ゴマ
ここ、眩しいけど・・・
Dec. 4, 2011 |
|
2011年12月4日 日曜日
|
お日様、大好きですからずっと留まって居て下さい |
やっと晴れた。
そして暖かい一日だった。
お日様、出て来てくれて有り難う。
庭の草木を点検するが、さほど酷く雨の影響を受けてはいないようだ。
マリーゴールドの花は盛りを過ぎたものが幾分しおたれていて、汚くなっていたのをカットした程度で済んだ。
キンセンカの花も、開き切っていたものがごそっと散っていたけれど、蕾も茎も元気だ。
プランター菜園の春菊やコリアンダーは、葉をたくさん茂らせて元気そのもの。
落葉広葉樹の鉢ものは、葉っぱが殆ど黄色くなっていて落ちるのを待つだけのものと、まだ緑のものとに分かれた。
心配なのはモミノキで、枝先の若い葉が黄色くなって、触るとホロホロと落ちてしまう。
水をやり過ぎたのだろうか。
暖かい地方では難しいらしいけれど、夏を無事に越したというのに・・・。
パンジーやビオラは寒さや雨、雪に強くて有り難い。
但しすっかり茎が伸びてしまっていて、春になって「もうおしまい」という時のような感じになっている。今年はいつまでも暖かかったので、少し早くに植え過ぎたのだろう。
様子を見て思い切った剪定をするか、植え替えになるかも知れない。
公園の桜の葉は綺麗な赤に色づき、殆どが落ちて残り僅かだ。
玄関先の小さな庭の広葉樹も大分葉を落とし、毎日掃き掃除が大変。
風で他所様のお宅の前の道まで散り広がって行った落ち葉まで掃除するので、3軒分位、道の掃除をする事になる。
二人でしなければとても終わらない。
親元を出て以来、あちこちを転々として来たけれど、去年あたりから漸くここに根を下ろす覚悟が出来た。
途端に、庭や家の周囲の管理に気持ちが行くようになった。
父が死に、母が死に、元々あまり帰省する事など無かったものの、心の中の故郷と縁が無くなった。
妹はこれからもずっと居てくれるけれど、妹と私とでは、父母との関係に於いては並列だ。
だから縦の繋がりというものは無くなってしまって、臍の緒がすっかり切れたような気分になる。
今では妹の存在への精神的依存が強くなってしまい、それは妹への依存とは違うから何をして貰うでもないのだが、居なくなってしまう事だけ無ければそれで良い。
電話で毎日話をしていると、相変わらず小さい時のままの妹のイメージで、こんな小さな妹が家を建て替えるだなんて大それた事を自力で出来るとは不思議でならない。
パパもあの世で驚いているよ、きっと。
実際には小さくも何ともないし(むしろ背はとても大きい)、働いてコンスタントに稼ぎもあるのだから、不思議でも何ともないのは解っているのに。
|
おすまししている美人の妹も、昔は怪獣だった |
妹との電話では、特に何を話すでもない。
そんなに連絡事項も無いのだから、くだらない話が殆どだ。
「お姉ちゃんは最近、陸上部が練習前にするようなストレッチを、1時間おきに仕事中断してやってるんさ」
「じゃあオリンピックには間に合いそう?」
「勿論だよ、ロンドンまで泳いで行っちゃうよ」
「お姉ちゃん、泳ぐの得意だもんね」
「そうだよ、ホントは泳ぎが一番得意なんだから」(嘘です、私は水に入るのが一番嫌いで苦手です)
「カッパと呼ばれたお姉ちゃんだもんね」
「そうさ、北極経由で泳いで行っちゃうよ」
「じゃあ、強化合宿にも参加しなくちゃ」
「そんなの参加しなくてもOKだって」
「連絡が来たん?」
「来たさ〜電話が、”もしもし、お姉ちゃんですか?”って」
「ところでさ〜リフォーム後のトイレは汲み取りなんかい?」
「当たり前だよ、トイレと言えば汲み取りに決まってるよ」(これもただのジョークです)
「お風呂は薪で焚くん?」
「そうだよ、水は井戸から汲むんだよ」
「ところで、”スタイリー”は今度はどこに置くの?」
「お教室に決まってるよ、元々あそこにあったんだから」(母はかつて料理を教えていて、父が母の為にお教室を建ててやっていました)
