2011年 《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》 猫雑記
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ペリー

ユーリちゃんもトラちゃんも

Sep. 3, 2011
ペリー
2011年9月3日 土曜日


台風はゆっくりゆっくり進みながら、各地に記録的な大雨を降らせている。

少し前には直撃していない群馬や埼玉にも信じられない程の大雨を降らせていたようだけど、ここ横浜ではそれほどの事は無い。

多少強い雨が続いた夜も何ら日かあったけれど、今日など四国や紀伊半島周辺の皆さんには昼間は申し訳ない位に晴れていた。



なかなか進んで行かず長時間停滞している台風の被害は、まだまだこれから大きくなりそうだ。

私は幸いにも台風で大きな被害に遭った事は無いのだが、四国や紀伊半島や愛知県あたりでは、昔から大変な被害が出ている。

身体一つで逃げるしかない、命だけでも助かればまだマシという自然災害が余りにも多くて、今年は何と言う年なんだろう。






さっさと消費税を上げて、復興や救済にあてて欲しい。

テレビでは相変わらずバカのようなバラエティ番組が溢れかえっているのに、いまだ避難所暮らしから抜けられない人たちが大勢いるなんて、ちょっとおかしい。

いかに大量であれ、瓦礫がまだ撤去出来ずにいるなんて、何かおかしい。



戦国時代や江戸時代のように、キンキラの贅沢や消費を続けている一角がありながら、一方では不条理な災いにじっと耐えているだけの人たちがいるなんて、今の時代の日本じゃないみたいだ。

日本はもっと国力がついているんじゃなかったのか。

どこもかしこも不相応に立派な箱モノばかり建てて、いざ災害ともなると人々を救済する金が無いなんて、絶対におかしい。



国も自治体も変だよ、かなり。

私は行政の批判だけする事も厭なのであまりこういう話題は持ち出さないようにして来たけど、今の行政はバランスがおかしい。

それも含めて改革するんじゃなかったのか、民主党。

しっかりせい。

私は民主党には投票していないけど。




鎮痛剤が効いている間に、少し仮眠をとった。

このところご相談が増えていて、寝る時間を削る以外に、うちの子たちのお世話や自分の仕事に影響無く済ませる方法は無い。

だけどテンションは上がっているし、きっとアドレナリン大放出なのだろう。

眠くなくて、だから眠っていないのだ。



だけどそれでつっ走っていては、後でダウンしても困る。

ダウンしないまでも、持病が悪化しては困る。

入院なんて絶対に出来ないんだからね、私。





エアコンの効いた部屋で、タオルケットを被って思い切って眠った。

そして案の定、夢を見た。

私が寝ていると、ダイニングのドアの向こうで声がした。

起きて行って見ると、父だった。

「もう寝るよ」と言っている。

私は、父が来ているというのに夕食後に直ぐに眠ってしまって、父にお茶も淹れてあげていない事に気付いた。

母ならそんな手抜きはしないだろうに、私ときたら、何てダメなんだ。



直ぐにお茶を淹れるから・・・と言うと、もう寝るからいいよと穏やかな口調で言いながら父は階段を下りて行ってしまった。

私は父を追いながら、じゃあ薄いお番茶でも淹れようか・・・と言っている。

父は、番茶は好きじゃないかも知れないとふと思う。



父は白いワイシャツ姿だった。

それは私が知る、50代位のいつもの父だ。



父を追って階下に下りたのに、そこには父はいなかった。

それどころか、舅・姑が軽井沢から戻って来てしまった。



そんなバカな。

もう永久に戻らないはずじゃなかったのか。

だからどの部屋にもたくさん猫が居るのに・・・どうしよう・・・



そのあたりで目が醒めた。

書いてみるとたったそれだけの夢なのに、夢の中で心は千々に乱れていた。



死んだ人ばかり出て来る夢だった。

死んだ人たちへの私の想いの違いが良く表われていた。



父への想いは、昨年亡くなった直後よりもずっと強くなってきている。

幽霊でも良いから姿を見せて欲しい。

幽霊の父にでも良いので、伝えたい事がある。





軽井沢という場所の名前が具体的であったのは、舅たちが毎年避暑に言っていた場所だからだと思うが、生きていた当時、軽井沢から帰る日が近づくと気持ちが重くなった。

舅たちが永久に行っているはずのあの世が、軽井沢に象徴されているのか。

いまだ私は怖れているのだろうか。

仕方ないな、いまだこうちゃんだって自分の実の親なのに、夢に見てうなされるのだから。

私の出会った事の無いタイプの悪意や攻撃だったからな・・・あの人たちの場合。



でも大丈夫、もう帰っては来ないのだから・・・と、夢から覚めて自分を安心させる。






夢に現れた父はワイシャツ姿だった事を思うと苦笑してしまう。

父はお洒落に興味が無い人で、私の記憶にある父は家に居る時もワイシャツを着ていた。会社には着て行かないような、古くなったワイシャツを着ていたのではないかと思う。

兎に角、仕事ばかりしていた人であまり家には居なかったから、普段着というものが必要無かったのだろう。ポロシャツなんか、晩年にしか着なかったようだ。

それも母が買って強引に着させるのであって、父は自分で自分の着るものなんか買いに行く人ではなかった。




きっとこれからも、私は父の夢を見るだろう。

父は解ってくれていたと思うけど、それでも父に言いたかった事がある。

成就しないままの想いは、いつまでも引きずるものなのだ。




色んな事がバタバタと動き始めている。

先ずはユーリちゃんから。



イケイケの白三毛「ユーリちゃん」は里親様決定>>こちら参照)

決定のご報告は明日になるのだけれど、一足先に可愛いお顔だお見せしてしまおうと思う。

見て下さい、この得意そうな生意気なお顔。なるほど「イケイケ」でしょう?

アンちゃんそっくりで、こうちゃんと二人笑ってしまった。

野良猫の保護は初めてだから色々とご不安も多かったと思うが、本当に丁寧に募集活動を続け、途中アクシデントもあったけれどそれも誠実に乗り越えた保護主さん。

そして熱意を以てユーリちゃんを迎える為の努力を続けて下さった里親さん。

何より、保護主と里親さんが信頼し合い、末永く良いお付き合いが出来そうである事が最高のポイントだ。





最初から100点満点の飼い主なんか居ない。

私だって満点じゃない。

だけど愛情は勿論の事、向上心と自発的に創意工夫・試行錯誤しようとする気持ちさえあれば、私達は誰でも良い飼い主になれる。



結婚だって人生だって同じだ。

良い時もあれば苦しい時もあるだろう。



イケイケの仔猫ユーリちゃんだって、いつかは年老いて病気で苦しむ事もあるかも知れない。

そしてそれを飼い主としてしっかりと受け止め、小さな命が最期の時を迎えようとしている時こそ苦しくとも踏ん張り、出来るだけの事をしてやれるならば、それが猫と暮らすという事の全てじゃないだろうか。



おめでとう、ユーリちゃん。そしてイイジマさん。

頑張りましたね。








そして縞三毛「トラちゃん」>>こちら参照)にもご縁が戴けて、こちらもバタバタバタッ・・・と動いている。

事情は急を要していても、私としては決して妥協はしないつもりだから、長期戦を覚悟していた。

そうなると、トラちゃんは我が家に引き上げてしまわないといけないかも知れないと考え始めていたところだった。



そんな矢先、こんな素晴らしい里親さんに貰って戴けるなんて・・・というご縁を戴けた。

明日には、決定のお知らせが出来ると思う。



トラちゃん、良かったね。

泣けるよ、オバサンは。
ペリー

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