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マーゴ

ママ、病院行って来たの?

Nov. 15, 2011
マーゴ
2011年11月15日 火曜日


この寒いのに、7時前に着いても病院の受付順位は7番目、しかも割り込みがあって9番目になってしまったというせこい腹立ち

寒い。

北風で散った玄関前の庭木の枯葉が、私達に「早く掃除しろ」と言っている。

いや、言っているのは私の良心だ。



しかも、枝の剪定をし損っているうちにどんどん伸び、大きく道に張り出した枝が落ち葉を大量に撒き散らかしている。

それだけならまだしも、逞しい枝々が電線の引き込み線をも脅かしているのだ。

電線と一口に言っても東電の電気の引きこみ線と電話の光ファイバーの引き込み線とがあって、そのどちらもが脅かされている。

それ位、枝葉縦横無尽に好き放題に伸びて、細い電線なんかカットしてくれようぞ・・・という勢いだ。



電線たちがどれだけ丈夫なのか知らないけれど、このままではまずいよ・・・とこうちゃんがしきりに言うので、年内には剪定をしようと思う。






今にして思うと、やっぱりマンション暮らしは楽だったなあ・・・と思う。

一戸建ては、その管理が本当に大変。

マンションの管理費って、なるほど必要な経費なのだと納得した。




今日は私の通院日なので、早朝には庭と道路の掃除は出来なかったけれど、午後の腹ごなしに少しやっておく。

毎日やってもやっても散らかる落ち葉・・・かと言って短気を起こして木を切ってしまうような事も出来ないし。

毎日の心掛けとして、やらねばならない事なのだと諦めるしかない。







それにしても、相変わらず病院は待たされる時間が長い。

おまけに今日は総合受付待ちの時に2人もとぼけて割り込みやがって、ムカムカしてつい受付の女の子に「もっとどうにかなりませんか?」とクレームを言うが、職員が来るのが7時半なので、その前に起きる事に関してはどうにもならないのだと言われる。



年寄りが多いから、時々「ルール無用」となってしまう。

そこがどうにも苛々する。

何の為に4時前から起きて、少しでも早く到着するようにしているのか。


【ブレード・ランナー ファィナルカット】を観る

BSで映画【プレードランナー】を観る。

毎度言うようだが、これも一体何度目だろうか。

何たって30年も前の映画だもの。


原題
Blade Runne

製作年 1982年

製作国 アメリカ

監督
リドリー・スコット

脚本
ハンプトン・ファンチャー
デイヴィッド・ピープルズ

原作 フィリップ・K・ディック
【アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
Do androids dream of electric sheep?】

撮影 ジョーダン・クローネンウェス
音楽 ヴァンゲリス



キャスト(役名)
ハリソン・フォード (Deckard)
ルトガー・ハウアー (Batty)
ショーン・ヤング (Rachael)
エドワード・ジェームズ・オルモス (Gaff)
ダリル・ハンナ (Pris)


個人的には30年も前の映画であるとは思えないのだが、ハリソン・フォードがとても若いので、それで時間の経過を感じる。

しかし古さを感じさせない美しい映像に加え、時を超越した人間の心をえぐる普遍的なテーマは、相変わらず観る者の心をガッチリと捉える。



美しい映像と言っても映し出されているものは全編にわたり限りなく暗く、どこもかしこも荒廃し、その世界は混沌とした猥雑な風景ばかりだ。

にもかかわらず、監督のリドリー・スコット作品に特有の色と雰囲気、ごだわり抜いた美意識が最初から最後まで満ち満ちている。

それは【エイリアン】然り、【ブラック・レイン】然り、【グラディエイター】然り。




ストーリーは周知の通り・・・しかし色んなバージョンがある作品で、少しずつ内容が違うらしい。

幸か不幸か私は随分と久し振りで観た為、細部に至るまで覚えておらず、今回は改めてじっくり楽しめた。





しかし最後まで観て一番印象に残ったのは、そのSF性でもなければ、手強い人造人間「レプリカント」をたち抹殺する捜査官「ブレードランナー」を演じるハリソン・フォードのアクションでも、彼と美しいレプリカント「レイチェル」との恋の行方でもない。

