ペリー
おかあさん、僕はね・・・
Nov. 7, 2011 |
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2011年11月7日 月曜日
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好天に歓喜する私と虫たち |
朝から快晴。
週の始まりがこんなに良いお天気だと、心も弾む。
若い頃は、お天気なんかどうでも良かったし、むしろ雲が低く垂れこめたようなキーンと冷たい空気のお天気の方が好きだと言うような天の邪鬼だったのに、今ではお天道様が出ると本当に嬉しい。
野良猫や鉢植えの為だけでもなく、年老いて来ると、お天道様の有り難味というものを素直に、いや、むしろ過剰に喜ばしく感じるのかも知れない。
しかしまあ、とても11月とは思えないような暖かさ・・・いや、昼間は暑いくらいで、ホットコーヒーなど飲むと身体の芯から熱くなってしまう。
かと言ってアイスコーヒーを飲む程ではない。
相撲取りではないのだ。
こんな暖かい日には、また虫がゾロゾロと出て来て大活躍するだろう。
家の中にも、タバコシバンムシがフワーッと飛んでいるのを見かける。
小さくて2ミリ程度しかない、ゴマ粒のような茶色い甲虫だ。
シバンムシは乾物を食い荒らす所謂「害虫」で、サッシの窓の隙間から幾らでも入って来てしまう事も知られている。
使いかけの乾物をビニール袋に入れて、輪ゴムで口を結わえた程度では、簡単に入り込んでしまう。
そもそも薄いビニール袋程度では、いずれ食い破ってしまうのだ。
姑が使い残して逝った乾物類は、未使用のものまで、全てこの虫に食われていた。
たとえば乾麺。
姑はスパゲッティも素麺も、未使用で元々の袋に入り、それを大きな缶に入れて棚の中に保管していたのだが、袋には目立った穴など見えないのに、麺には細かい穴が一杯開いて、まるで昔観た【トムとジェリー】に出て来る穴あきチーズのようになっていた。
捨てるのは勿体ないけれど、とても使えるものではなので捨てさせて戴いた。
それからキッチンでは粉類、干し椎茸、砂糖にも湧いていた。
それから色々と調べて、今ではシバンムシに関してはちょっししたオーソリティだと思う。
だって、シバンムシの恰好の棲家で、毎年果てしない戦いを繰り広げているのだから。
私自身は、使い掛けであろうと未使用であろうと、乾物は全て密閉容器に入れて保管している。
何たってストック間の私の事・・・母が生前にたくさん買い与えてくれた正規品の「タッパーウエア」や、いまや100均で幾らでも買えるプラスチックの保存容器が活躍している。
そして置き場を取る事と言ったらもう・・・。
シバンムシに関してはニュース番組の特集も見たけれど、とても室内への侵入を防げるものではないと観念した。
マンションの高層階ならば、ベランダに枯れた植物など置かない等の対処で、大分防げるだろう。
でも、一戸建てでしかもこんな山の中であれば、我が家だけの問題ではない。
外に幾らでも居るものが、必死で家の中に入り込むのだ。
今日のような暖かい日には、もうそろそろ甲虫の形をして飛び回る成虫は死に絶えたかと思っていたのに、またフワーッと飛んで出る。
飛んでいるのを素早く握り捕ろうとしても、照明の光と部屋の背景との按配ですぐに見失ってしまう。
どこかに止まった時には、じっとしている。
一旦羽を固い羽の下に仕舞ってしまう甲虫類だけに、直ぐには飛び上がれない悲しさよ。
急ぎ、指の先にくっ付けて捕る。
このシバンムシ、白い物や光るものが好きなようだというのが、私のここ20年近く観察した結果である。
実はこの家に車では、こんな虫は知らなかった。
都心のマンション暮らしが多かったせいか。
他にもう一種類、小さな害虫・・・その名も「カツオブシムシ」のしつこい存在にも悩まされているのだけれど、それはまた次回にする。
何度も書いたカツオちゃんの話だけど、また書かずにはいられない。
そもそも長過ぎるよ、話の「マクラ」のつもりの話題が・・・。
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レジ係の言葉づかいに思う日本文化の崩壊・・・と言ったら大袈裟だが |
何度も同じ事を書くようだけど、12年も日記を書いていると、その間には繰り返し同じ事も感じるし、また書きたくなる心境になる事もあるので、そこは止むを得ないと割り切ろう。
何の事かと言うと、店で買い物をした時の店員の言葉づかいに関して感じる事だ。
支払いの時に必ず言われる。
レジ係「**円ちょうどお預かりします」
私「預かるって事は返してくれる訳?」←もちろん言わない。
レジ係「レシートのお返しです」
私「レシートなんかお預けしていませんけど」←もちろん言わないけど、心の中では毎回呟いている。
ファストフード店で注文すると、テイクアウトするのか店内で食べて行くのか聞かれる。
レジ係「お召し上がりでしょうか?」
私「いや、食べずに飾っておきます」←もちろん言わないけど、言いい気持ちになる。
せめて「こちらで」と一言添えて欲しい。忙しくとも、たったの4文字、ほんの1秒で済むのだ。
こういう細かい事にこだわるのはいかにも意地悪婆さんのようで気が引けるけれど、母国語を少しだけ気をつけてちゃんと話す事は、とても大事な事ではないかと思うのだ。
それは気持ちの良いものだし、どうせ型通りにやるのであれば尚の事、綺麗な日本語でやろうよ。
若い人ばかりじゃない、いい歳をしたオバサンでも同じなのだ。
文法通りではない崩れた言葉を使う時があっても良い。
その方が、雰囲気も心情も良く表してくれる場合もあるのだ。
