チャイ
僕に振り向いて欲しいの?
Apr. 3, 2012 |
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2012年4月3日 火曜日
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春の嵐ふたたび、そして思う事いろいろ |
朝は晴れていた。
やがて次第に曇って行き、風が出て来る。
午後3時にもならないうちに、更に強い風と共に雨が降り始めた。
だけどそれはまだ序の口で、風はどんどん激しくなり、1間の奥行きと屋根のあるベランダの窓にも雨は激しく吹きつけるようになった。
時折、突風が吹いて、その風が当たる「ドン」という音と共に家が揺れる。
つい数日前の嵐よりね更に激しかった。
殆ど台風のよう。
そんな嵐の日でも、雨があり出す前は、公園で子供たちが遊んでいた。
子供はパワフルだなあ。
だけど感心ばかりしてはいられない。
サッカーボールを蹴って、立ち入りしてはいけないとされている場所にまで入り込んでいる。
5歳位だろうか・・・女の子もいて、なかなか元気がよろしい。
母親たちも3人ほど付いて来て居て、ベンチでお喋りに興じている。
そろそろ注意する潮時かな・・・という事で、桜の木の根元を荒らさないで欲しいと話をしに行った。
「ああ、そうですか」と不満そうな母親。
そして案の定、子供たちにこう叫んだ。
「ここでボールはダメなんだってさ!」
ああ、もう、絵に描いたような展開。
何なんだ、その言い方は。
それで子供が納得するのか。
そもそも、こちらはそんな風に言っちゃいないだろう。
しかし子供の方が親より上手(うわて)だった。
一人の女の子が大声で言う。
「やっぱりボールはダメって書いてあるもん」
解っていながらやっていたのだ。
それで次に始めた遊びは何だと思う?
泥棒ごっこ。
警察に電話するなどと言っている。
恐れ入りました。
ここは狭くて、ボール遊び出来るような公園ではない。
一応、禁止されているのは野球とサッカー、花火、バイクの乗り入れ等なのだが、親子連れのバドミントンなどは、まあさほど危険ではないし、騒がしくてもそれは大目に見られる。
自転車を乗り回している中学生なんか居ると、ちょっとそれはなあ・・・と感じる。
一体、何がいけなくて何がOKかという基準は、その遊びの種類ではなくて、本来は危険や迷惑の程度問題であるはずなんだ。
サッカーはダメでもドッジボールはOKかと言うと、これだって大勢で狭い広場を占領し、立ち入り禁止区域まで使ってワーワーギャーギャーと中学生がやっていたら、それはもう注意の対象じゃないかな。
いつぞやは、中学の先生だという隣人が、教え子を桜の季節(ちょうど春休みだった)に10数人呼んで半日もドッジボールして騒いでいたので、気が進まないけれど後で苦言を呈した。
流石にこれはマズいかなあ・・・とは思ったんですよねぇ・・・等と言っていたが、思ったのであればやめさせるのが教師ではないのか。
先日もピクニックに来ている親子連れが7組くらい居て、それはそれは騒がしかった。
お弁当を食べ終えても母親たちは大声でお喋りしているから、子供たちは飽きて公園を走り回り始めた。
そして立ち入り禁止の場所にもどんどん入って行く。
この時も、気が進まないけれど注意したのだ。
綺麗な桜が毎年見たい、だけど桜の木を守ろうとはしない。
そんなの矛盾しているじゃないか。
みんなで大切にしようよ、みんなの桜を。
自らも常識が無く、従って自分の子供にも常識を教えられない母親たちもいるという事か。
日本の未来を背負ってくれる子供を産み育てている母親に対しては、私も一種の敬意を払う。
だけどね、もう少し社会の常識や公徳心というものを母親からして学ばないといけないよね。
子育てしていたら少し位の非常識は許されると思ったら大間違い。
いや、解っていないんだろうな、何が他人の迷惑になり、子供をどう躾ければ良いのかという事が。
解っていてあれだったら、もう最悪だもの。
そもそも住宅に隣接している公園で、あんな大声で騒々しくする事自体、慎むべきだ。
慎みに欠ける母親たちの子供は、慎みなんてものを身につけられるのだろうか。
あんまりにもうるさくて、野良猫も野鳥もエサを食べに来なかった。
子供はどうしてああも叫ぶのだろう。
私も子供時代は大声で叫んでいたのだろうか。
そもそも私は外で遊ばない子供だったのだけれど、出先でグズッて泣き喚いたりはしない子供だったと母は言っていた。
但し、家では我儘を言い、聞き分け無い事もあった。
だって、私はいつも何かに焦れている子供だったから。
いつも自分を持て余していて、そんな私を大人達も持て余していたのだと思う。
子供らしい可愛げが無い・・・いつもそう言われていたんだ、私ってば。
しかし母は容赦なかったね。
むずがる私を柱に縛り付けて、そのまま外出してしまった。
私がぎゃーぎゃー泣いていると、それは夏の事でもあり、窓も玄関も開け放してある駅前通りに面した昔の商家の造りだから、向いの店からも丸見え・丸聞こえ。
聞きつけた向いの店の奥さんが助けに来てくれたのだ。
縛られていたヒモ(着物の腰紐が一杯あったからね)を解いて、優しく慰めてくれた向いの奥さんは、離婚してどこかへ行ってしまった。
後添えに来た女性は気が強くて怖かったね。
そう言えば、その後妻さんの産んだ子供たちを、私は随分と子守りしたんだ。
昔の子供(私の事である)は、小学生なのに偉かったね、人んちの子供のお守りまでして。
兎も角、あれ以来(柱に縛り付けられて以来)、うちの母親に対しては泣いたって無駄だと解ったんじゃなかったかな。
そして私は、泣いたり甘えたりしない子供になった。
なるほど、子供らしい可愛げが無いと、大人になってみると子供だった自分を客観的にそう感じる。
でも仕方ないじゃん。
何も要因が無くて可愛げのない子供は出来上がらないものよ。
大人達の作品なのよ、ある程度の年齢までは。
うん。
春の嵐は想像以上に激しく、長く吹き荒れて去って行き、そして夜が更けると月まで出る程に空は晴れた。
はて、庭の鉢植えたちは無事だろうか。
野良猫は、ヒヨドリは、オナガは、ツグミは、ハクビシンは、無事に嵐をやり過ごしただろうか。
ガーデンテーブルの上のブタとゾウのオブジェも、またしても雨風にさらされて可哀相だったね。
明日は晴れる予報だから、良く陽を浴びようね。 |
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