猫雑記20110917

2011年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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ルス

足舐めるのって
大変なのよね

Sep. 17, 2011

2011年9月17日　土曜日

暑い。

昨夜、熱々のゲソのパスタをたくさん食べたせいか、その後が身体が芯から熱くて仕方なかった。

食べると成る程、熱量に変わるんだな。

オイルが多かったせいか本当にいつまでも熱々で、それでもパスタがのびてしまう前に美味しく食べたいから、ふうふう言いながら食べた。

美味しかったな・・・でも熱かったな。

暑い時は、やっぱりざるうどんとか素麺とか食べると良いらしい。

明日は素麺にしよう。

うどんは茹でるのに時間が掛って暑いからね。

水で洗うだけで食べられる蕎麦やうどんも試してはみたけれど、やっぱり全然コシが無くて美味しくなかった。

そこまで無精してはダメだという事か。

茗荷や青紫蘇の薬味をたっぷり刻んで、生姜も摩り下ろして（こうちゃんが）、市販のつゆだけど、ちゃんと麺を茹でて食べよう。

行く夏を惜しんで・・・。

と言っても、全然夏が「行きつつある」とは思えない。

そろそろ秋のお彼岸も近いというのに、いつまで猛暑日は続くんだろう。

暑いのも寒いのも嫌だ。

父も母も４月に逝った。

私も死ぬ時は４月がいいな。

ふうふう、はふはふ言いながら食べると言えば、絵本漫画【やつがれと枕荒らし】で、おなかが空いているお松ちゃんが熱々の鍋焼きうどんを食べるシーン・・・私はあのシーンが大好きだ。

言っておくけど、食べ物が出て来るからじゃないよ。

お松ちゃんが何ともいじらしくて可愛いんだ。

お松ちゃんが、まだおとっつぁんたちと流れ旅をしている頃、あどけない顔で「おっかちゃん、今度はどこに行くの？」と尋ねる時の無邪気で幸せそうな顔を思い出すだけで泣けてくる。

【やつがれとチビ】だけ読んで、泣いて泣いて「もうこんなに泣くなら読みたくない」と終わりにしている人がいたら、それは凄く勿体ないと思う。

続編の【やつがれと甘夏】を読み、そしてこの【やつがれと枕荒らし】を読んで、しみじみほのぼのとしつつ、みんながそれぞれの運命を乗り越えて幸せになって行く様子や、漫画とは言え仔猫が捨てられて、猫に育てられて成長して行く様に、色んな想いを重ね合わせて泣いて欲しい。

私はもう、何度も何度も繰り返し読んで、全てのシーンやセリフが頭に入って、いつでもそのシーンや細かい表情までが取り出せるようになってしまったけれど、それでも少し心がささくれた日など、トイレに籠ってもう一度読み返し、少しだけ泣いてから出て来る。

その頃には、イガイガしていた心の表面が柔らかなパステル画のようになっていて、つまらない事で苛々していた事など忘れている。

だからという訳じゃないけれど、これは３巻読んでこその名作絵本漫画なんだと、改めてお伝えしたかったのです。

騙されたと思って、続けて３冊読んでみて下さい。必ず貴女の宝物となるはずですから。