実際、私だってその時々で色んな喋り方をするし、面白がって流行り言葉や間違った表現をわざわざ使う事もある。
とても人様には聞かせられない、うちだけで通用する喋り方だってある。
だから「いまどきの若いモンは・・・」と言う気などさらさらない。
歳には関係ないのだ、私がこだわっている部分は。
プロが心掛けるべきTPOとでも言えば良いかな。
少なくとも、レジ係はスーパーやコンビニ、ファストフード店で客が接する極めて僅かな店側の人間である。
それは店の代表と言っても大袈裟ではない存在となってしまうものなのだ。
だとしたら、感じの良い態度と綺麗な言葉遣いで対応する事は、店の印象をグッと良くするはずだ。
そんな事はどうでも良いから、品質の良い商品を安く提供してくれさえすれば、それだけで良い・・・と思う人もいるかも知れないけれど、そういう人を基準にしていたは、日本人が本来持っていた心のこもった(ように見える)「おもてなしの精神」はどんどん失われてしまうだろう。
だから、そういう人は敢えて口をつぐんでいて戴きたい。
伝統的な文化なんか、壊れてしまうのは簡単であっという間だ。
だけど、育み伝えて行くには、かなりの努力が要る。
その努力を放棄してしまっては、日本人の持っていたはずの誠実さや思いやりの心は、ますます失われて行くだろう。
顔は似ていても、どこかの国の接客態度とは全然違う、日本ならではの接客精神は、是非、守られて欲しいと心から願う。
一旦壊れてしまった文化や精神を再構築しようとしたら、多分100年は必要だろう。
でも、もう壊れてしまったかな。
この先100年は見届けられないけれど、10年先までは口うるさく言い続けようと思う。
社会を構成する大人の一因としての責任だと思うから。 |
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ペリー
悪さをしたいんです
Nov. 7, 2011 |
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ペリー
あ〜、また怒られた
Nov. 7, 2011 |
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公園の木を剪定してくれたお陰で、本当に陽が良く入るようになった我が家の庭。
これで、しおたれ掛けたビオラも息を吹き返すだろうか。
陽が射さないと茎が細長く伸びてしまって、全体的によわよわしい株になってしまう。そして水遣りしただけでも株がヘタレて、終いには萎れてしまう。
そもそも10月に求めたビオラやパンジーの苗は弱いんだろうな。
しまった。もっと充分寒くなってからにすれば良かったんだ。
マリーゴールドが町のそこかしこで見事に咲いていて、夏の花だとばかり思っていたけれど、今が盛りらしい。
我が家でもまだまだ咲き続けてくれそうだ。
先日、このマリーゴールドが如何に凄い効果のある植物であるかのTV番組をやっていた。
土中の線虫を殺す化学物質を出すそうなのだ。葉にも茎にも花にもその効果はあって、大根を作ろうとする畑に植えていたマリーゴールドを、そのままトラクターで土に混ぜ込むようにして耕していた。
そう言われてみると、何となく薬効のありそうな強い香りがするのだが、この香りをナメクジは好むとも言う。
なるほど、梅雨の前に植えたマリーゴールドは、ナメクジにほぼ全滅させられてしまったっけ。
何たってナメクジ天国、ヤスデ・ダンゴムシ王国だからな、我が家の庭ときたら。
ついでに今年はカマキリもジョロウグモも大量発生していたけれど、やはり生き抜く事は相当に厳しいらしく、いつしか数が激減していた。
今はもう大きなジョロウグモが大きな巣を掛けているのが2つ3つと、すっかり動きの鈍くなった大きなカマキリが数匹見られるだけだ。
春にはあんなに小さかったカマキリが、ここまで大きくなったかと思うと感無量だが、今頃の季節には繁殖も終えて死に絶えてしまうのだ。
来年の春、また小カマキリがうじゃうじゃと生まれてくれると嬉しい。
しかしナメクジはご免こうむる。
今夜はもう遅いので、明日の晩にはナメクジ・トラップとしてビールを置いてみようかな?
朝になって見るとナメクジが一杯溺れているという話を良く聞くから、一度試してみたいと思っていたんだ。
でも、いつもすっかり忘れてビールを飲み干してしまっていたので、ついぞ試した事が無かった。
何も飲み残しである必要は無くて、その為だけに缶を開けても良いのだけれど、ナメクジなんぞの為に高いビールを使うのはいかにも口惜しい。 |
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ブタ健在
Nov. 7, 2011 |
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吊り鉢
Nov. 7, 2011 |
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マリーゴールド
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カマキリは黄昏て
Nov. 7, 2011 |
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カメは健在
Nov. 7, 2011 |
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なんとかレタス
Nov. 7, 2011 |
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