビル・プティは、野良時代によほど怖い思いをしたのだろうか。

4〜5ヶ月の仔猫から育てているというのに、いまだ触らせようとしない。

私も無理には触ろうとしない。



ま、元気で楽しく暮らしてくれ給え。

私はせっせとご飯を与えトイレと部屋の掃除をさせて戴きますから。




今のガラは、保護当初の火のついたような威嚇と爪も歯も出して大暴れするバリバリの野良仔猫だったガラからは想像も出来ない位に、スリスリゴロゴロの甘ったれになった。

1年過ぎても傍に寄る事も出来なかったのに、少しずつ距離が縮まり、今では触れるまでになった。



ガラの部屋に入ると、「ドンッ!」と音をたてて、ガラが目の前に降って来る。

戸棚の上で寝ていたのに、私に気づいて自ら傍に来てくれるのだ。

嬉しいけど、毎度ビックリする。



降って来た後は、撫でろ撫でろと矢の催促。

撫でるのをやめると、「やめちゃダメ」というつもりなのだろうが、本能的にパンチが出る。

爪切りが出来ない子なので、こちらに俊敏さが欠けてくるとザックリやられるかも知れない。

そのパンチも決してソフトタッチではないところが、あの厳しい場所で母猫にしっかり野良教育をされたガラらしい。



でもガラのパンチより、私が手を引っ込めるスピードが勝っている。

今のところ私の連勝記録を更新中だ。



ジャムとのパンチ合戦でも、私が勝つ。

いつかもっと年老いて連敗するようになるかも知れないが、今はまだ猫には負けない。

反射神経だけは良いのだ、この難病患者でも。





「可愛いガラちゃん、可愛い可愛い・・・」とひとしきり頭やお腹を撫で、ついでに長い毛でモコモコのお尻も手の平で「フカフカ」させて「お尻、お尻、ガラちゃんのお尻・・・お尻、お尻、ガラちゃんのお尻・・・」と繰り返す。

特に意味は無いのだが習慣になってしまっている。

他の猫には言わないのに、何故かガラのモフモフ長毛お尻を触っている時だけ口から出る、いつも同じ言葉。



ガラのお尻を触ると、「パブロフの犬」となってしまう私。

バカだなあ・・・と思うが、気持ち良いから良いのだ。
ガラ

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