アンダ
真面目なアンちゃんだよ
Mar. 12, 2012 |
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2012年3月12日 月曜日
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野鳥の水飲み場に氷が張り、昨年の春を想う |
春が来たような気になって油断していると裏切られる。
今朝はまたしても野鳥の飲み水が凍る程寒かった。
明日も明後日も同じくらい寒いらしい。
私達なんかエサやりの時だけ寒い思いをすれば済むだけで、あとはぬくぬくと暖房の効いた室内で過ごしているのだ。
ずーっと外に居る生きものたちの寒さを思うと、申し訳なくやりきれない。
今与えられているこの恵まれた状況は、決して当たり前の事ではない。
これはたまたま巡り合わせがこうなっているだけで、ちょっと何かの手違いやタイミングのズレ、天の采配が違っていれば、私だってあの寒空に凍え、飢えていてもおかしくないのだ。
だから、この与えられた状況に感謝しよう。
漠然と感謝しているだけじゃダメだ。
自分に出来る事でお返しして行かねば。
飢えて死んで行く野良猫やシロクマ、タヌキ、人の手で当然のように殺されて行くアライグマやハクビシン、猟友会の連中に撃ち殺されるシカや熊、栄養失調で疥癬が酷くなり歩く事もままならず死んで行くサバンナのチータの子供、そして私達に食べられる為に殺されていく豚や牛・・・
全てを解決する事は、私には出来っこない。
堂々巡りだけど、出来る事で罪滅ぼしをし、手を差し伸べるしかない。
たまたまそれが私の場合、身近にいた野良猫だったのだろうと思う。
だけど、それだって理屈が先に存在していた訳じゃない。
見てしまって、悩んだけれど手を出さずにいられなくて、どんどん深みにはまってしまって、そんな年月が過ぎた中で想うだけの事。
理屈だけだったら、ただの戯言なんだ、私にとっては。
理屈を考えない事が一番だと思う事もある。
何も理屈をひねらず、大切なもの(家族や自分だけではなく、もう少しだけ広義なものも含め)を守る為に良いと感じる事を黙々と淡々としていれば、人生なんてそれで良いのだと。
そこには整合性だって必要無いのかも知れない。
未分化のままで、どこが悪いのかと思う。
何でもかんでも体系的に観念を整理する事にかまけていたら、行動が伴わない事が多くなる。
批評家にならず、哲学者にならず、私は愛するものを守る生活者であらねば。
理屈を考えている間があったら、ご飯を作り、ご飯を手に入れる為の仕事をし、手を動かして掃除・洗濯をし、家族に求められる「母」でありたい。
あ、それからエサやりね。
勿論避妊もするよ~。
そう言えば、去年の春もいつまでも寒かったな。
被災地の人達は勿論、福島第二原発の事故のせいで電力不足が懸念されるとやらで節電が強いられた雰囲気の中、または計画停電の中、お年寄りには厳しい春だっただろうと改めて思う。
亡き母も、湯たんぽを作って準備万端整えて計画停電に対処していたようだが、いざ停電中はさぞ寒かっただろう。
布団の中や炬燵に入ってじっとしていたようだから、その事が或いは悪影響を及ぼしたのかも知れない。
母は私のような不節制の人間とは違った。
酒も煙草もやらず、早寝早起き、栄養バランスの良いものを小し食べるよう心掛け、身体に良いと言われるものは積極的に取り入れる貪欲さもあった。
毎日手作のりヨーグルトにきな粉を入れて食べ、玄米ご飯や酢、無濾過のオリーブオイルを摂っていた。
父が亡くなった後も料理をマメにして、趣味や友人も多く、いつも私達姉妹を気遣い、生きる喜びや張り合いを持って前向きに明るく生きている人だった。
人の運命や寿命など計り知れないのだけれど、それにしても突然死なんかするはずじゃなかった。
未練がましい事は言いたくないけれど、母に死をもたらしたものが憎い。
去年のあの計画停電とは一体何だったのだろう。
原発の必要性を私達に納得させる為の「計画」停電か。
「東電」という抽象的なものを恨むのは虚しい。
もっと具体的な悪、つまりその「東電」をこれまでの、そして今の「東電」たらしめている人達がいるはずなのだ。
その人達をそんな風にあらしめている政治の思惑も、きっとあったはずなのだ。
原発は国策だったのだから。
こんなに日本中に迷惑を掛け、現実的な不安と危険に陥らせているというのに、何故、原発をなくせないのか、国としてなくそうとしないのか、私には解らない。 |
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ゴマ
あの娘が真面目ですって?
Mar. 12, 2012 |
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ジャム
んな訳ないじゃん
Mar. 12, 2012 |
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アンダ
アンちゃんは信用されてない
Mar. 12, 2012 |
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