ささやかな私の畑
Oct. 29, 2011 |
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2011年10月29日 土曜日
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この世に、いや、我が家の庭に虫のいる限り |
昨夜、畑(と言ってもプランターだけど)ナメクジチェックに外に出たところ・・・いた、いた・・・デカいのが何匹も。
どれ位デカいかと言うと、伸びた状態で8〜10センチはあった。
どれ位ナメクジが嫌いかと言えば、自分の掲示板で自らのコードネームに自虐で「ばかナメクジ大王」を名乗る程、昔から物凄く嫌いだ。
理由になっていないか。
そもそも野良猫のエサやりをしていて、茂みの中なんかに夜間置きエサをしていると、ナメクジが入ってしまって、そのエサは食べられなくなる。
置きエサしないでも済むなら是非そうしたいが、頭数が多い割に一度に集まる野良猫は1匹で、後は1匹が立ち去ってからでないと姿を見せないという繰り返し。
しかも人間がいては近寄らない子が殆どだから、全員に食べさせようと思うと、どうしても置きエサしてやるしかなかった。
一晩中付きっきりでいても、その努力の割に野良猫が報われないという結果では、努力は無駄になるどころかむしろマイナスなのだから厭になる。
だけど時間を掛けて野良猫を馴らしたりしないよう、出来るだけそうして来た。
家猫にしてやれる可能性が低いならば、人間に馴らしては危ない。
人間も車も危険だという事を、野良猫らしくきっちり叩き込まれていた方が良い。
虐待や処分目的で野良猫に近づく人間だって実際にたくさんいるのだ。
全ての人間は敵だと思っていた方が、野良状態では無事に生き抜く事が出来るという現実が悲しい。
だからエサやりの人間の感傷都合で、野良猫を可愛がってはダメだと思っている。
人の気配を感じたらさっさと逃げる。
それが少しでも無事に生き抜く秘訣なのだ、残念ながら。
但し、そういう風にして不妊去勢だけしてエサやりをしていたはずの野良猫たちを、私は別のセンチメンタリズムでもって再度苦労して保護し、次々とうちの子にしているんだ。
こんな苦労をする位だったら、どうしてあの時リリースしたんだろう?といつだって悔やんだ。
バカだな、私。
話をナメクジに戻すと、発見した巨大ナメクジは、専用のピンセットでつまんで公園の藪(こればっかり)にポイ。
あっちで生きて欲しい、頼むからこっちには戻って来ないで・・・と願いながら。
しかしもっと厄介なのが居たのだ。
しかも大量に。
今まさに生れたばかりという感じの、小さい虫がうじゃうじゃと土の中から出て来たところだった。
バラの鉢にも薬味ネギや春菊のプランター畑にもいたが、臭いコリアンダーのプランター畑に一番多くいた。
体長2ミリほどの小さな小さな虫だ。
最初、ハマキガの幼虫、もしくはハスモンヨトウの幼虫かな?と思ったけれど、ピンセットで摘んだ感触が毛虫や芋虫のように柔らかくなくて硬い。
身体は白っぽくて、身体には目立つ節があり、足は一杯あるし、触角もあるのが見える。
そして摘まむと丸くなる。
となると、ヤスデの幼虫だろうか?
こんなにも大量発生するものなのだろうか?
誰か教えて。
この虫は何?
そして私は初めて見るこの虫を、一体どうすれば良い?
このショック・・・次々とショックを受ける日々だな。
いや、新たな発見に満ちた日々とも言える。
新しい事に挑戦すると、必ず新たな発見があり、自分がいかにちっぽけで何も知らない人間であるかを思い知る。
そういう事なのだろうけれど。
だけどね…土作りをして苗を植えたばかりなんだよ、つい数日前に。
もう卵を産みつけてしまったの?私の大事な畑(と言ってもプランターだけどさ・・・)に。
それでどうしたかと言うと、ひたすらピンセットで摘まみ捕ったのだ。
ご苦労様としか言い様が無い。
けれど、そんな事では追いつかないだろう。
疲れた目にはなかなか見えない程、小さくて細くて透明なのがまだまだ出て来る。
捕っても捕っても捕り切れない位いるんだけど、どんどん捕る。
そしてまた別の虫・・・これこそ多分ハマキガの一種だろうが、シマトネリコの若い葉も食害され放題だ。
バラの葉はもう、小さなヨトウムシに食いつくされようとしている。
摘まもうとするとポトッと落ちて、まるで死んだふりをしているかのようだ。
ああ、これから私は虫との折り合いをどう付けたら良いのだろう。
兎に角、毎晩、虫チェックに出る覚悟はしているけれど、今年は虫とのお付き合いが本格的になってしまった事に、大袈裟でも何でもなく「愕然と」している。
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