モア
永眠
(元気だった頃)
Oct. 19, 2011 |
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2011年10月19日 水曜日
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モア永眠 |
午後2時45分、モアの心臓は止まった。
それまでもその動きは微かにしか解らなかったけれど、遂に動かなくなった。
モアちゃん、ようやく楽になれたね。
発症してから6年半、よくぞここまで頑張った。
たまにしか呼吸をしなくなったモアを撫でながら、早く楽におなり、神様、早く連れて行ってやって下さいと願った。
有り難う、愛してるよ、可愛いよ、ごめんね・・・そう繰り返していると、時折モアが大きく口を開けて息を吸い込むのが、まるで返事をしているかのように思えた。
骨に皮がへばりついだだけの身体は、撫でると骨が尖っていて痛い位だ。
既に冷たくなりかけているように感じたのは、体温がかなり低下していたからだろう。
昨夜から温めてやっていたけれど、死に際はみんな冷たい所へ移動したがる。
モアも例外ではなかった。
昨日の午後までは、モアは立ちあがって大声で鳴いて甘えた。
撫でてやると安心するのだろうか・・・丸くなって眠った。
昨夜までは、時間は掛っても少しだけ食べられた。
昨日の朝までは、小さいけれど毎日ウンコもした。
それでも私達には、今日なのだだと解った。
モアは今日行くのだと。
今朝はもう丸くはなれず、手足を伸ばして横たわっていた。
撫でて話し掛けてやる事だけが、私達が最期の時を迎えているモアに出来る事だ。
愛してるよモア、可愛いよモアちゃん、ごめんね、有り難う・・・と。
モアは避妊してリリースし、ずっと職場のある広大な敷地でエサやりをしながら付き合っていた野良猫だった。
ある日、足に怪我をして血を流していたところを発見し、私が抱いて連れ帰り、入院させてそのまま家の子にした猫だった。
素直で柔かい性格の、とても良い子だった。
モアと過ごしたこの年月の密度の濃さ、モアが経て来た壮絶な日々、それはもう言葉では言い表しきれない。
ずっとモアを見守って下さっていた方には、それがどんな事だったのかご記憶下さっているかも知れない。
こんなに長く、そして何度も険しい峠を越えて、モアは私達と生きる事を選んでくれていた。
有り難う、モア。
おやすみ。
後から行くよ。
今のモアを撮影する気持ちにはなれないし、モアを応援して下さっていた皆さんには、モアの元気だったころの姿を覚えていて戴きたいから、昔の写真からピックアップしてみました。
モアは本当に「綺麗なお姉さん」という感じでした。
いつも温かい励ましを有り難うございました。
明日、弔ってやります。
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モア
美しいモア
Oct. 19, 2011 |
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モア
綺麗なお姉さん
Oct.19, 2011 |
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モア
ちょっと寄り目だけどね
Oct. 19, 2011 |
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モア
無邪気だったモア
Oct. 19, 2011 |
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モア
かなりおデブだったよね
Oct. 19, 2011 |
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モア
身体だって・・・
Oct. 19, 2011 |
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モア
余りに太っていたから・・・
Oct. 19, 2011 |
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モア
ジャムと見紛うばかり
Oct. 19, 2011 |
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モア
可愛かったよ
Oct. 19, 2011 |
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