それは最強の敵として登場するレプリカント「バティ」が持つようになった、人間よりも人間らしい「心」である。



次々とデッカートに抹殺されて行く仲間の死を悲しむ心。

感じ易く傷つき易い心。

或いは自分たちの残り時間がどれだけなのかか゜解らないまま生きている不安や、自分たちを利用だけして決して救済を考えていない、それどころか都合が悪くなれば抹殺しか考えていない人間たちへの激しい怒りの心。

そして短い時間に芽生えたとしか思えない目の前の敵をも赦す心。



こうした心は、この世界の自分本位な人間たちが既に失ってしまった心でもあった。





「バティ」を演じるルトガー・ハウアーの際だった個性と恐ろしい雰囲気は、人間のような心が一切感じられないまま描かれても少しもおかしくないのに、彼の中に見える前述の豊かな「人間性」は、観る者の胸を打つ。


バティの死の場面では、映画【ターミネーター】で自ら溶鉱炉に沈んで行ったターミネーターを観ている時のような、そういう切なさ・悲しさがいつまでも消えなかった。

そして「バディ」の死は、私達人間の罪深さ、心の醜さを強く自覚させる。







今回のバージョンは「ファィナルカット」という事で、これまでのバージョンとどこがどう違うのか良く知らないけれど、このバージョンでのみ言えば、レプリカント捜査官「ブレードランナー」である「デッガード」(ハリソン・フォード)は、彼自身もレプリカントだったのか?という疑問がかなり確信となった。

それは、レプリカントのレイチェルと並んで暗闇に映るシーンで、デッカードの目もレイチェルと同じように赤く光っていた事。

レイチェルに、貴方は(レプリカントかどうかの)判定テストを受けた事があるの?と訊かれた事の不自然さ。

デッカードが見るユニコーンの夢、そして不思議そうにみつめる過去の家族の写真のシーン・・・等など、観終わった後でデッカードがレプリカントであったとすれば、その不自然さが必然と変わるのだ。

そう思わせずにはいられない要素が、きっと意図的に組み込まれているのがこの「ファィナルカット」なのではないかという気がする。





しかし、その疑問への答は用意されていない。

観る者の想像力と判断に委ねられて終わっているのだ。



私個人としては、デッカードもレプリカントであったという事の方が意外性も面白味も増し、サスペンス作品としての側面も強くなって、この映画の価値を高めると思うのだが、そこは人それぞれで意見も違う事だろう。






DVDを買っても良いな・・・と、久し振りでまた思った。

疲れていたけど、観て良かった。





それにしても、レイチェルを演じたショーン・ヤングの美しさは、この映画でこそ白眉であった。

「二百三高地」のような形に結いあげた髪をほどくシーンの横顔など、これほど美しい女優が近年いただろうか?と思う程に綺麗だ。

これがその髪をほどくシーン。

マツゲと眉、口元、鼻の形・・・全てが美しい。

そしてレプリカント「プリス」を演じたダリル・ハンナも、その持ち味を充分に発揮している。
連続してバック転をする、その流れるように綺麗な動きは、後の方でしている時も見逃せない。

最強のレプリカント「ロイ・バティ」を演じるルトガー・ハウアーの個性的な事

「プリス」の死を悲しむ「バティ」

壁を頭で破って出て来る、バティの怖ろしい強さ

恐ろしいばかりに強いのだが、弱い小さな命へのいたわりも見せるレプリカント「バティ」

そして自分の死の時を悟った切ないシーン

これがデッカードの目も光っていたシーン


ハリソン・フォードは、どの映画でも同じようだし、そんなに魅力的な俳優だとは思えないのだが、この作品はあくまでルトガー・ハウアーの強烈な個性と鋼の如き肉体の美しさ、そしてショーン・ヤングのアンナ・カレーニナのような美しさ、ダリル・ハンナの鍛え上げられたのびのびとしなやかな肉体・・・そういうものは必見だ。




それから何と言っても印象に残ったのは、レプリカントの製作にも関わっていた男の家に居た、彼が自作した数あるオモチャ(人工生命体)のうちのひとつで、事の次第をずっと黙って見ていたこのミミズク。



ミミズクは大好きなものだから、こんなのがうちにも欲しいと思った。






【ブレードランナー】は、やっぱり最高だった。
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