「そうだよね、”スタイリー”は絶対に欠かせないよね、昼寝も出来るし」
「目覚めるとV字に畳まれているんさ」
「そうだよ、寝た時には平らだったのに、温室みたいに暑いお教室で”スタイリー”の上で寝たら、汗びっしょりで目が覚めると身体がギュウギュウに折り畳まれてたんだよ、拷問みたいだったよ」
勿論、もう”スタイリー”なんかありゃしない。私が大学生の頃のエピソードなんだから。
妹との話は尽きない。
妹と一緒の生活には、父も母も居て、何にも不自由なく、世の中の事を知らず、喧嘩したり仲良ししたり・・・独り暮らしになった時に一番辛かったのは、妹と寝られない事だった。
私達はダブルベッドでいつも双子の猫のように抱き合って寝ていた。
眠っていても、私が寝返りを打つと妹も付いて来るように一緒に寝返りを打ち、私達は常に2本のスプーンを重ねるようにピッタリとくっ付いて寝ていたんだから。
あんな風に眠っていてもシンクロ出来る相手は、他に居る筈が無い。
少なくとも男には居ないだろう。
言動にデリカシーのあるこうちゃんだって、眠ってしまうと暴れん坊の子供のようになってしまう。
そもそも大きくてゴツゴツしていて、ピッタリ寄り添って寝ても気持ち良くない。
独り寝に慣れるまで、随分時間が掛ったんだよ、お姉やんは。
妹は本当に小さかったんだ。
3月28日生まれだから同学年の子たちと比べても一番小さくて、ネズミ年だけあってネズミのように小さかった。
そしてとても可愛い顔をしていた。
表情にも態度にも愛嬌があって、性格的も素直だから、無愛想で素直じゃないお姉ちゃんと比べて誰からも愛された。
妹が1歳になるかならないかの赤ん坊の頃、私の大事な市松人形の髪の毛をみんな毟り取ってしまった。
市松さんは身長50センチ位の大きいのがひとつ、それから10センチくらいの小さいのが5〜6個あった。
大きいのは普段はあまり触らずに飾ってあるので、小さい方を「市松さんの赤ちゃん」と呼んで、私はとても大切にしながら遊んでいた。
お祖母ちゃんに着替えの着物や掛け布団と敷き布団を作って貰って、仕舞う時にはちゃんと全員をお布団に寝せて箱に入れていた。
なのに妹は可愛い顔をした怪獣だったので、ある日私が気付いた時には、小さい市松さん達は全員ツンツルテンの丸ハゲになっていたんだ。
勿論、私は物凄いショックを受けて、まだ言葉を解さない妹をなじったと思う。
4歳になるかならないかの私にはそうしないではいられなかったと思うのだが、お祖母ちゃんが私をきつくなだめ、妹は無罪放免であった。
その時の、日当たりの良い勝手口の廊下での光景を覚えている。
その後、もの心ついてからの妹は怪獣をやめ、お姉ちゃんの捨てた「小学館のぴっきぃちゃん」というサルのゴム人形まで大切にとっておくような、心優しい(?)少女に変身した。
|
|
|
|
ゴマ
ポカポカなのよ
Dec. 4, 2011 |
|
ゴマ
もう寝るんだから・・・
Dec. 4, 2011 |
|
ゴマ
邪魔しないでよ
Dec. 4, 2011 |
|
|
たみちゃん一家、絶賛里親募集中!クリックして記事を見てね! |
|
|
五郎蔵さんとおまさちゃん、絶賛里親募集中!クリックして記事を見てね! |
|
これ、私のお気に入り。Amazon で送料無料です。
マリーシャープス
ハバネロソース
FIERYHOT(大辛)
148ml
価格:¥541
通常配送無料 |
マリーシャープス
ハバネロソース
BEWARE(激辛)
148ml
価格:¥655
通常配送無料 |
マリーシャープス
ハバネロソース
HOT(中辛)
148ml
価格:¥541
通常配送無料 |
マリーシャープス
ハバネロソー
GREEN
148ml
価格:¥546
通常配送無料 |
|
|
|
前日の「猫雑記」へ |
|
翌日の「猫雑記」へ |
|
|
|
|